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カテゴリー「つれづれ」

2024年 01月 21日

生存報告 [つれづれ]

実tに2008年以来放っておいてしまったこちらのサイトですが、15年経ってもアカウントが残っていたのはありがたいことです。

過去の自分が発見した音楽の記録を漁りにやってきました。そうしたら昨年春にコメントいただいていたのを見つけたり・・・。

年末に幼稚園からの友人が急死し、自分もいろいろ情報まとめとかないといけないなあと再確認したり、訃報を伝えるのに各所に連絡してみて、20年ぶりくらいの友人に会ったりと、ちょっと回顧モードに入っていたこともありまして。

さっきも福岡史朗さんのニューアルバムオーダーしたり。

いろいろ変わりましたが、変わらないところは相変わらずです。

本日はアカウント生存と本人生存の報告がてら、テスト投稿といったところ。

ここ1年の覚え書きは以下で書いています。

https://note.com/kind_beetle728

あちこち連絡不行き届きで不義理をしており申し訳ありませんでした。

| Posted By MAL 投稿日: 1月21日 17時30分 更新日: 1月21日 17時30分

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2008年 11月 08日

音に出会う方法 2009は? [つれづれ]

今更なのだが、ネット経由で出会うことが出来る音楽は実に多くて、結局は大量に存在するデータの中から、どうやって自分が気に入る音に出会うか、という方法が問題となる。

・・・なんてことはレコミュニがスタートしたときからずっと思っていたのだが、iTunesストアやナプスター、eMusic、CD Baby、last.Fm、Pandora、Sellaband、Amie.Stなどなど様々な音楽サービスを見てきて、かなりいいかも、と最近思えるのがsixtyone。

http://www.thesixtyone.com/

音楽好きにとっては中毒性もありそうなサービス。テーマはアーティストとリスナーの橋渡し。ゲーム感覚でリスナーのスキルを問う、という面もある。

魅力的な曲に出会える確率はかなり高いと思われますが、そこで見つけた最近のお気に入りを少しだけ紹介します。

Hello Seahorse!

Won't Say Anything

http://jp.youtube.com/watch?v=ImDMgtnrHTM

メキシコのバンド。しかしこの曲は特に中毒性が高くいいなあ〜。

バンド自体がこれからどのくらい活躍するか分かりませんが、この曲1曲だけでもぼくは忘れません。

Heathers

http://www.myspace.com/heatherswhatsyourdamage

アイルランドの姉妹デュオらしい。レーベル直販でCDオーダーしたら、日本に売った最初の一枚だ、というコメント付きで届きました(笑)。MySpaceで聴ける「Remember When」の最初の歌声だけですぐオーダーしちゃいましたけどね(笑)。ヒステリック一歩手前のエキセントリックさが素敵。

MySpaceやNapsterの弱点は、なかなかすんなりと知らないものに出会えない、というところのように思います。入り口になれるのは、sixtyoneとかレコミュニとか、ひょっとして8tracks.com?

| Posted By MAL 投稿日: 2008年11月8日 1時18分 更新日: 2008年11月8日 1時18分

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2008年 05月 18日

発見物メモ#3:Gwendolyn [つれづれ]

Gwendolyn

 Ultrasounds

 http://cdbaby.com/cd/gwendolyn

 Dew

 http://cdbaby.com/cd/gwendolyn3

 Lower Mill Road

 http://cdbaby.com/cd/gwendolyn6

Gwendolyn and the Good Time Gang

 Gwendolyn and the Good Time Gang

 http://cdbaby.com/cd/gwendolyn2

Official Site

 http://www.gwendolyn.net

ええと、けっこう驚きました。最初は「Lower Mill Road」をニューリリースリストで見て、「スコットランドのミュージシャンがカルフォルニア・フリーク・フォークのGwendolynのアルバムでサポート」という見出しに惹かれて試聴してみたら・・・。

これ、結構変わってる。トラディショナルフォークも確かに入ってるんだけど・・・。Espersを知ったときにも思ったのですが、21世紀のアメリカン・フォークって相当豊穣な時期を迎えていたのでしょうか。

| Posted By MAL 投稿日: 2008年5月18日 10時54分 更新日: 2008年5月18日 10時54分

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アメリカのベビーブーマージュニア、もしくはすでに第3世代ってこともあるかも。
とんでもなくヘンテコな子たちがいっぱいいますよね。
メジャーにも多いです。
ずっと、ヒッピーコミューンで育ってきたとか、親がボヘミアンだったとか、日本じゃちょっと想像できない。
社会が放っといてくれる広さ故なんでしょうか。
by poli - 2008年5月18日 11時59分
で、最近気に入ってるカナダのフォークバンド、The Acons。
http://www.myspace.com/theacorn
http://theacorn.ca/
by poli - 2008年5月19日 13時19分
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2008年 05月 18日

発見物メモ#2 [つれづれ]

Sui Zhen / Sui Zhen

http://cdbaby.com/cd/suizhen1

Joanna Newsomみたいな感じ・・・という検索をしたら出てきた人。

どうもぼくはこういうファニーボイスちょい手前の声に弱くて(笑)。

2007年デビューのオーストラリアの人。

| Posted By MAL 投稿日: 2008年5月18日 10時19分 更新日: 2008年5月18日 10時19分

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2008年 05月 18日

発見物メモ [つれづれ]

Courtney Farquhar / All My Friends Are Superheroes

http://cdbaby.com/cd/farquhar

1曲目からのけぞりました。これがデビューEPとな。

Yael Wand / At Your Door

http://cdbaby.com/cd/yaelwand

これはかなりいい!

