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限りなく、パンダネコ
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「コピーライターになりたい」なんて口に出して言った事なかったですよ、恥ずかしくて。
特に私みたいな80年代が青春だった世代にとっては。
TVをつければ、ちょっとサブカルな雑誌を開けば、糸井さんやら、林真理子さんやら、川崎徹さんやらがもてはやされてた時代で。
「芸能人になりたい」って、今で言うモーニング娘。だとか、ジャーニーズに入りたいっていうのと同義だと思ってましたから。
30もとうに過ぎて、宣伝会議のコピーライター講座に通って、また調子乗って宣伝会議賞にまで
応募するなんて、狂い咲きにもほどがあったのかもしれませんね。
みうらじゅんの青春ノイローゼですよ、まったく。
でもね、地元京都でかなりイヤ〜な目に遭ってた直後で、たまたま行った東京のとある地下鉄駅のホームで宣伝会議のチラシみつけた時は、
「これはきっとなにかのめぐり合わせだ!」
と思っちゃったんですよね。
ツイてない時ほど、ちょっとした事でも自分に都合よく解釈してしまうもんなんです、人間って。
東京旅行で、浮ついた気分だったのかもしれません。
で、講座に通ったら通ったで、中途半端に課題の
出来が良かったりするんですよ。
金のエンピツ4位だとか、合計で3本だとか。
こちとら、他の20代の連中と違って、80年代広告黄金期リアルで知ってますから。
「やっぱデキんじゃん!!」って、ウレシイ訳ですよ、正直。
クラスには、大手広告代理店のクリエイティブ部に配属されなかった連中だとか、文芸賞受賞者(芥川賞候補にもなってた)とかいる訳で。
そういう連中差し置いて!!!って天狗になりますよ、そりゃ。
それでなくても30過ぎで独身の彼氏ナシ、中小企業勤めの女なんて、そうそう褒められる機会ないですから。
ある種のカタルシスがあったんでしょうね。
でもね、そんな私みたいな連中が世の中にはゴマンといやがるんだな、って実感しましたよ。
なにしろ、応募総数20万通超えたらしいですからね。
年末ジャンボの当選確率とどっちが高いんでしょうね。
宣伝会議賞の一次審査、一本も通らず。
当然と言えば、当然。
しかし、淡いかすかな期待も敗れたって事で。
本屋で宣伝会議立ち読みで確認。
「♪チャン・チャン♪」
ってオチの音が聞こえました。確かに。
☆☆☆
猫のムクムク(12歳)の腎臓が悪いらしい。
一日中、階段か部屋の隅でうずくまってる。
職場では、私の06年昇給がないことが決定した。
しかも、倉庫で探しものしてるついでに、上司からあっさ〜りと通達。
「ウマイ仕事の手抜き方講座」か、「大した仕事が出来なくてもうまく立ち回る講座」があれば、ぜひ通いたいです。
自分にはそっちの才能は、コピーライターの才より欠けているようですので。
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