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蜩音楽帖2011/1 | ||||||
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「その街の子ども」 http://sonomachi
夜道は暗い。街頭が点いていようが、人の顔なんてぼんやりしか見えない。当然のこと。
でも、ドラマや映画では、夜道だろうが夜の公園だろうが、人の姿はバッチリ見える。それが普通です。
真っ暗で人の顔がぼんやりしか見えないドラマなんて観る人が困っちゃいますものね。
でもこの映画は、夜道の暗さがそのままスクリーンに映し出される。
そして引き込まれるのです、夜の神戸の住宅街へと。
自分も一緒に歩いているような気分にさせてくれるリアリティが、たまらなく良かった。
ボーイミーツガール、だけどラブストーリーではない。
それもまたリアル。
だって、男女が出会うたびにいちいち恋に落ちるわけじゃないんだからね。
ラストの抱擁が爽やかで切なくて、心が洗われました。
いい映画だったなー。
大友良英さんの音楽がまた、絶妙。
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