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a person powered by ototoy blog
Lamblashのメルボルン改めTokyo公開語録人生というのは個人個人のものじゃなく
年代や場所といった舞台設定の上に複数の人間が関わって1ストーリーを刻む、いわば映画のようなものなのではないか、と最近思う。
『あなたの人生あなたが主役』
まさか。
『私の人生誰かの脇役』だ。
脇役になりたくて、脇役的な要素を自らにどんどん追加したような部分すらある。
ただいるだけのエキストラではいたくない、というところに、この意見のポジティブな部分を感じてもらいたい。
出演してる以上、積極的に何かはしたいのだ。
主役とは、本人の望む望まざるにかかわらず
自然とカメラがついてまわる人のこと。
常にまわりに脇役をかかえる人のこと。
注目と引き換えに、人一倍の苦労すらある。
一人一人が主役なんてことは断じてない。
それはたまに噂に聞く、徒競走で最後手をつないで一斉ゴール、みたいな茶番と同じだ。
人間はそんな表面的な次元で平等なのではない。
去年まで別の映画の中で脇役をやっていたつもりだったんだけど、どうやらそっちがサイドストーリーだったようで、当時サイドストーリーと思っていたほうで、余計に出番がもらえているような気がしてきた。
こちらの華麗かつ才能溢れるキャストの中では、
私は目立たないわりに、結構いろんなシーンにちょこちょこ登場する役のようだ。今のところ。
出番が多いだけでレギュラー陣にはなりえない、ただ忙しいだけでおいしいシーンはない、と、完全に悟り、
ここの役なくなるだろうなーと覚悟してたのに、
この映画との関わりがなかなか途切れない。
低予算のB級スピンオフストーリー(=私の日常)にまで
入り込んでくるのだ。
でもそれでいい。
最終的に、この映画が面白い映画になれば、
私はその現場に関われただけで幸せだ。
主役がちゃんと評価されれば、それで報われるのだ。
私の人生、あなたが主役。たぶん。
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