Stella Schindler / Distant Hum

http://cdbaby.com/cd/schindler2

カントリー風のフォークを、Mazzy Starみたいなサウンドでやっているという・・・。

Cecily Raine / Sleep

http://cdbaby.com/cd/cecilyraine

ピアノ弾き語り。

Naomi Crain / Leaving Ur

http://cdbaby.com/cd/naomicrain

アメリカっぽいと思ったらじつはオーストラリアだった。

| Posted By MAL 投稿日: 2008年5月18日 8時52分 更新日: 2008年5月18日 9時11分

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2008年 04月 29日

ライフシグナル [つれづれ]

最近、とりあえず「死んでないぞ」と辛うじて表明する程度のことしか書いておりません。なんというか、外部に向けて発信する能力が麻痺しているというか・・・。まあそういう時期もあるのでしょう。あせらずいきたいと思います。

2月からかなりず〜っとインド映画音楽ばっかり聴いていたのですが、4月半ばくらいにまたモードがちょっと変わってきました。不思議なのは、体調が良くなってきたのと同期を取るように、不調期にはこれまでになく英語の小説がラクに読めていたのが、段々読めなくなってきたこと。読んでもなかなかすっと理解できず、速度がぐんと落ちました。一方一時期読むのを中止していた日本語小説を再開する気になってきたり。それはもう本当に不思議で、脳の活動分野が切り替わったのでは、と信じたくなるくらい顕著な違いがあります。年明けからこっち、500ページ級の長編ペーパーバックを立て続けに読んでいたのがウソのようです・・・・。

時を同じくして、急にボリウッドサントラもちょっとうるさく聞こえてきて、そこへちょうど届いたのが、これがまたよりによってコンラッド・シュニッツラー(笑)。

コンラッド・シュニッツラー/アーリー・セルフ・プロダクト・シリーズ

http://www.captaintrip.co.jp/kluster-con.html

それにしても、購買意欲を、とてつもなく全然そそらないジャケットですよね(笑)。でも買ってしまいました。2年前に出た色シリーズとかは出たときに買ったんでした。

コンラッド・シュニッツラー:アーリー・カラー・ワークス

クラスター(KLUSTER)ミニチュア・プラスティック・ジャケット

http://www.captaintrip.co.jp/kluster-con.html#color

この時、偏執的とも言えるオリジナルプラスティックジャケットで復刻されたクラスターの1stと2nd、時々これがすごく安らぐ音に聴こえる時があるんです。

自主制作のテープやCDRで300作以上とかをリリースしている人なので、とてもじゃありませんが私では全貌が掴めません。でもまあ、持っている分の作品は、いつでも聴いていたい音ではないけれど、すごくいい、と感じるときがあるのも確かで、まあなんとなく予約しておいたんですよ。結果オーライ。ちょうどこちらの受け入れ態勢が出来ているタイミングに届きました。いや、白状しますと、去年の冬くらいから、通販で届いたCDも聴かずに放ってあるものの方が多いくらいで・・・まあそれくらい調子が悪かった、と。そしてその不調期間に心を震わせてくれたのはインド映画くらいだった、と。

それが今は抽象無機質エレクトロニクスが落ち着くという・・・。まあ無機質と言っても、やはり現代音楽系のものと比べれば大分色気があるように感じるのですが、まあ微妙な差かも・・・。でもロックやポピュラーの文脈にいるからこその自由さ、楽しさ、怪しさがあると思えるのですが、それはこちらの思い込みかも知れません。

紙ジャケ第3弾の今回が予想以上に楽しめたので、買わなかった第2弾、コンラッド・シュニッツラー/初期CONシリーズも欲しくなってしまいました。長期に渡ってmusicfield.jpで出品されていたものでしたが今はなく・・・。でも発売元のキャプテントリップには在庫があったのでオーダー。さて、私のエレクトロニクスモードはいつまで続くのか・・・。

--

話変わって、それにしても最近のアニメ・ドラマにおける漫画作品が原作、という率の高いこと。そしてまた、驚くような作品選択。

原作漫画が好きな場合、アニメは結局別作品なのでまあどうでもいいのですが、取り上げられること自体が興味深いです。

最近では清水玲子の「秘密」。美麗で緻密でグロでもあり、ミステリでありホラーでもあるこんな少女マンガがアニメになるとは・・・。

それから小原愼司の「二十面相の娘」も結構驚き。小原愼司は「菫画報」(全4巻)が大好きでした。この人の画がアニメになるとは・・・。

小原愼司と同じく講談社の月刊アフタヌーンからは「無限の住人」も今年アニメになるらしい。原作は「どろろ」どころじゃない血飛沫飛びまくりの画ですが、果たしてどうなるのか・・・。

LaLa連載中の緑川ゆき「夏目友人帳」もアニメになるのがちょっと不思議。人気はあるようですが、ひっそりした作品だし。

あ、今年はよしながふみの「西洋骨董洋菓子店」も遂にアニメになるそうで。思い切って、かなり紙芝居チックにした方がよしながふみの画だとカッコいいのでは、とかも思うのですが・・・。

誰が言っていたのだったか・・・、日本の漫画は静止画としての美意識を追求している、と。楳図かずおだったかな? いや、例として挙げられていたのが楳図作品だっただけだったか・・・。でもこれは頷ける指摘で、漫画作品として完成度が高いものは、動かすと違和感があるのですよね・・・。コマ単位で、歌舞伎の見得、とでも申しましょうか・・・。大島渚が「忍者武芸帖」で漫画をそのまま撮影して映画にしたことがありましたが、実はあれでもいいのではないかという気もするのです。

実際携帯コミックというものもあって、そこでは小さな画面に漫画を表示するため、一コマの中でもスライドしてセリフを追っていったり、時々揺れたり(笑)、という工夫をしています。つまり、静止画をどう読むか、という視点移動パターンとして提示しているのですね。紙に描かれて見開き状態の漫画は読み方が自由で、読む度に違う読み方をしても良いわけですから、やはり圧倒的に自由度が高いです。携帯コミックだと飛ばし読みが出来ません。

