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BGM日記のような独り言2025/6 | ||||||
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MANIC STREET PREACHERS / KNOW YOUR ENEMY (CD)
金曜、土曜日とじっとしていて体力の回復に努めて来た結果、
何とか日曜日には念願のマニックスのライブに行く事が出来た。
予想外にも前座があり、知らない日本人バンド。
デトロイト7とかいうバンドだったか?最近こういうパターンが多いが、
はっきり言って不要。いやがおうにもマニックスが待ち遠しくなる。
マニックスのメンバーが登場するやいやな大歓声。いざライブが始まると会場は
大合唱で、久々にファンとバンドが一体感があるライブを見た感じ。
上手く言えないが、バンド側とファンの距離が凄い近いような雰囲気。
途中メンバーが女性の歓声に反応したりして、終始和やかにライブが進む。
会場にはウェールズの国旗を持っている人も何人かいて、一生懸命振っていたし、
それを見たメンバーも楽しそう。英国では国民的人気者なのも頷ける。
アンコール無し(彼らはいつもそうらしい)のライブでも会場のファンは皆満足そうだった。
RAB NOAKES / RAB NOAKES (LP)
スコットランドのSSW、RAB NOAKESの72年にリリースされたセカンドアルバム。
この人の歌声を聴くと正直ホッとする。暖かみのある声というのだろうか、声質的には
ジェームス・テイラーに少し似ている。このアルバムはプロデュースにBOB DYLANの
プロデュースを手がけているBOB JOHNSTONが担当しているのが、ちょっぴり意外。
嬉しい事に数曲にSTEALER'S WHEELのGERRY RAFFERTY & JOE EGANがバッキングボーカルで
参加しているが、あまり前面には出ていない。この辺りの参加はスコットランドの同郷のからみか?
しかし、こういう良質のアルバムがCDで手軽に買えないのは、残念なところ。
今日も音楽を色々聴けた。下記など一部抜粋。
CAT STEVENS
GARY BROOKER
HARVEY ANDRESWS
BRIAN PROTHEROE
FAIRFIELD PARLOUR
VIRGINIA ASTLEY / HOPE IN A DARKENED HEART (LP)
まだ少し痛いが、やっとヘルペスの患部の腫れが引いてきた。昨日は患部だけではなく目にも来て、目がシバシバ。
パソコンもそこそこにしてずっと音楽を聴いていた。殆んど引きこもり状態だ。
外出や人に会うぐらいの体力はあるけれど、人前に出れる顔ではない。
お誘いもあったが、泣く泣く自粛。誘っていた方には、大変申し訳ない。
久々に聴くVIRGINA ASTLEY。これはニッチポップで有名な某○○さんに頂いたもの。
よく見たらプロデュースが坂本龍一で、DAVID SYLVIANも参加している。
坂本龍一はプロデュースだけではなく、全面的にアレンジ、ミックス、全てのキーボードで
参加しているので、どんな音かは想像できるでしょう。
いわゆるヒーリングミュージック的なものに近いので、気分的にもピッタリ。
SKI(OAKENFULL) / LIFE CHANGES (CD)
頂き物のCD。よく見たらTalking Loudレーベル。分かる人は分かるだろうが、アシッドジャズが
流行った頃にAcid JazzレーベルとTalking Loudレーベルが2大レーベルだった。こちらはあの
Incogniteもいたレーベル。SKI OAKENFULLと言う人は同レーベルのGallianoでキーボードを
弾いていた人。Gallianoもレーベル創設期には結構人気があって自分も数枚持っている。
頂き物だけど、意外な所でつながった。
この辺りのジャンル分けは難しい所だが、音を聴いた限り単純なアシッドジャズよりか、
どちらかというとハウスやテクノ寄り。簡単に大義で言ってしまうとクラブミュージックという事になるのでしょう。
こういう音楽は音楽にぬくもりが感じられないと言うか、言ってみれば機械的な音なのだが、
実は結構好きな音。反復するリズムは一度癖になると病み付きになる。
余談だが、テクノ、クラブミュージック系では、今はUNDERWORLDが生で聴いてみたいアーティストの筆頭。
来日するケミカルはチケットが取れずに残念だった。
JORMA KAUKONEN / JORMA (CD)
2日続けてタクシー帰り。1日目は飲みで、2日目は仕事。流石に体力が低下しているのが自分でも分かる。
案の定朝起きたらヘルペス、通称熱の花が出てしまった。この病気を持っている人も多いけど、自分も
子供の頃からだから長い付き合いだ。体が内から発している警告だと素直に認め家で静養していよう。
こういう時はやはり音楽を聴いてマッタリ過ごすのが一番。で今日はJarma Kaukonenを聴いてます。
Hor Tuna、Jefferson Airplaneのギタリストでの活動は言うに及ばず。彼のソロ作ではセカンドアルバム。
初めて聴いた彼のアルバムは2002年の『Blue Country Heart』。タイトルもそうだがトラディショナル
ソングを多く取り上げている事もあって気になっていた所、新宿ハートフォードのマスターが2枚所有
していた為、一枚譲っていただいた。その後1枚目の『Quah』に続いてやっとこれを聴いている。
オリジナルLPジャケットとはアートワークが違うような事がライナーに書かれているが、CDのジャケット
