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蜩音楽帖2025/2 | ||||||
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ああ、ヨタロウさんのお誕生日なんだからヨタロウさんのこと書こうと思ったのに、昨日はムーンライダーズの話になってしまった。。。
ヨタロウさんのこと、以前もちょっと書いたのですが、彼は私にとっては本当に、すごく特別な人なのですよ。
いろいろ書きたいのですが、最近どうも、回顧、回想モードに入ると戻ってくるのがひと苦労ですし、回顧録を綴るのをライフワークにするのはもう少し先にしたいし、なので、やめておきましょう
ただ、ホント、不思議な縁みたいなのを、感じるのです。
私は、「岩手に住んでたら一生ヨタロウさんとはお近づきになれない」と思って東京へ出たようなものです。
ウソです、東京へ出たのは単に親の転勤ですけど、でも「岩手に居たらヨタロウさんとお近づきになれない」と思っていたのは本当です。
でも実はヨタロウさんって岩手にちょっとゆかりがあったりするんですよね
あ、ご出身ってわけではないです、ヨタロウさんは生粋の江戸っ子ですからね
しかも、、、実はヨタロウさんって、ものすごいボンボンなんですよー!!
聞いたらみんなビックリしますよ、千秋どころじゃないですから・・・
で、それがなんで岩手と関係あるかとかはちょっとごにょごにょですが、、、
そして20年以上前にそれでキャアキャァ大騒ぎするような出来事もあったりしたのですが
すみません、興味のない人には面白くもなんともない話でしょうからやめておきます
ヨタロウさんは震災後、夜行バスで大船渡などにせっせと通われて、被災者の方たちを励ましに行かれました
エミ・エレオノーラさんと一緒に…
ちょうど去年の今日も、ヨタロウさんのこと日記に書いてます
その時は、ヨタロウさんが名古屋に来てる!犬山城に居る!って大騒ぎしてました
そしてその1か月と10日後に、ああいうことになってしまったのですね。
ああ、またなんか、グダグダしてきたので、おしまい。
今日は2月1日なんですが、メトロファルスの、と言うのがいちばん通りがいいのでしょうか、伊藤ヨタロウさんのお誕生日。
毎年この日にはヨタロウさんのバースデーライブがあるのですが、私も、大昔に1度か2度行ったことがあります
今年は、ユーストで完全生中継です
いやぁすごい世の中になったものですねぇ
ホントに…
しかも、慶一さんが飛び入りゲストで出てきちゃったり!
そう、ムーンライダースが休眠に入りましたね。
大事件なのに書きそびれてました
その前にビートにクスが久々にアルバム出してくれて、それがまた本当に良かったりして
よぉーし!なんて思ってたのになぁ
さびしい、と言いたいところなんだけどどうもそんなにピンとこないんです
もともとムーンライダーズってそういうバンドですよねぇ
私が彼らの存在を知ったころから、そんな感じ。
ちなみに私が初めてムーンライダーズとしてのライブを見たのが、1991年、NHKホール。
あの、超名盤「最後の晩餐」が発売された年です。
チケットは即日ソールドアウトだったそうです、よくゲットしたな私。
大昔過ぎて忘れちゃったけど、ぴあに並んだんだったかなぁ。多分そうですね。
あの頃はそれが当たり前でしたからね。
とはいえ、ムーンライダーズそのもののライブは、もう、15年ぐらい見てなかったんだなぁ。
1996年、ボトムライン。
なんか、無期限に活動休止!って言われてもなんだか、ほんと、ピンとこないですねぇ
もともとなんというか、カチッとしてなかったからでしょうね
カチッとしてないって、失礼なのかしら、いえいえ、いい意味ですから。
まぁ、メンバーみなさんご健在ですし、チラッと聞いたところによるとあがたさんの40周年のライブ、メンバーなのかゲストなのか、良明さんにくじら(武川雅寛)さんに鈴木博文さんでしょ、東京は慶一さんに岡田さんにかしぶちさん、って!ほらもう、フルキャストじゃん。。。
何気にそういうの、多いですよねムーンライダーズって。
もともとメンバー仲すごくおよろしいみたいですし、今回の活動休止だって別に、仲間割れとかじゃないですものね。
そういう、形状記憶的?なんといっていいのか、柔軟で融通が利く?バンドって日本はおろか、世界中みてもあんまり無い気がします。
まぁ、YMOとかもそうだっていえばそうなんでしょうけどね
なんかグダグダになってしまいましたが、きりがないので終わります。
1月21日 「電気を使わない音楽会」 IOUEEE YOK マニュモビールズストア
電気を使わない杉山くんが紙芝居屋さんに見えた
もうどんな場所でもライブができますね杉山クン
タダで頂いた音源はいつもながら惚れ惚れするほどのクオリティの高さです
とくに蟹の歌はイイですねぇ
♪あーあ、あーあ、蟹を食べる、あーあ、そうだ
そして初YOKさん、なんだかもう、完成しちゃってる!と思いましたです
CD買って繰り返し聴いてます
♪白~黒~つけたーがるー
口ずさんでしまいます
マニュモビールご夫妻の天使、めぐるクン、可愛すぎでした
私を見てにこーっとわらってくれたのよ
もう溶けるかと思いましたです
ライブ中も静かでとってもいいこちゃんでしたネ
そして!
