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朝からお洗濯後,卵雑炊を作って,老狼(LaoLang)の晴朗というアルバムの虎口脱臉というバラードを聴きながら食べる.結構丁寧に歌ってらっしゃいますね.
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知り合いと電話でお話ししていたら,近所に住んでいる92歳のおばあさまが早稲田文学の本間久雄さんのお嬢さんだという.島村抱月,坪内逍遙なんていう名前を久しぶりに思い出す.そういえば先日の”天保十二年のシェイクスピア”でも逍遙訳のハムレットの台詞を久しぶりに聞きましたね.
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この中でトルストイが評価するドンキホーテ.
大戦間時代にいろいろな方がドンキホーテについて書いていたのを思い出す.あの危機的な時代にドンキホーテについて書くことで過ぎゆくヨーロッパについて様々な思いが垣間見え,おそらく”ヨーロッパ文学”なる考え方も大まかにでも見えてくるのかもしれない.
そういえば,アンドレイ・タルコフスキーの「惑星ソラリス」で無重力状態の宇宙船の図書室で,宇宙飛行士とソラリスが作った幻影とのラブシーンでドンキホーテの本が空中を同じように遊泳していたのを思い出す.
92歳のおばあさまは健啖で,ボジョレーを今でもケースでもとめられるという.やはり,人一倍のエネルギーが優秀な学者の家系には流れているのだろう.
本間先生が好きだったという塩瀬のおまんじゅうが無性に食べたくなった.
昼過ぎ近藤先生から「成功の宣言文」文庫版が届く.
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