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Lamblashのメルボルン改めTokyo公開語録

2006年 08月 07日

違うということ(1) 

まあ某SNSでもぷらぷらしてるんですが、英語関連のコミュニティとかに色々入ってるのね。

するといるいる、差別(とみなされる)用語にかみつく人が。

去年一年、違う言葉を使うことで、改めて言葉に向き合い、違う文化にいて、改めて自分とは何かに向き合ったんだけど…

メルボルンで差別を受けたか?

わかりやすい形では1度。まだメルボルンで1ヶ月くらいの時、臭くてぼろっぼろの服着た、かなり歳のいった男性がトラムに乗ってきて、なんかブツブツ唄ったりしてるから、まわりの客もかなり引いてたのね。そしたら私を凝視して、私が乗ってる席の窓をいきなり開けて、ジャップ、ジャップ言いながら立ち去ったのよ。凍りついた。

まあ相手が何かおかしい人だったから、まだ納得できてるんだけどね。これがまっとうな人から受けたものだったら、立ち直れなかったかも。

日本とオーストラリア、WW2に関して色々と深い(しかも日本の教科書に全然書いてない)歴史があって、よく思ってない人はいるだろうからそれは仕方ない。しばらくは辛くて、なるべく年配の方の側に寄らないようにしてたけど、繰り返すこともなくてすぐに平気になった。

ま、少なくてもメルボルンではその程度。

あとは、クジラ関連で1度。

夜10時のニュースで、東京のどこかの区主催で、区内の小学生をまじえて、クジラの肉を使った料理の講習会を開いたという映像。

ニュースのすすめ方としては、小学生までまじえてそんな事を!恐ろしい!というテイストが満載。

一番酷いのが、参加した人にインタビューしてるんだけど、字幕も英訳も入らない事!!!

つまり絵としては、なんか得体の知れない言葉でぶつぶつ言ってる子供や主婦が、クジラを『殺して(<感覚としてはこうだろうね)』食べたんだという事実しか伝わらないという…

私は捕鯨擁護派なので本当に複雑だった。

ここまでが、私が日本を出てうけた差別らしいものの話。

| Posted By lamblash 投稿日: 2006年8月7日 17時8分 更新日: 2006年8月7日 17時8分

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