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目を閉じると、田園風景がすっと頭に浮かぶ。背の高い草に囲まれて一人寝そべりながら空を見上げる。何の変哲もない時間、しかしこれを平和と呼ぶのだろう。笹倉慎介によるセッション・アルバム『Country Made』を聴きながらそんなことを思った。彼の作り出すサウンドはニール・ヤングやジェイムス・テイラー、日本でははっぴいえんどの影響を感じさせる、穏やかな音色に包まれたフォーク・ロックだ。2009年に録られたリハーサル・テイクをリメイクして作られた今作は、録音時の空気感がそのまま 1枚のアルバムに封じ込められている。聴く誰もに「古き良き時代」を彷彿させる、暖かさと渋みをもつ音楽。この60、70年代の雰囲気を、09年の録音時の空気を、どのようにしてここに閉じ込めたのだろうか? 彼に直接話を伺った。
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