アニメになってしまうと、再生速度を自分に合わせて調整するわけにもいきませんし、声やセリフが固定されてしまいます。だからまあ、やはり漫画とは別なのですよね。ですから好きな作品でも、別にアニメ化されようがどうだろうがあまり気にしていないのですが、とはいえ単行本の売れ行きには影響があるでしょうし、応援している作家さんだったら売れてほしいと思いますから、基本的には歓迎します。今書店で「二十面相の娘」全8巻が並んでいるのを見るのは嬉しいですもの。2巻、3巻あたりが出た頃は置いている店を見つけるのが大変でしたから(笑)。

あー、しかし脈略がない(笑)。

GW期間のイベント情報をメモしておいて、今日はおしまい。

★シンポジウム「青少年ネット規制法について考える」

http://miau.jp/1209319200.phtml

# 日時 : 2008年05月01日(木) 19:00〜21:00 (18:30開場)

場所 : 世田谷文化生活センター(キャロットタワー内) 5F セミナールーム

★東京 自由と生存のメーデー2008 プレカリアートは増殖/連結する

時刻&場所 5月3日 

  1. 宣言集会 16:00-17:30○大久保地域センター

  2. デモ   18:00-20:00○大久保→新宿

  3. パーティ 21:00-29:00○CLUB ACID

 主催 「自由と生存のメーデー08」実行委員会

 呼びかけ/連絡先 フリーター全般労働組合

  〒160-0023 東京都新宿区西新宿4-16-13 MKビル2階

 電話&FAX 03-3373-0180 

 e-mail union(at)freeter-union.org

 サイト http://freeter-union.org/mayday/

| Posted By MAL 投稿日: 2008年4月29日 2時0分 更新日: 2008年4月29日 2時0分

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2007年 12月 25日

Funk その続き [つれづれ]

しばらく前の日記の続きです。

ファンク? 納豆?ピータン?芋焼酎?

http://recommuni.jp/home/news.php?C=1946&CN=61657

うわー、もう5週間も経ちましたか(笑)。

未だにFunk探求中です。延々とこのジャンルばかり聴いてます(笑)。

「ファンク—人物、歴史そしてワンネス」は凄い! 無茶苦茶面白いです。もう4回くらい繰り返し読んだかな? さすがに登場人物名(アーティスト名)も有名どころは覚えて来ました。名前は知っててもほとんど聴いたことがなかったのを集中的に消化中です。

James Brown

イメージと違って、聴いてみると恐ろしく端正な音楽ですね。写真等からは叫びまくってるイメージがありますが・・・。

Funkadelic

昔友人が聴かせてくれた時のイメージが強かったのですが・・・。あれは1stか2ndだな〜。中期になるとサイケ〜ハードロック風味が大分抜けてファンクそのものになっていくのですね。

EW&F

ヒット曲のイメージ、そして私のキライな笑顔の黒人ジャケのイメージしかなかったけれど・・・ライブ盤の「Gratitude」を聴いたら気が変わりました。これはいい。

Brides Of Funkenstein

これが一番よく聴いたかも(笑)。上手な女性ボーカル、しかも2人とか3人がフロントというのがまずぐっと来ますが、バックもP-Funk関係者ばかりで凄い。

Isley Brothers

名前だけ知ってましたが、初期のアルバムがこんなにカッコいいとは知らなかったです。

Ohio Players

名前すら知りませんでした。凄いとは感じなかったけど悪くないかな、という感想。

Kool & The Gang

なんか軽いバンドだと思いこんでましたが(80年代以降のイメージ?)、実は重量級ファンクバンドだと最近知った次第。

「ファンク—人物、歴史そしてワンネス」を読みつつ、自分でもなるほどと感じたのは、ファンクを単純化・白人化したディスコが市場を席巻すると共に、ディスコ路線に乗らないとレコードやラジオから閉め出されてしまうため、多くのアーティストがディスコシングルを出し、ブームが去ると同時にディスコとファンクを一緒くたにしてゴミ扱いするようになった、という経緯。

ポピュラー音楽の歴史を、元ネタとして剽窃・搾取された側である黒人音楽家の立場から見てみる、という視点が得られたことが一番の収穫かも知れません。つまり市場=レコード・ラジオ・TVと考えると、人気も評価もメディアに相当左右される訳で、メディアを握っているのが白人資本であることから、当然バイアスが掛かる訳ですね。

Jimi Hendlixをロックスターと見るか、黒人音楽の伝統に根ざしたブラック・ミュージシャンと見るか? 日本での受容は英米欧のロック・ジャーナリズム経由でしょうから、そういう意味ではやはりバイアスが掛かっているのかな? バンド・オブ・ジプシーズ以降を少し探求してみなくてはいかんなあと思うこの頃です。

そんなこんなでFunkばっかり聴いていて、それ以外に買ったCDはほぼ全部山積み(笑)。

| Posted By MAL 投稿日: 2007年12月25日 0時59分 更新日: 2007年12月25日 1時1分

コメント

Tower Of Powerは出てこないのですか?黒人じゃなくてプエルトリカンですが。
ファンク方面で私がもっとも好きなバンドです。
by 福 - 2007年12月29日 23時36分
Tower Of Power、丁度今聴いてました(笑)。昔はレコードもごろごろ中古屋にあった気がするのですが、今は滅多に見なくなりましたね〜。まだ聴き始めで、好きもキライもよく分かってません。ただ、これをロックばかり聴いてた時期に聴いても、多分楽しめなかったろうという気はします。
by MAL - 2007年12月30日 12時56分
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2007年 11月 17日

