2008/3 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
30 | 31 | |||||
2008/4 | ||||||
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 | |||
2008/5 | ||||||
1 | 2 | 3 |
a person powered by ototoy blog
Lamblashのメルボルン改めTokyo公開語録一年がぐるりと巡ってちょうど、
私は何だか同じようなところにいた、
でも全然違う場所。
春は何かが起こる。
いつだって春に起こったことは何故だかちゃんと成長して、弱弱しい若芽がいつの間にか、私に優しい木漏れ日を与えてくれるようになっていた。
予想がつかない方向に枝葉が伸び、通りかかった見知らぬ(いや、見知らなかった)人に、そこに木陰があって本当助かったよと言われたり。
いや、私はどこに進んでるのかもわからないまま、ただこの気持ちだけを追ってずっと来たんですよ。
同じ場所をぐるぐると回っているようで、ちゃんと前へ、上へ、より良いほうへ向かってる。
レコードの上の音楽のように、
ループしながらビルドアップする。
上昇する螺旋を描いている。
私の本能は上昇螺旋のルートを私に歩ませるために、過剰に甘美な仮面をかぶせ、目印を私に見せるのだ。
私はそれに、目が眩む。
見事につられて動き出す、むしろ走り出す。
一年経って到着地。
仮面の下には、少なからず感謝の言葉。
ありがとうと言われて、こちらこそありがとう、
あなたのおかげで道を間違えなかった。
本当、想像もつかなかったような場所だけど、
(もっと違う場所を見せられてた気もするけど)
ここは結構居心地がいい。
シュークリームから生まれた新「LaVie J」のたたずまい
http://plusd
便利な顔をして余計なソフトがやたら入ってるのが
耐えられないので、
こういう国内メーカー製のPCは買う気がしないんですが、
このデザイナーさんの姿勢にすごく共感した。
デザイナー視点ではなく、ライターのような目線で一歩中心から引いてみる。
自分が求めてる事じゃなく、お客様が求めてること。
デザインしていないように見えるデザイン。
側にあってメシがうまいモバイル機器。
そして、ブレストはみんなで甘いものを食べながら。
重要だ。
特に最後の2つがとても重要だ。w
一応「くりえいてぃぶ」業に分類される仕事をやってるんだけど、私は全然、創造的人間じゃない。
アイデアがいつでも湧き出すとか、
気づいたら何か作ってるとか、全くないもの。
やることが無かったら、遊んで食べてぼんやりして寝て、そこに音楽でもあればそれで全く構わない。
やってる仕事は、
情報をきちんとまとめて整理して、
目で見て解りやすく置き換えること。それをつきつめること。
これは創造じゃなくて事務的な作業だ。
デザインはいいけど使いにくい、
デザインはいいけど解りにくい、
というのは、よいデザインじゃない。
だから私は、料理人・美容師・ファッションデザイナーを心から尊敬する。
現実世界と決して離れず、技術を磨き、
見事に現実の生活と折り合いのついた状態のベストの美を叩きだしている人達だから。
本当に、とてもすばらしい。
私みたいに、その結果が良くても悪くても、現実生活には全然影響しないものを作ってるのとは訳が違う。
面白いか、喜んでもらえるか、は気にするけどね。
エンタメですからね。
良いデザインは使いやすく、美しい。
美しくて使いやすいのが良いデザイン。
美しく、解りやすく、ムダなく、エゴがないものを作りたい。強いて言えば「デザイン」されてない、そこにあるべくしてあったかのようなものを目指したい。
自己表現?
意図しないノイズのように、うっかり存在してしまうのが自己ではないでしょうか。
仕事として「くりえいてぃぶ」をやっている以上、そのノイズはもしかして隠し味にはなりこそすれ、追求するものではないと思います。
コメント