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      2005年03月23日

      生活とリスクと映画 

      サラリーマン生活に別れを告げて7年になる.この間大きく変わったのが仕事の仕方・生活の仕方.一人で暮らすと身に降りかかるリスクをどのように処理するかが生活の基本にあるのかもしれない.会社が守ってくれるわけではないし.

      今は知り合いの紹介案件以外やらないことにしている.信頼できる知り合いからの紹介をリスク軽減の手だてとするという点ではこのrecommuniも同じかもしれない.それと高額なリテイナーフィーを取らないこと.

      これは確率論とも関係があるかもしれないけれど,関わる案件の数が多いほど仕事がなくなったときの生活に与えるショックは小さく,案件が多いほど高額の仕事とやるリスクが少なくなるという計算になるものの,この場合人間の時間が24時間に限定されているところから1人でやる仕事の量は有限であり,リスクを冒さざるえないかまたは低額でリスクの少ない仕事を沢山やるかのどちらかのスタイルを採らざるえなくなるという矛盾にぶち当たり,自ずとこの矛盾の中であるライフスタイルを作り上げるしかなくなる.そうでない生き方はそれをカネで解決するやり方,すなわち事業に必要なヒト・モノ・カネのうち実稼働が少なくて効果の大きいカネに焦点を与えているのが「金持ち父さん貧乏父さん」なんでしょうけど,知恵を提供するという第4の道があるのではと最近思っている.

      自分がどういうスタイルを好むかといわれれば,ほどよい複合ということになる.

      大きな会社に勤めるということは上記からすると仕事がなくなるリスクを軽減するためには有効となるのですが,この大きな会社の存在可能性が以前ほどではないのと,雇用スタイルが大きく変わってきているためそう簡単にはいかなくなっている.

      この数年観る映画は何故か,アーティストの評伝みたいなものが非常に多い.彼らを観ながら生き方のヒントを得ようという姑息な考え方が根本にあるのかも.マリアカラスしかりポラックしかりレイチャールズしかり.

      生き方を学ぶというのには著作権も産業財産権もあまり関係ないもののその人を自分の目で腹で理解するというのは自分のアンテナ以上でも以下でもないこと,こう考えると先人を含めて私以外みな先生という気がしてくる.

      | Posted By yooorky 投稿日: 2005年3月23日 12時36分 更新日: 2005年3月23日 17時18分

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