ファンク? 納豆?ピータン?芋焼酎? [つれづれ]

いやー、そういうこともあるんだなあ。

音楽を買い始めて優に四半世紀。これまでいろいろなジャンルに手を出してきていたが、ずっとほぼ無視してきた方面がある。黒人音楽〜ソウル〜ファンクであります。それがいろいろな巡り合わせで、なんとなく今日から探求始めてしまいました。

音楽の守備範囲って食べ物の好き嫌いに似てますよね。特に「食わず嫌い」って現象に。なんとなく縁がなかったり、最初の出会いが悪印象だったりして、結構長い年月近づかないようにしていたりするあたり、似ているように思います。

思えば、洋楽に意識的になり出した頃、世はディスコ、ソウルブームだったような・・・。必然的に、日本では便乗商法により猫も杓子も「ディスコ」「ソウル」「フィーバー」。子供心に、非常に胡散臭く感じたものですが、多分それがソウルというジャンルにいい印象を持てなかった最初の理由でしょうね。連想クイズでソウルと聞けば「ソウル・ドラキュラ」とか「ソウルこれっきりですか」とか思いつくもんなあ・・・。

あとジャケットが嫌いだったんですよ。特に、黒人が複数、妙にキメた格好でリラックスしつつ歯を見せて笑ってるジャケットが・・・。あの雰囲気が苦手でねえ・・・。「クリムゾン・キングの宮殿」とか「聖なる館」とか、そういうジャケットは素直にカッコいいなあと思えたんですが。

男性の裏声ボーカルも苦手だったかな。ロックファンとしてはやっぱりシャウトだろ?、みたいな気負いがあったし、ゲイっぽい雰囲気も好きになれなかったし・・・。

でまあ20年以上途中色々あるわけですが、直近のきっかけとしては、

・マイルス・デイビスの70年代

・スライ&ザ・ファミリーストーンの再発

・「ファンキー・マツリ」の入手

という布石がここ数年あった上に、

・「Cold Blood」のLPジャケ買い

をきっかけに、「ところでファンクって一体何? どれがファンクなの?」と探求始めちゃいました。

マイルスの「オン・ザ・コーナー」は結構昔から好きでよく聴いてたんですよね。でもファンクだと思ってなかった。スライもこの前の再発買ってライナー読むまでロックとファンクの融合でリスナー層を広げたグループだとは思ってなかった。Cold Bloodの美人ジャケ(でも色彩とデザインがサイケで怪しい)からはシャウトするファンクは予想できなかった。

「オン・ザ・コーナー」ってとにかくひたすら強烈なビートが続く特異な作品で、ジャズファンから全然評価されないのも不思議はないんですが、執拗に続くハイハットを聴き続けているだけで結構飛びます(笑)。そのあと続けて有名どころのファンクを聴いてみると、全然違和感なく続けて聴けることを発見したのです。

こういう時こそNapsterですね。

ネットで調べて、片っ端から音を聞いていってみる。

ハードロックだったら数時間連続で聴くのはかなりキツイ気がしますが、ファンクは聴けた。まあたまたまこちらの体調がそういう感じだったのかも知れません。Betty Davis(短期間マイルス・デイビスの奥さんだった人。マイルスにファンクを教えたのは彼女という説も・・・ホント?)も昔ちょっと聴いて悪くないと思ったけれど、今聴くとかなり恐るべきシロモノだったというのが段々分かってきたり・・・。

危険なのは、ファンクってベースの音にかなり特徴があるので、気に入ってしまうと多分アナログで集めたくなるだろうという気がすること(笑)。

せっかくなんで、「ファンク—人物、歴史そしてワンネス」などという本があるみたいなのでオーダーしてみました(笑)。

| Posted By MAL 投稿日: 2007年11月17日 23時42分 更新日: 2007年11月17日 23時43分

コメント

本から攻めるって、MALさんらしい。
歴史も何も無視して、適当に食い散らかす私とはまるで違うなぁ。

でも、当時のディスコを知る者として、ソウル○○とか、なんとかフィーバーを、ソウルやファンク好きな連中が喜んでいたかというと、その当時からぜんぜん喜んでなかったし、嘲笑の対象だったんです。
ディスコという場だけが好きな人の中には、ああいうものを好んでいた方もいましたけど、ほとんど音楽とは関係ないところに生きてる方々でしたよ。


ソウルはロックのように大きなトレンドがあるんじゃなく、地方地方によって特徴があったりします。
だから、レーベルが存在する地域によって違った色があります。
黒人はコミュニティの結束が強いので、ヒップホップでさえ地域によって雰囲気が変わります。
だからいまだに殺し合いがあったりもするんですが。
by poli - 2007年11月18日 6時59分
コメントどうも〜。

レコードは手に入れる前に、いろいろ想像してる間が楽しいんですよね(笑)。なのでいろいろ調べちゃう。ディスコグラフィー記憶するのが快感、ってところがあるのは三つ子の魂百までですわ。

ファンクをネットで調べていくと、すぐレア・グルーヴという言葉にぶつかります。私はレア・グルーヴって何のことか結構近年まで全然知らなくて(笑)。ソウル・R&B・ブラックのコーナーに近寄らずにいれば当然ですよね・・・。

このレア・グルーヴって言葉面白いなあ、と。
例えばこれから音楽やろうって若い兄ちゃんが「俺らこれからレア・グルーヴやろうと思ってます」とか言ってくれないかな〜、とか想像して楽しくなっちゃうくらい(笑)。

「ほとんどのレア盤は投げ売りされていた過去を持つ」というのは、中古レコード屋に行き始めて10年くらい経った頃の体感だったんですが、まあやっぱりそれは真実で、投げ売りされてたからこそ今レアになるんですよね。もちろん、内容は悪くないって前提がなきゃしょうがないんですが、時が経つと聞こえ方が変わるでしょう?