を見ると、サイケデリック風なイラストからどうもそっち系の音を想像してしまうが、
アコースティックを中心としたシンプルな曲が中心。ブリティッシュフォークで騒いでいる人にも
是非聴いてもらいたいアルバム。ベストトラックは「Song For The High Mountains」。アルバム中では
地味な曲だが、優しい歌声とギターの音色が美しい。
TOM VERLAINE / WORDS FROM THE FRONT (CD)
TELEVISIONのTOM VERLAINEのソロ。あのウネウネとしたギターの音色も聴けるし、
へなちょこボーカルも健在。TELEVISIONの方は名盤扱いされるけど、
ソロもなかなか良いな〜。フジロックで見て以来、ライブは見れていないので
また見たい。このギターの音色は生演奏だとより一層映える気がする。
これは82年の4枚目のアルバムで、彼のアルバムは全8枚と意外と多作。
これにはPATTI SMITHつながりかJay Dee Daughertyが参加していたりする
この人のボーカルを聴くといつも思う事だが、どうもイメージがTALKING HEADSの
デヴィッド・バーンとかぶる。こういう声は好き嫌いが分かれるところ。
個人的には好きな部類(好きなものは多いが)
THE AUTUMN DEFENSE / THE GREEN HOUR (CD)
WILCOのJohn Stirrattがニューオリンズ在住?のPat Sansoneとやっているサイドプロジェクト。
今のところ2枚のアルバムをリリースしているが、こちらは1枚目。
リリースは2000年ながら目指している音は60年代ポップなイメージ。
そもそもJohn Stirrattの声自体、クセの無いひ弱な声質なのでポップなイメージには
ぴったりな気がするし、バックのPedal Steel等で参加しているBob Eaganが、でしゃばらずに
いい仕事をしている。この人はソロ作も良いので、気になる方はぜひチェック!
注目曲は3.「Revolutionary Mind」。これはStirrattがWoody Guthrieの詩に曲をつけたものだろうか。
クレジットがWoody Guthrie/John Stirrattとなってる。この辺りはBilly Bragg & Wilcoの
『Mermaid Avenue』と同じ流れ。
NIRVANA / SECRET THEATRE (CD)
いつも使っているポータブルのCDプレーヤーが壊れた。CDが認識しなくなった。
ちゃんとした単体のCDプレーヤーもあるのだが、手軽なポータブルをつい使ってしまう。
持ち歩いたりして毎日ほぼフル稼働なのがいけないのか、寿命が異様に短い。
また買いに行かないといけない。予想外の出費が痛い。今月は経済的に大ピンチだ。
さてNIRVANAですが、当然UKのNIRVANA。NIRVANAに関しては詳しい御大の方がいるので、
詳細は省く(自分は書けない)として、これは95年にリリースされたアルバム。
エドセルからなので編集盤なのでしょうか?途中明らかに盤起こしのような曲がある。
ジャケットがB級SF映画みたいで、ちょっぴり気持ち悪いが、冒頭SMOKEのデモバージョン
とある「GIRL IN THE PARK」のポップな曲からスタート。ジャケットとのギャップに驚く。
途中語りみたいなポエットリーリーディング?もあり、なかなかつかみどころが無いって
言うのが正直な感想。中心メンバーのPatrick Campbellの音楽性はとても広いと思うので、
単に聴く側の自分がついていけてないだけかもしれない。
THE THE / NAKEDSELF (CD)
隠れMYブームのTHE THE。これと『MIND BOMB』と『DUSK』を頻繁に聴いている。
何だか凄ーーい好きになってしまいました。マット・ジョンソン。
孤高の人マット・ジョンソンというフレーズがあるように、この人の特異性と言うか
聴いているとこの人の気迫が伝わってくる。全体を通して暗いダークな印象の曲が多いが、
前作でハンク・ウィリアムスのカヴァーアルバムをリリースしているように、
ルーツに根ざしている音楽性も垣間見れる。このアルバムの参加メンバーも
イギーの『アメリカン・シーザー』に参加のエリック・シュマーホーンのギター、
ジョニー・キャッシュ等のバックを努めたスペンサー・キャンベルのベース、
13歳でスライ・ストーンのツアーバンドに参加したという天才、ドラマーアール・ハーヴィン。
微妙にミクスチャーな感じのメンバーだが、それが音にも反映されている。
聴いて思った事だが、RADIOHEADなんかはこの辺りに影響を受けているような気がした。
THE POOR / RANDY MEISNER EARLY YEARS (CD)
次は当然これ。イーグルスのランディ・マイズナーの昔の音源。
01-04がTHE SOUL SURVIVORSの時で、残りはTHE POORの時の曲。
単なるソフトロックを想像していたのだが、よーく聴くと単純なものでは
なさそうだ。ガレージ系の音もあるしバーズ風の曲もある。THE POORは
バッファロー・スプリング・フィールドと同マネージメントという事は今日初めて知る。
それにミレニウムのセッションに参加していたらしいので、カート・ペッチャー等と
交流も当然あったのだろう。サジタリアスは一枚持っているけど、この辺りにも
そろそろ手を出してみるのもいいかもしれない。(広義のソフトロックという意味で)
これは日本盤CDで解説が結構詳しいのがありがたい。日本盤を買ってもショボイ解説と
不可解な訳詞の場合も多いので、単純に買って得した気分にもなる。