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オトトイからのお知らせと運営と管理絵の中の女の子に心臓を射抜かれた。おかっぱ頭の下の物憂げな表情、美しく広がるセーラー服のスカートの裾。この儚さと色気は凶器だと思った。すぐにこの絵を描いた人物を調べ、中村佑介という名前に辿り着いた。その後すぐ、ASIAN KUNG-FU GENERATION、スピッツ、ゲントウキのCDジャケットを始め、街中で彼の絵を見かけるようになり、最近では書店でも彼が装丁を手がけた書籍がたくさん並び、CM、アニメにも進出している。そんな彼がミュージシャンでもあることは、まだあまり知られていない。セイルズというバンドの中で、ギター・ボーカルを務めている。絵の中に見る緻密に計算し尽くされたSFチックな世界観から彼の作る音楽を色々と想像してみたが、聴いてみれば意外や意外、今まで聴いたことが無いほどに素直で直球なポップスだ。一体、中村佑介とはどういう人物なのだろうか。どこまでが意図的で、どこまでが天然なのだろう? 早稲田大学での講演会のために大阪から東京に出てきていた彼を捕まえ、セイルズの新作について、絵の世界と音楽の世界の違いについて、話を伺った。
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