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Modfactory-OTOTOY-Blog芸能山城組の主宰もされている大脳生理学っぽいことをされている大橋力(つとむ)先生の講演を聞きに行く。
*西洋の楽器は、その周波数が、可聴範囲の20kHz辺りで」がくんと下がるが、東洋の楽器(ケチャでつかう楽器とか、尺八や笙をサンプリングされていた)は、可聴音以外の周波数(100kHzまで測定出来る測定器だった)成分もバンバン入っていた。
東洋楽器の豊かな音色は可聴範囲外の聞こえない音によるものだと言う。この高周波成分が実は人間の生理に密接に関わっていて、「気持ちいい」とか「もっと聴いていたい」というのにつながるのだそうだ。上記実験に合わせてその楽器を聴いている被験者の脳波を測定したデータも公表していた。それによると、可聴範囲内の音のみ聴いている場合と比べ、はっきり見える、はっきり聴こえる、α波がびしばし出る。というものだった。また可聴範囲内の音楽では、アドレナリンの分泌が盛んになるが、高周波成分入りの音楽は、心が落ち着くという結果だった。
西洋楽器は、高周波成分がほとんど混ざっておらず、それはCDやMDのサンプリング周波数や、復調時の周波数成分と合致している。しかし東洋楽器の場合はその成分はカットされてしまうので、面白みの無い音に聴こえる。→東洋楽器のCDがつまらないのはそのせいもある(らしい)。
CDやMDで、そんなこと言われたんじゃぁ、今MP3で音楽配信しているこれらの曲って一体?!。と思ってしまった。どこぞの対談でも「人間の耳って、どんどんチープになりますよね」っていう話をしていた。便利になっている反面、まだまだ技術が人間の聴覚に追いついていないってことなんだろうな。
少なくともBGM@YMOの帯に「お年寄りや、お子様に大音量で聴かせるのはまずい」と、CDやMP3には表記出来ないってことだ。
なんか、音楽が楽しめないのはこういう理由も原因の一つなのかも知れないなぁ、と思いました。
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