ここから怒涛のハポン4連荘(正確には中一日ありますが)です
1月27日・28日 ノームの庭 坂本弘道 安藤鮎子 kdハポン
ゲスト:石丸だいこ 夕沈(1/27) holon(1/28)
坂本弘道さんのことを語ろうとすると、まるっと20年遡りたくなります。
なんだか自分史を書くような、登頂するような意気込みになります。
「別にそんなに力まんでも」と言われそうですが、ごもっともなんですが・・・
しかし、そのくらい力みたくなるほど、スペシャルなお方なのでしかたありません。
ですがまさか、20年前にMANDA-lA2で初めてエコーユナイトを見たあの日(鮮明に覚えています…)のことから書くってのはちょっと…
この「ノームの庭」の錚々たる面子において、唯一初めて拝見した(と思う)安藤鮎子さん。
はぁー
見惚れました…
妖しかった…
美しかった…
私はあまりダンスやパフォーマンス方面は明るくありませんが、彼女は宝石ですね、それは、自信を持って言えます。
宝石は宝石でも、ダイヤモンドと言うよりは、ブラックオパールかな…
私にとって彼女の名前は、最重要マークとなりました!また観たいです。
実は、28日は、WALLでのシラオカ小池くんソロとYOKさんに行くつもりでしたが、27日、安藤さんにやられてしまいまして、、、
小池くんはきっと、すぐまた聴くチャンスがくるはず!!(YOKさんはあさってみられるし・・・)
で、ハポンへ行きました…
ホントに、ぶつかるのって困りますねー
1月30日 尾花座+海月猫presents アニス&ラカンカ 関宿→名古屋ツアー kdハポン
アニス&ラカンカ / YOK / 見汐麻衣 / mmm
mmmさんを聴くチャンスがなかなかめぐってこなくて、アニカンも、初めてでした
うー、なるほど。可愛い。。。
1月31日 タイニーバンパク vol.54
ju-sei(東京) / 夕食 / スティーブジャクソン
ju-sei。
あの、衝撃の初体験は。。。
この日記でいつだったかすぐ確認できます、すこしお待ちを、、、
ジャン!2009年8月26日でしたー
私、“キャパシティーオーバー”って書いてますね
すごいものみてしまった、としか言いようがない、って書いてますね
そして、2009年のライブの第2位に選んでますね
それにしても2009年って。。。
今年2012年なんですけどー
もうそんなに経ってるの?!
どしぇーって感じですね、本当に。
あの頃は、いくら検索してもju-seiではまったく何にも引っかからなくて、かえって興味をそそられたものでしたが、その戦略(ではなかったと思うのだけど)頂き!とばかりにHADAくんが突然HPとかから自分の音源とか動画とか全部消しちゃって、、、ええーっ?!いいのかー?!って私が慌てちゃったりしたことがありましたなぁ、懐かしいですネ
あれはあまりに時期尚早ではなかったかねーHADAくん(^_^;)
時期尚早というか…墓穴と言うか…
今やったらかえっていいのかなぁ。
でも今やもうHADAくんの知名度たるや、2009年のあの頃とはもう比べ物になりませんね
そうやって考えるとなんだか感慨深い。。。
そして何気にHADAくんってやっぱり凄い。。。
そして私やっぱり見る目がある。。。
って結局自画自賛したいだけかいっ!!