これまた自分ではほとんど買わなかった70年代歌謡曲を21世紀になってから聞くと、当時大嫌いだったはずの曲が悪くなく聞こえるのに似ているなあ、と思ったことですよ。

これらからいろんな経験則が導き出されます。

いわく、

・レア盤が欲しければ投げ売りされてる盤を買って20年保存しておけ。

とか(笑)。パンク、ニューウェイブ、80年代ポップスが当時どう売られてたか、そして今どう売られているかを見ればこの法則はここにも適用出来るように思います。

音盤流通業者としては、定期的に新しいトレンドを引き起こして流通促進する必要があるに違いありませんから、レア・グルーブみたいなスローガンはこれからもいくらでも生まれてくるでしょう。だからまあそういうのにはあまり深入りしないように気をつけようとか思ったり。

これは株式市場とかとも似てますね。
「今が買い時!」みたいなキャンペーンがあれば、それはキャンペーン張る側が売りたがってることを表してるみたいな。一般人を投資ブームに巻き込もうとしてきたここ1年の世論形成がこれから何を生み出すか、12月から1月にも予想されるアメリカ大不況の頃に分かってくるのでは?、とか。

このあたり、やはり原初経験が元になってます。
生まれて初めて中古レコード屋に行った時の思い出というのは、フィンガー5の同一タイトルLPが大量に、1枚10円(100円か50円だったかも・・・)で箱に入ってた光景。誰も買わないよな〜、と思いました。それが今やフィンガー5のコンプリートCDボックスとかがあるわけで(笑)。数十年単位で波打つように変化していくのであるなあ、と。

だから若人よ、投げ売りコーナーから本当に自分が気に入るものを見つけよう! 最近人気で値が上がっているようなジャンルは忘れよう!

・・・とか、言ってみたり。
というように、レコード買うのも聴くのも楽しいけれど、いろいろ妄想出来ること自体も楽しいのでした。
by MAL - 2007年11月18日 15時21分
レアグルーヴに関して、MALさんの考察はまことに正確。
レアグルーヴってDJ文化から生まれたもので、かつてDJというのは音楽に詳しく、誰もが知らない名曲だったり、忘れていた曲をよみがえらせる役目があったんですが、最近はレアグルーヴというジャンルの新曲があったりして、本末転倒でなんだかよくわかんなくなっちゃってますけど。

DJがリミックスする際サンプリングするネタ曲が、レアグルーヴとしてもてはやされ、DJ予備軍が探しまわるんで、その曲のオリジナル盤が突然中古屋で暴騰するなんてこともよくあることです。
そんなものに大枚はたくくらいだったら、いま売れてないけど面白いものを大量に買って、将来に備えたほうがよほどいいDJになれるんですけどね。
MALさんが書いてるとおり、投げ売りコーナーにどっぷりだった人たちが、いまDJとして海外で名を知られる存在になってたり。

ファンタスティックプラスティックマシーンという名のDJ(日本人)は、かつてイージーリスニングと呼ばれるような音楽ばかり聞いていたという話もありますし、世界的に有名なヒップホップ系のDJ KRASH(こちらも日本人)はネタで喜多郎とか使ってますしね。
この方たちのネタ曲なんて、レアグルーヴでも何でもないです。100円でも誰も買わないレコードばかり。
音楽は懐が深いです。直接再利用の拡大再生産が可能ですから。
文学や映画ではなかなかこうはいかないです。
by poli - 2007年11月19日 15時40分
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2007年 08月 01日

ヤバーコシミハルイイー [つれづれ]

うわー、マイッタ。100円、200円コーナー(いわゆるワゴン)で拾ってきたコシミハルのシングル、すげーいい〜〜〜。

これは困った。アルバムがAmazonとかでは異常な値段だ。

かと言って放っておけないくらい、ちょっとツボにはまった・・・・。

う〜ん、アルファ時代のはちょっと持ってるんだけど、その後がこれ程とは・・・・。

こういう時、最初の1枚が100円なのは実に罪だなあ(笑)。

ちなみに、このシングル2タイトルともワゴンに2枚あったので、まだ中野ブロードウェイの音吉ワゴンにあるかも知れません。

| Posted By MAL 投稿日: 2007年8月1日 21時54分 更新日: 2007年8月1日 21時56分

コメント

はじめまして。突然失礼いたします。
こっちの方は持っているのですが、これはまだ全然安いですね。ペリカン通り殺人事件っていうのの値段を見たら卒倒しそうになりました。本当に異常ですね。
94年12月24日の代官山ヒルサイドテラスのコシさんのライブ行きました。細野さんも来ておられました。
by カナカナ - 2007年8月2日 0時46分
カナカナさん、こんにちは! コメントありがとうございます。

あ!、そのジャケット!「父とピストル」というヤツですね。「マドンナ」はここからのシングルカットらしいです。

コシミハルさんは、越美晴さんとしてデビューした頃にはFM雑誌とかで取り上げられてたのを目にしてました。初期のLPは大抵投げ売りされてたので、300円くらいの頃に買ったかも(笑)。アルファに移ってからのをしばらく後に中古で買って・・・その後の活動を全然知りませんでした。

そうしたらまあ、アルバムはいっぱいあるは、ジャケットはどんどん尖ってきてるわ、今となっては入手困難だわで驚いているところです。でもまあ縁があればなんとかなるでしょう(笑)。

94年頃のライブというと、今から考えるとかなり良かったのでは・・・という気がしますが実際はどうだったのでしょうか?
by MAL - 2007年8月2日 2時7分
コシミハル大好きです!
アルバム&シングル全部持ってます(笑)

