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recommuni四方山話

カテゴリー「読書」

2007年 08月 10日

お気に入りブログ [読書]

あんまり人のブログ読むの得意じゃないんだけど、そんなボクも最近は必ずチェックしているブログが3つあるんで、ご紹介。みんなにも読んでもらいたい。

(1) はもちろん、このrecommuniで読めるXNOXこと楠均君の日記

http://recommuni.jp/home/news.php?C=3691

ともかくこの人の文章の軽妙さには脱帽。あまたの小説家、エッセイストを含めても、ボクはこの人の文章がいちばん好きかもしれない。

(2) ウクレレ兄さん・角森隆浩の日記「オゲレツ365日」

http://tsunomori.seesaa.net/

思えば、ここ(recommuni)の常連?さんのドラさんやイケさんに薦められてライブを観た角森君だが、それ以来すっかり気に入ってしまい、気がついたら今レコーディングのお手伝いなんかしている。

この人の文章もぶっとんでて最高におもろい。

これで実物は、ネコの群れの中から特におとなしそうなのを選んで借りてきたくらい、腰の低いやさしい人なんだからさらにおもろい。

でも、なんで「借りてきたネコのようにおとなしい」なんて言うんだろ?借りてきたネコってそんなにおとなしいか?

(3) 友人の「おやじ小説家」のサスペンス小説

http://blog.livedoor.jp/oyajishousetsuka/archives/51009433.html

こないだ恵比寿の音楽バーで偶然、久しぶりに会ったこの友人に「ブログで小説書いてるから読んで!」と言われて、後で送られてきたURLにアクセスして読み始めたら、これが面白いのなんの。

こちらは文章と言うよりは、テーマとストーリーと構成がすばらしい。

本になっても売れるんじゃないかと思う。

携帯でも読めるよ。今まだ全然途中なので、これからどうなるのか、ハラハラドキドキ。

じゃあね。

| Posted By 福 投稿日: 2007年8月10日 1時4分 更新日: 2007年8月10日 1時6分

コメント

あー、そいえばマン2の前あたりでふたりでモーレツに勧誘した記憶があります。
結局レコメンド書かなくてごめんなさいでした。

同じくここの常連のやっきさんとカフェミモに角森さんでたらどうする?って話していました。

楠さんのブログは私もダイスキです。
やっと7月までたどりついてヨカッタ。
by いけ - 2007年8月10日 1時30分
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2006年 04月 29日

批評 [読書]

今流通している「dictionary」の、天野祐吉さんと茂木健一郎さんの対談がおもしろい。

「批評」ということについて主に天野さんが語ってるんだけど、「作り手を育てる意識でやってる」「作り手は批評する人の10倍も20倍も考えて作ってるんだから、そういう作り手の苦労も想像もくぐりぬけないで、遠目で「くだらないや」なんて言ってる批評は、本当に何の役にも立たない」などなど、考えさせられた。

| Posted By 福 投稿日: 2006年4月29日 14時53分 更新日: 2006年4月29日 14時53分

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2006年 03月 03日

打撃の神髄 榎本喜八伝 [読書]

近頃、階段を上るのが好きになった。自分でも不思議、だって極力エスカレータを選び、エスカレータの右側を上るのもイヤ、ここまでエスカレータがあるのになんで最後のここはないのか、麻布十番みたいに地上に出るまで作っとけよ、なんて心の中でボヤいていた男が、今は永田町のあの長い階段もさして苦にならず、心地よく上ってるんだから。エスカレータがあっても人が多いようだとすぐ階段を選ぶ。鍛えようなんて思ってるワケじゃない。そういうのは気分的に重くなって続かない。

「打撃の神髄 榎本喜八伝」を読んでからだ、この劇的な変化は。榎本喜八は昭和30年代を代表するプロ野球選手。長嶋、王、張本なんかと同時期に活躍し、なんとイチローよりも早く1,000本安打を達成した打撃王なんだけど、あまり有名じゃないよね。ボクも物知り楠ちゃんから聞くまで知らなかった。そんな大打者なのになぜかと言うと、バッティングに人生を捧げるあまりちょっとおかしくなっちゃったんだな。それでなんか球界追放的な感じになってしまったらしい。

だけどこの本で記憶に残ったのは、榎本選手のすさまじい野球人生のことよりも、「足裏で地面を引き上げるような気持ちで『丹田』に気を集中して立つ」という、榎本さんが合気道から学んだ精神集中法、「太ももの前の筋肉ではなく、後ろの筋肉で進むようなイメージ」で走ったり歩いたりすると疲れないとか、「猫は高いところへ上るとき、腰からぐーっと持ち上がっていくようですばらしくムダのない動きをしている」とか、そんなような記述なんだ。

ということで、階段を上るときに「腰からぐーっと身体を持ち上げていくような」気持ちでやってみたら、これがすごく楽チンで、そればかりかなんか身体への刺激が気持ちいいー、と実感し、それ以来階段が好きになったというワケ。単純?

「打撃の神髄 榎本喜八伝」/松井浩:著/講談社/1,800円(税別)

2006.0303

| Posted By 福 投稿日: 2006年3月3日 23時29分 更新日: 2006年3月3日 23時48分

コメント

ナンバ歩き、というのがあります。あるというか、古来、日本人はこの歩き方、走り方だったらしいです。ぼくは山歩きを始めて、いかに疲れないように歩くかを知りたいと思って、行き着きました。
小学校とかで教えられた行進の歩き方、手と足を交互に振るというのは、明治以降に持ち込まれたそうです。江戸時代までは、日本人は手と足を一緒に振り出す歩き方、走り方をしていたそうです。武道はすべて、このナンバ歩きです。剣道や柔道の摺り足を思い浮かべるといいと思います。
山登りをすると、急坂を登る時は、自然に足と手が一緒に出ていくようになります。あるいは、重い荷物を持った時の歩き方。これがどうも自然な歩き方のようです。
ナンバ歩きについては、たくさんの本が出ています。これを取り入れた中学校だか高校だかのバスケットボールのチームが、急に強くなって全国大会へ出たり、という例もあります。
ダイエット目的なら、デュークなんとかのように、腰を大げさに振って歩くのもいいかもしれませんが、疲れずに長く一定のペースで歩くならこの歩き方に理がある気がします。
お試しあれ。
by 栗コロッケ - 2006年3月7日 0時41分
「ナンバ走り」についても少し書いてあったな。
詳しく説明しているサイトもあった↓
http://www.fnorio.com/0023nannba_running/nannba_running.htm

中国のマラソン・ウーマン、孫英傑はひょっとしてナンバ走り?!
by 福 - 2006年3月8日 21時23分
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