すみません、ju-seiの話が脱線してしまいました。
ju-sei、すごく良かった。
良かったのですが、嗚呼、初体験があまりに強烈過ぎて、、、
物足りないとは言いません、そんなこと。
でも、でも、やっぱり、、、
期待が大きすぎました、しかもちょっと間違った方向の期待。
つまりはショックを求めていたのですね
3年も経ってるからきっとまた同じ衝撃体験ができると期待しすぎちゃった。
でも、いい意味で、3年前と、何も変わっていなかった。
ブレがまったく無かった、それこそが凄いことなのに、ごめんなさい。
個人的に、ju-seiは「たま」とシンクロします
「たま」も、楽曲、演奏、ともに本当にクオリティが高かった、でもそれに気が付くのは結構後になってからだったりします
最初はどうしてもキャラのインパクトの強さで、それらが霞んでしまうんですよね
でもずっと聴き続けていくうちに、見続けていくうちに、後から後から、本当の意味での素晴らしさがわかって腑に落ちてくるんですよね
ju-seiも、そうだと思います。楽しみです。
昨年「百合ダスが平日なので見に行けないよー」とつぶやいたら、すかさず百合ダスの公式アカウントと、浜野監督ご自身からフォローをして頂いたのですが、そのすぐ後に、「おんなの河童」の公式アカウントからもフォローをいただいたのであります。
おんなの河童のことはその時はまだ全然知りませんでした。
フォロワー30人で、あんまりつぶやいてもいないのに、なんで私を?と思ったのですが、多分、シネマテークがらみのつぶやきを多くしていたので(シネマテーク、とつぶやくと必ず永吉さんが拾ってりついしてくださる)、それでだと思います。
おんなの河童のことは知らなかったのですが、いまおかしんじとクリストファードイルでミュージカルでピンク映画、っていうんだからこんな凄いことはないわ!と思い楽しみに待っていました。
東京では、10月くらいに封切られて、連日ついったのTL上は河童トークで盛り上がっていて、あーちょっとネタバレっぽくないかこれ、というようなのもあったりして、早くみたいよー、とそわそわしていました。
そしてやっと年が明けて、たった一週間の上映なので、絶対に見逃してなるものか!と張り切ってみに行きました。
その時の、わたしの感想ツイートです
「TL上では去年から盛り上がってたおんなの河童、やっとみた。チラシもタイトルバックも内容もピンクで、これぞ「ザ・ピンク映画」だと思って見終われば、印象に残ったのは美しい蓮の葉のビリジアンのような緑色と、美味しそうにボリボリとキュウリを齧る音。グリーン映画?とにかくいい映画だった。」
一面の蓮の葉のくすんだ緑色は、なんというヒーリング。
青木君が人間の姿で映ったとき、皆さんがつぶやいていたように私も、ジーンとなりました。
そういえば、帳場の山下さんが、クライマックスのあのシーンを「人工呼吸のよう」と表現されてたの、ナイス!と思いました。
園子温。
冷たい熱帯魚がターニングポイントだった、のかな。
冷たい熱帯魚、絶賛してる人多かったですよね。
園子温が巨匠チックになってきたのって、熱帯魚からですよね、きっと。
それで遡ってむきだしや自殺サークルや紀子の食卓レンタルしてみたりする人多かったみたいですね。
私が最初に観た園作品は確か、「桂子ですけど」で、シネマテークで観たのですが、あれはいつだったかなぁ、とつぶやいたところ、シネマテークの永吉さんから「97年の7月です」とリプライ頂きました。
97年だったら私まだ20代…
90年代に、単館系の邦画で私的に当たりの映画に次々と出会ってちょっと中毒気味になっていたせいもあって、もっと、もっと面白いもの!という感じで、ギラギラしながら探していて、「桂子ですけど」も、チラシを見て、もしかして、と思って観に行ったような…
平日の昼間だったので、お客が自分ひとりだったような記憶があります。
それはまぁいいのですが、なんというか、ここ1、2年の園ブームみたいなの、なんかなぁ、って思う私はやっぱり天邪鬼なのでしょうか。
