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Lamblashのメルボルン改めTokyo公開語録

2008年 03月 21日

私の人生、あなたが主役。 

人生というのは個人個人のものじゃなく

年代や場所といった舞台設定の上に複数の人間が関わって1ストーリーを刻む、いわば映画のようなものなのではないか、と最近思う。

『あなたの人生あなたが主役』

まさか。

『私の人生誰かの脇役』だ。

脇役になりたくて、脇役的な要素を自らにどんどん追加したような部分すらある。

ただいるだけのエキストラではいたくない、というところに、この意見のポジティブな部分を感じてもらいたい。

出演してる以上、積極的に何かはしたいのだ。

主役とは、本人の望む望まざるにかかわらず

自然とカメラがついてまわる人のこと。

常にまわりに脇役をかかえる人のこと。

注目と引き換えに、人一倍の苦労すらある。

一人一人が主役なんてことは断じてない。

それはたまに噂に聞く、徒競走で最後手をつないで一斉ゴール、みたいな茶番と同じだ。

人間はそんな表面的な次元で平等なのではない。

去年まで別の映画の中で脇役をやっていたつもりだったんだけど、どうやらそっちがサイドストーリーだったようで、当時サイドストーリーと思っていたほうで、余計に出番がもらえているような気がしてきた。

こちらの華麗かつ才能溢れるキャストの中では、

私は目立たないわりに、結構いろんなシーンにちょこちょこ登場する役のようだ。今のところ。

出番が多いだけでレギュラー陣にはなりえない、ただ忙しいだけでおいしいシーンはない、と、完全に悟り、

ここの役なくなるだろうなーと覚悟してたのに、

この映画との関わりがなかなか途切れない。

低予算のB級スピンオフストーリー(=私の日常)にまで

入り込んでくるのだ。

でもそれでいい。

最終的に、この映画が面白い映画になれば、

私はその現場に関われただけで幸せだ。

主役がちゃんと評価されれば、それで報われるのだ。

私の人生、あなたが主役。たぶん。

| Posted By lamblash 投稿日: 2008年3月21日 0時32分 更新日: 2008年3月21日 0時32分

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