あ、こういうのこそレコミュニにあげればいいのかしら?
by masami ito - 2007年8月2日 21時25分
いとうさん

うぉ〜、コシミハル全部ありますか!しかもシングルまでとは!すごい!
やはり表だってしゃべってみるもんですね〜。

う〜ん、入手困難風な近作あたり、レコミュニでなんとかなったりするんでしょうかねぇ・・・。
by MAL - 2007年8月2日 21時40分
わたしもファンハウス以降はほぼコンプリート。
しかもレア盤ちょぼちょぼあり。
たとえばファンハウス時代の本とCDがセットなったのとか、もちろんペリカンは必携。
「ペリカン通り殺人事件」は店頭に返品のきかない不良在庫としてチラホラ見られる時期からプレミアが既についてて、いつの間にか数万円の大プレミアになってた。
なんか、購入者の行動を理解しかねる。

しかし、音吉のワゴンだったとは!
定価と変わらない大枚はたいての購入だと思ってた。
by poli - 2007年8月4日 10時44分
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2007年 06月 17日

反-貧困 [つれづれ]

「生きさせろ! 難民化する若者たち」雨宮 処凛 (著) を読む。

http://www.amazon.co.jp/%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%81%95%E3%81%9B%E3%82%8D%EF%BC%81-%E9%9B%A3%E6%B0%91%E5%8C%96%E3%81%99%E3%82%8B%E8%8B%A5%E8%80%85%E3%81%9F%E3%81%A1-%E9%9B%A8%E5%AE%AE-%E5%87%A6%E5%87%9B/dp/4778310470/

予想以上に凄まじい内容。

トークイベント・「生きさせろ!」というのが明日月曜日にあるらしい。場所は渋谷。

http://blog.goo.ne.jp/posse_blog/e/e965180fa39cdf3548ba2523f9b37fb6

九条の会サイトで雨宮 処凛が書いているコラムからは、規制緩和〜貧困〜戦争という繋がりを、体感として感じつつある人が増えていることがうかがえる。

http://www.magazine9.jp/karin/070613/070613.php

既に「反・貧困」というキャンペーンが生まれているようなのだった。

http://antipoverty07.blogspot.com/

こうしたレベルで変化が起こらない限り、少子化はさらに進むし、当然レコードなんて買っていられない若者ばかりになるはず。おお、パンク前夜のイギリスだな。

願わくば、参院選では自民、公明、民主の全てが議席を減らして、それ以外の議席が増えて、それがそのまま衆議院のバランスにも反映されて欲しいなあ。大日本貧困党とかの新党がそろそろ出来てもいいくらい、貧困層は大きな勢力になっているはずだと思うのだが・・・。

まあとにかく、こういう状況で行動を起こさないのはロックしてないよね、ってことで、しばらくこっち方面追いかけてみる積もりです。もちろん、心のBGMはじゃがたらの「もうがまんできない」ですよね?(笑)

| Posted By MAL 投稿日: 2007年6月17日 4時1分 更新日: 2007年6月17日 4時10分

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2007年 02月 21日

Jobriath [つれづれ]

ジョブライアス、というと、やっぱりグラムロック時代の怪しいジャケットを思い出すわけで。

で、私の周りの音楽友達の間でも、好き、という人はいなかったりして。

この間、eBayでやり取りしたイギリス人が、もしあればJobriathの日本盤シングルが欲しい、と言ってた。なるほど。今でも好きな人は好きなんだな。というより、当時はバカにされて、後世で珍重されるなんて音楽界ではザラか。

ふとeBayで検索してちょっと驚いたのがこれ。

http://cgi.ebay.com/PIDGEON-1969-JOBRIATH-DECCA-DEBUT_W0QQitemZ150049135622QQihZ005QQcategoryZ306QQrdZ1QQssPageNameZWD1VQQcmdZViewItem

実はこのLPは持ってる。

昔500円でジャケ買いした(笑)。池袋のレコード社だったかな? どっかのユニオンだったかも。

そうだったんだ〜。これがデビュー盤とは。

話は飛んで、最近ジャケ買いのすすめ、というジャンルがプロモートされてるけど、まあああいうじゃけはぼくは買う気にならない。でもPigeonとかはジャケ買いしてしまう(笑)。人によるんだよね。だからもっといろんな人が自分なりのジャケ買いジャンルを紹介していくと面白いと思ってる。自分も野心はあるのだけれどなかなかまとめるチャンスがない。

| Posted By MAL 投稿日: 2007年2月21日 1時36分 更新日: 2007年2月21日 1時36分

コメント

池袋のレコード社(笑)。
って、反応するところが違いますね。
銀座ハンターのにおいを最も残す中古屋だと思います。

ジャケ買いのすすめがプロモートされてるって、一体どういうことですか?
おしゃれアイテムとしてってこと?
雰囲気酔いさせて買わせるっていう、ヘンテコ商法みたいですね(笑)
キャプションに○○さん推薦って大書きしてあったりして(それはジャケ買いと言わないし・笑)。
by poli - 2007年2月23日 11時19分
去年出た本ですが、

ジャケガイノススメ—Beautiful Covers
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%B1%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%8E%E3%82%B9%E3%82%B9%E3%83%A1%E2%80%95Beautiful-Covers-%E5%9C%9F%E6%A9%8B-%E4%B8%80%E5%A4%AB/dp/4839920907/sr=1-1/qid=1172327584/

というのがあったりして。で、タイアップ企画でいろいろ再発盤が出たのですよね。割と売れたみたい。で、継続中、と。

でまあこういうのは、人の数だけセレクションがあるんですよね、きっと。みうらじゅんの「フェロモン・レコード」みたいに。切り口は自由。

なので、こういうアプローチも私は、いいなあ、と思います。

恍惚のセクカワ・レコード・コレ
http://www.amazon.co.jp/%E6%81%8D%E6%83%9A%E3%81%AE%E3%82%BB%E3%82%AF%E3%82%AB%E3%83%AF%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%AC-%E6%96%B0%E3%83%A2%E3%83%8E%E3%83%A9%E3%83%AB%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%82%BA/dp/4807843087/

このストレートな思い切りの良さが。

なので、当然悪趣味なジャケにぴんと来る一派もいるでしょ?

