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蜩音楽帖2011/1 | ||||||
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2月6日のタイニーバンパクは、シラオカとスティーブジャクソンと言うナイスな取り合わせだったから、3月33日というバンドは聞いたことも無いバンドだったけれど、今回はあえて事前にマイスペなどでヘタに予備知識を入れずに行ってみた。でも、3月33日なんてヘンな名前だし、いくら予備知識を入れなかったと言っても、なんかひねくれててとんがった音楽を演る人たちなのかなぁ、とか勝手な思い込みはちょっとあったりしたわけです。
シラオカ、スティーブジャクソンとゆらめきの時間は過ぎ、飲んでないけどほわーんとほろ酔いみたいになってぼーっとしていると、おとなしそーな3人の男の子たちが、いそいそとスタンバイを始めて、そういえばクラスにこんなカンジでいつも教室の隅でつるんでる男の子たちって居たなぁ、だいたい3人組で、ひとりはちょっとカラダが大きくて、ひとりはちょっと小柄で、ひとりは中肉中背で、とかちらっと思い出したりして、ああ、私が勝手に思い込んでいたのとはちょっと違ったなー、とか考えているうちにライブは始まりました。
窓をあけたらさーっと気持ちいい風が入ってきた、そんな感覚になりました。でも、ただ優しいとか爽やかなだけっていうのとも違うのです。
とくに目新しいこともなく、かといって懐かしいとかそういうのでもないのだけど、聴いているとすーっと自然に耳を通ってからだの中に入ってくる。
負けるもんか、いつかは俺たちだって!とかじゃなく、かといって、無気力とかあきらめてるとかでもなくて、今を生きているそのままの自分たちの、そのまま自然に出てくる音楽を、そのまま奏でているような。
だからといって「自然体」とか言ってしまうのもなんだかなぁ、ではあるのですが、他に言葉が見つかりません。
3人がそれぞれにボーカルを取りますが、総じてみんなハイトーンでファルセットがかった歌声がまたなんとも癒されました。特にドラムの子の歌声は見た目とのギャップにも驚きましたが個人的にはかなりツボに入りました。
CDを買うと、「ホント、ありがとうございます、次のCD作ったりライブで遠征したりする時の資金にします」とかって、このスレてないカンジがなんか、ジーンとなりますねぇ、オバちゃんおにぎり作って持たせてやりたいような気持ちになりましたよ。
♪デューカ、デューカ、ラーララー
いいじゃないか3月33日!!
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