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BGM日記のような独り言2009/1 | ||||||
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♪CAT STEVENS / MONA BONE JAKON
子供の頃、両親は共働きで小学生の頃からずっと鍵っ子だった。学校から帰宅すると誰も居ない部屋。当然直ぐに隣の公園に行って親が帰るまで友達と遊ぶ。時には友達が帰って暗くなっても親は帰って来ず、一人暗い公園で時間を潰す。家に帰って食事をしても、両親は喧嘩をしている事が多かった。時には父が母に対して暴力を振るっていた。いったい結婚して子供を育てる事っていうのは何なのだろうとずっと思っていた。放任主義という言葉は聞こえがいいけれど、自分は本当に必要な子供だったのだろうか?と子供ならがに思っていた。女性に対して暴力を振るう男には絶対なりたくないと子供ながらに誓った。そんな父親に対して抵抗できない自分も悲しかった。中学高校と進学させてもらったのは感謝すべきなんだけど、その後浪人1年のバイト生活、高校の時にずっとやっていたバイト代と浪人生活のバイト代で専門学校に行った。その後は社会人で誰のためにでもなく朝から晩まで働いた。途中転職しても、親はお前は今なんて会社に行ってるの?とか聞いて来た。そんな親も今は定年退職し、年金生活をしている。実家に居たら親と接する機会も多くなり、どう接していいかわからず、残業が無くても毎日どこかで時間を潰し、親が寝るまでは帰宅しない日々が続く。去年仕事を突然に退職し、一人暮らしを始めた。それでも親は何も言わなかった。髪形を変えて久々に実家に帰っても親は何も言わなかった。姉は一応一人いるけど、両親とは仲良しで、1対3の図式が出来上がっている。自分はずっと一人だし、これからもずっと一人なのかなーと思うと、自然に涙が出てきてしまう。好きな人だ出来ても、自分のものには出来ない自分が居るし、本当に自分って何なんだろうと思ってしまう。一生一人きりなのかな。周りがどんどん幸せになって、余計にどうして良いか解らない自分が居ることに気づく。でも俺は男だから。弱音なんか吐いては居られない。俺は男だから。
BGMはキャット・スティーブンス。この人は近年イスラム教徒になって、名前もエンダス・エムリンだったかに改名。詩的には変わっているかもしれないけど、音楽的には変わらない歌声を提供し続けている。こういう音楽を聴くと、非常に沁みますね。自分も何かの宗教に開眼しようかな。。。なんて思う今日この頃。キャット・スティーブンスの歌詞が
余計に沁みます。
B面5曲目『涙』
朝の光に輝いて
僕の瞳に君がうつると
その日 僕は
まちがったことができるはずはないと
思い知る
そして僕の心は
その一瞬その一瞬を記憶しはじめる
なぜって、時は二度とおなじではなく
くり返すことないのだから
僕はただのコースター
だけど車輪が動かない
僕の足は弱く
かかともくたくた
僕はただのコースター
だけど車輪がまわらない
この道を、先へちっとも
進めない
僕の心の中に
空っぽの場所がある
雪深くうづもれた荒野のよう
寒くて何も育ちはしない
僕はただのコースター
だけど車輪が動かない
僕の足は弱く
かかともくたくた
僕はただのコースター
だのに車輪がまわらない
この道をちっとも先に
進めない
どの道?
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