トータルなパッケージとしてのレコード、という商品ジャンルは、なかなかにしぶとそうで嬉しいなあ、と思います。
by MAL - 2007年2月24日 23時34分
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2005年 08月 19日

CANを聴きまくって生活リズムを取り戻す [つれづれ]

今年はもうずっと体調が優れないまま半年来てしまったのだが、最近リマスター再発されたドイツのバンド、CANのハイブリッドSACDを延々と聴きまくっていたら今日は久々に調子が上向いた。

機械に頼らず人が叩きまくっているドラムの音には、傷んだ身体を修復する効果があるのかも知れない。

| Posted By MAL 投稿日: 2005年8月19日 23時23分 更新日: 2005年8月19日 23時24分

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2005年 08月 07日

iTMSで買うものがないので、ついAllOfMP3へ(笑) [つれづれ]

今週末はいろいろ仕事が溜まっていて出掛けられないので、自宅のPCに向かってごちゃごちゃと作業してます。

iTMS-Jが始まったというので、あちこちのblogで話題が盛り上がってますね。まあ探せばちょっと惹かれるものはあるのかも知れませんが、私は未だに何も欲しいものが見つかりません。

その反動か、久しぶりにAll Of MP3を覗きに行きました。

All Of MP3

http://www.allofmp3.com/

友人のchiriさんの日記で知ったのでした。

http://recommuni.jp/home/news.php?C=486&CN=16999

実はワタシ、すでにこのサイトでは500曲以上購入してます(笑)。笑えますね。つぎ込んだお金は全部で$50ちょっと。アルバム50数枚分です。

曲単位で購入したのは2曲だけで、あとはアルバム単位。基本的には、

・レコードを探しているがなかなか見つからないものを保険として確保(廃盤、入手困難盤)

・ブックオフなどで250円盤を探しているがなかなか見つからないもの

・売っている盤を見たこともないのでとりあえず確保

なんてモノ達です。

ラインナップからしても価格からしても、iTMSとはちょっと比べものになりません。あとファイルフォーマットの問題がありますよね。私は標準はMusepack(MPC)128Kを使ってます。廃盤アルバムの確保にはMPC 256Kとかを。

MUSEPACK

http://www.musepack.net/

サイズが小さく音質が良いのです。MPC 128はMP3 256とか320に匹敵するのではないでしょうか。

さて、肝心の購入リストはどんな感じかというと、下記の通り。4月末、5月、7月、今週と4回でこのくらい買ってみました。

├─Ace Frehley

│ └─Trouble Walkin (1989)

├─B-52's

│ ├─Mesopotamia (1982)

│ ├─The B-52's (1979)

│ └─Wild Planet (1980)

├─Bangles

│ ├─All Over The Place (1984)

│ ├─Different Light (1986)

│ └─Doll Revolution (2003)

├─Can

│ ├─Out Of Reach (1978)

│ ├─Rite Time (1989)

│ └─Saw Delight (1997)

├─Catapilla

│ └─Catapilla (1971)

├─Christine McVie

│ └─In The Meantime (2004)

├─Cocteau Twins

│ └─Treasure (1984)

├─Colosseum

│ └─Live (1971)

├─Cowboy Junkies

│ ├─Black Eyed Man (1992)

│ ├─Miles from Our Home (1998)

│ ├─Open (2001)

│ ├─Pale Sun Crescent Moon (1993)

│ └─The Caution Horses (1990)

├─Czeslaw Niemen

│ ├─Spodchmurykapelusza (2001)

│ └─Strange Is This World (1972)

├─Demis Roussos

│ └─Ainsi Soit-Il (1977)

├─Fred Frith

│ └─Step Across The Border (1990)

├─k-d- lang

│ └─Hymns Of The 49th Parallel (2004)

├─Kayak

│ ├─Close To The Fire (2000)

│ ├─Kayak (1974)

│ ├─Merlin - Bard Of The Unseen (2003)

│ └─See The Sun (1995)

├─Kevin Coyne

│ ├─Dynamite Daze (1978)

│ └─Matching Head And Feet (1975)

├─Maggie Reilly

│ └─Starcrossed (2000)

├─Matia Bazar

│ └─Radiomatia (1995)

├─Mike Westbrook

│ └─Off Abbey Road (1989)

├─Natalie Imbruglia

│ └─White Lilies Island (2001)

├─Pete Townshend

│ ├─Lifehouse Chronicles Vol-1 (Lifehouse Demos) (2000)

│ ├─Lifehouse Chronicles Vol-2 (Lifehouse Demos) (2000)

│ ├─Lifehouse Chronicles Vol-3 (Themes And Experiments) (2000)

│ ├─Lifehouse Chronicles Vol-4 (Arrangements) (2000)

│ └─Lifehouse Chronicles Vol-5-6 (Radio Play) (2000)

├─Philip Glass

│ └─Satyagraha (1985)

├─The Beach Boys

│ └─Summer in Paradise (1992)

├─The Move

│ ├─Looking On (1971)

│ ├─Message From The Country (1966)

│ └─Shazam (1970)

├─Thin Lizzy

│ ├─BBC Radio One Live In Concert (1994)

