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蜩音楽帖

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    2009年06月02日

    習わぬ経を読めてもしょうがない。 

    6月になりました。

    いい加減真面目に職探しをせねば、と思いつつ、一日の大半をハコニワづくりに費やす毎日(グリユーザーにしか意味がわかりませんね)。

    観たいような観ないほうがタメのような、とずっと悩ましかった「チェイサー」。

    山下さんのレビューを今日読んで、ここ最近の私のだらけっぷりは自分自身でも目に余るものがあるし、ショック療法のつもりで観に行ってみるかな、と言う気になって、今週のレディスデーで行くか、と思い立ったのですが、このエリアでは3日前に終わっていました。

    映画の良し悪し、出来不出来の観点からではなく、かといって完全に好き嫌いの問題、とも言い切れないのですが、「もう二度と観ないぞ」と決めている映画がいくつかあります。とりあえずここでは「ベーゼ・モア」と「ナチュラル・ボーン・キラーズ」だけ挙げときます。

    それだったら「チェイサー」だって観なくてよかったじゃん、と言われるかもしれませんが、なにしろ観ていないのでなんともいえません。

    結局観なかった映画と言えば、もう一本、春に公開された「子供の情景」と言う映画があります。

    この映画のことは映画瓦版で初めて知りました。あの服部さんが、かなり感情的にレビューを書いていたのです。

    すぐに「子供の情景」の公式サイトで予告編を見てみました。とても愛らしい女の子が主人公で、キアロスタミとか運動靴と赤い金魚のような世界をイメージしてしまいます。

    もちろん題材が題材ですから、悲しい話であることは想像がつきますが、もし服部さんのレビューを読んでいなかったら、火垂るの墓みたいなカンジかな、と勝手に思い込んで、母でも誘って映画館へ足を運んだことでしょう。

    その服部さんのレビューがこれ↓です。

    http://www.eiga-kawaraban.com/09/09040302.html

    服部弘一郎さんの映画評を、私はとても信頼しています。

    信頼するようになったのは、彼がいいと書いていた映画を観たらホントに良かったから、ではなく、もう既に観た映画のレビューをいくつか読んでみたところ、私が漠然と、もやーんと思い抱いていた感覚を的確に表現してくれている部分があまりに多かったからです。

    その服部さんが、ここまで書いている。相当な覚悟が必要なんだな、と思ったら勇気が出ませんでした。

    映画に限らず音楽でもアートでも何でも、観ず聴かずしてどうこういうのはカッコ悪いことです。受け売りはケースバイケースで許されることもあるのかもしれませんが、できれば門前小僧にはなりたくありません。

    ただ、鑑賞するしないは個人の自由です。私はどちらを選択するかを誰に強要されたわけでなく、自分で観に行かない方を選んでしまいました。

    でも、やっぱり観に行っておけばよかったなぁ、と思っています。

    「愛のむきだし」で好き勝手言いたい放題させてもらった時のように、「子供の情景」についても書きたかったです。

    でもまだきっと、チャンスはあるよね。

    私はかつて、見逃した「父と暮らせば」を観るために有休を取って京都まで行ったら、京都シネマがその日臨時休館日だった!

    「ああ私、きっとこの映画とは縁が無いんだわ」としばらくヤサグレテおりましたが、その後岐阜県大垣市の「まちかど劇場」で上映され、無事鑑賞することができ、あの映画も私の宝物の一本となったのです。

    よし、あきらめないぞ!

    収拾がつかなくなってしまいましたので無理矢理終わらせてしまいますがその前に、服部さんだけ紹介して山下さんの方を紹介していませんでした。

    「帳場の山下さん、映画観てたら首が曲がっちゃいました」

    http://www.k2.dion.ne.jp/~yamasita/cinemaindex/

    山下さんのサイトも、かれこれ7、8年お世話になっています。

    | Posted By カナカナ 投稿日: 2009年6月2日 4時47分 更新日: 2009年6月2日 4時55分

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