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テレビのスイッチの部分が壊れてしまったので,近くの電気屋に行き20インチの液晶テレビを購入した.これが80,000円位で購入できるとはね.時代は変わったもの.
このテレビを買った記念にメリル・ストリープ,ロバート・レッドフォードの「愛と悲しみの果て」(Out of Africa)というDVDを借りた.
原作者のアイザック(イサク)・ディネッセンとの何年ぶりかの邂逅を楽しんだ.
この映画で彼女は本名のカレン・ブリクセン男爵夫人として登場する.
学生の頃出版された彼女の作品の日本語訳「ノルダーナイの大洪水」という物語が彼女の作品との最初の出会いで,それ以来非常に気になる女性作家だ.といってもその当時ですら彼女が作家として名声とはうらはらに日本語訳はほとんどなかった時代です.
この映画が日本で上演された頃は「ディネッセンの映画が来るんだ」とは思ったものの観に行くことはなかった.
それをテレビが壊れ,代わりに買った液晶テレビで初めて見ることに.彼女のその後の物語作家(決して小説家ではなく)としての姿がロバートレッドフォード扮するデニスとコールに語るシーンに表れている.
ラジオもテレビもない時代,ストーリーテリング(物語る)というのは一つの大きな技芸だったことがよく分かるシーンでもある.
DVDのボーナスプログラムで出てくる彼女の写真を見ると非常にシンの強そうな顔立ちをしている.恋人のデニスの写真もたいそうないい男である.こういう顔立ちの人に会ってみたいものですね.
サファリでのたき火の傍での彼女をみると20世紀最大の物語作者といわれるのもよく分かる.まさにシェラザードが彼女かも.
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コメント
「バベットの晩餐会」は見ました。物語がどうの、というより、絵がきれいで、言葉にならないものが映像に満ちあふれた、極めて映画っぽい映画だと思いましたけどね。