│ ├─Chinatown (1980)

│ └─Life - Live (2001)

├─This Mortal Coil

│ └─It'll End In Tears (1984)

├─Thomas Dolby

│ └─The Flat Earth (1984)

└─X-ray Spex

  └─Germ free Adolescents (1978)

この記事を書くのにiTMSでも改めて検索してみましたが、無いものが多いですよ。100万曲なんてこんなもんです。全然少ないのですよ、まだまだ。

Thomas Dolbyは「Hyperactive!」の1曲買いですが、1曲だと7¢くらいですかね(笑)。150円のiTMSだとためらいますが、まあ7〜8円ならいいか、と。

Philip GlassのSatyagraha (1985)は、さすがに「浜辺のアインシュタイン」ほどの傑作ではないのですが現在廃盤。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000002621/

これがアルバム買いで$2.30です。

Canの「Out Of Reach (1978)」は、代表的な駄作で(笑)、再発することもなく、オフィシャルHPでもディスコグラフィーから脱落しているらしいです。メンバーにも見捨てられたアルバム。今となってはレアだとしても、高いお金を出すのが極めてためらわれるアルバムだと言えるでしょう(笑)。

あと私は持っているので買いませんでしたが、カナダのプログレハード、Aviaryのアルバムが2枚ともあります!

http://catalog.allofmp3.com/mcatalog.shtml?group=3278&albref=14

これはすごい。

1stは、何年か前にCDで再発されましたが現在は廃盤。2ndは当時お蔵入りした音源を2年前にリリースした、半分自主制作なCD。

片方でもすごいけど、両方あるところが凄いです。

All Of MP3は何しろ(為替レートのおかげで?(笑))安いです。iTMSで1曲落とす感覚でアルバム分購入できます。アルバムに対してこの程度の投資なら、いつかレコードが見つかったら平気でダブって購入できますし、それまでの保険としては充分な値段だと納得出来ます。

しかしiTMSで何もないから他所へ行って予定外のものを買うというのは、あー、これはあれですね。中古盤漁りに出掛けたら全然収穫がないので、無理にその後大型店とかに行って何か買っちゃうような行動に似てるかも。

| Posted By MAL 投稿日: 2005年8月7日 2時39分 更新日: 2005年8月8日 19時36分

コメント

MALさん、おもしろすぎるよー。
そういうことなんだよな、結局。
大ヒット名作盤の基本アーカイヴなんか見せられても、困っちゃうんだよ。
そういうものはたぶん未来永劫なくならないからさ、メディアが変わるたびに買い替えなんかしなくても、何とかなるんだよ。
知ってるものしか聞きたくない人は、今持ってるものだけである程度満足しちゃうんだから、カネづるにするには欲求が乏しいんだって、なんで気付いてくれないんだろう。
聞いたことないもの探し回ってる人向けに商売して欲しいなぁ。
在庫を持たずに商売できるようになった今こそ、権利保持者が強みを発揮できる時だと思うんだけどねぇ。
by poli - 2005年8月7日 7時40分
>聞いたことないもの探し回ってる人向けに商売して欲しいなぁ。

私もなんとなくは同意するのですが、私をターゲットに品揃えしたら間違いなくそのお店は潰れるでしょう(笑)。

まあとにかく、100万曲が5000万くらいになれば(って、そんなに楽曲って存在するんですかね?)、大分いろいろカバーされると思います。

問題は、そうなるとブラウズしてても何が何だか分からない量になるでしょうから、「どうやって人をその音源に到達させるか?」が大問題になりますよね。

そのインターフェースとしては、現在のレコミュニ方式はかなり正しいだろうという気がするのです。あくまでも、「自分が趣味趣向を知っている相手の感想やコメントを頼りに探る」という方法。今までレコードのライナーでも「この人がこう書いているなら聴いてみるか」ってのはあったと思うのです。あとは「友人のアイツが気にしてたから聴いてみるか」というパターン。

巨大な配信アーカイブを持ったサイトとレコミュニが提携するというのでも、ちょっと近いことは出来るかも知れませんね。
by MAL - 2005年8月7日 12時21分
>私をターゲットに品揃えしたら間違いなくそのお店は潰れるでしょう(笑)。

ところが! MALさんは何十人分という音楽をひとりで毎月買ってるわけで、そんな人が100人いるだけで、今のヒットチャート1位/1週間分の音楽を買ってくれたのと同じぐらいになったりするんですよ。きっと…、たぶんですけど。だから、町の小さなCDショップが潰れるより確率は低いと思うなぁ。


>「どうやって人をその音源に到達させるか?」が大問題になりますよね。

こまめに掘り起こすのも楽しいっちゃ楽しいんですが、それはジャケがあった時代の話ですかね。
レコミュニが提携っていい話だと思います。レコミュニがマニア向けにちょっとだけ特化すると。
マニアはこっちから先に見にきてくれるかもね。
by poli - 2005年8月8日 9時29分
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2005年 08月 02日

blogに向かって [つれづれ]

なんかレコミュニの日記が自動的にblogになるような機能改造が進んでいるみたいですね。

http://d.recommuni.jp/

これはこれで面白そう。

自分のページのデザインは自分で決められそうな予感。

しかし、今回の無料ダウンロードキャンペーンも出足は遅いですね。というか、月曜日に開始というのがいけないんじゃないでしょうか?(笑) どうして週末スタートじゃないんだろう?

それはそれとして、今回は48曲落とすのに19分かかりました。早いんだか遅いんだか・・・(笑)。一度目で「お!、これいいね」というのが3曲くらいあったから、割と今回はハイレベルかも。

| Posted By MAL 投稿日: 2005年8月2日 2時41分 更新日: 2005年8月2日 2時41分

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