自殺サークルも紀子の食卓も全然好きになれず、園子温と言う名前をチェックしなくなってしばらくしたころ、4時間の映画!と言うことで話題になって、ちょっと期待して観に行ったむきだしが、私的にはイマイチで、熱帯魚も全然いいと思えなくて、とうとう恋の罪は観に行きませんでした。
でもねやっぱり、ヒミズは観てきました。
仕事で斡旋してるMOVIXの券が、1月末に期限が切れるっつーのに大量に売れ残っててノルマに達してない、っていうのもあったのですが、ノルマに達してても観に行ったと思います。
私は、もう、今年しょっぱなに不惑のアダージョを見てしまったせいで、しばらく何を見てもあれを超えてくれそうにない、と思いながら見てるせいもあるのかもしれませんが、それだけでなく、私は近年の園ブームにどうしても乗れないのは、見ててどうもちょっと、くすぶるものがあるからです。
親が子供に平然と死ねと言ったり(あれはしつこすぎでは?イラつく観客を想定してしたり顔の監督が目に浮かぶ)、言うだけでなく装置のようなものまで作ってそれを子供に見せつけたり(そうだ、前作では親が子供を殺してしまったんですよね)、かと思えば娘が死んだ父親を足蹴にしてやっと死んだよとケラケラ笑ったり、ああいうの、どうも、映画だからって言っても、私はなかなか消化できない。
綺麗ごと言ってるつもりもないのですが、お金を払ってまで観たいシーンではないです。
でも、映画は監督のものだし、表現の自由は保障されているものですから、悪いとは言いません。ただ私は苦手なだけです。
かといって、「親なのだから子供のために命をなげうって当然」的な、ダンサーインザダークみたいなのも大嫌いだし、「美しき親子愛」的なのも、ヘタなのはかなり白けます。
このへんはかなりデリケートな部分だと思うので、余計なこと言って墓穴掘るのは、やめておきましょう。
染谷将太くんと二階堂ふみちゃんが演じる中学生は、どうも、おとなびてる気がして、中学生に見えなくて、でも高校生にしてはちょっとおぼこい気もするし、なんだか微妙だなぁ、と思いながら見ていたのですが、ラストに近づいていくにつれ、中学生に見えようが見えまいが、どうでもよくなってきます。
ティーンネイジャーでいいじゃんか、と思います。
住田、可愛げないなぁ、と思っていたのですが、だんだん愛おしくなってくるんですねぇこれが。
終盤の住田くんは本当にいたいけで、頭を撫でてあげたくなります。
そしてあの、私が言うまでもないくらい各所で称賛、大絶賛のラストシーン。
途中までは、嫌いなシーンもたくさんあって、やっぱり私、園子温ダメだわ~とか思ってたんだけど、ラストでは、揺さぶられますね。突き上げられますね。
あれは、どんな鉄の男でも泣くと思います。というより、男の方が泣いてました。しゃくりあげてる男の子とかもいましたね。
そういう私も、ラストには「ああ、みてよかった。」と、こぼれる涙を拭いながら強く思ったのでした。
私には、座右の映画、はたまたソウルムービー?
というような映画が、あります。
大好きな映画、フェイバリットムービー、思い入れのある映画、と言うのとも、ちょっと違います。
そのレベルではないです。
うまく言えないのですが。
去年までの、私のソウルムービーは、3本。
すべて邦画です。
順位ではなく、公開順(鑑賞順)です。
1.草の上の仕事
2.カナカナ
3.父と暮らせば
どこがどう、と言う説明など、できません。
好きだから、ということだけではないからです。
「筋金入り屁理屈こね女」の私が、理屈をこねられないのです。
さて、今年の1月5日に、4本目が加わってしまいました。
それが、「不惑のアダージョ」です。
出会えて、よかった。ありがとう。
ちなみに併映の「大地を叩く女」も、良かった!
同じ監督さんでして、この、井上都紀さんと言うアラフォーの女性監督さん、いやぁ、恐れ入りました。
今後、この方の新作が公開されるたびに、必ず観に行ってしまうことでしょう。
12月6日 ARLT/工藤冬里 KDハポン
12月10日「アンダーグラウンド デジタルリマスター版」シネマスコーレ
シネマスコーレのスタンプカードが満タンになって、1本タダでみられるので、何見ようかなーと楽しく悩んだ結果、実は未見だったアンダーグラウンドを観に行きました。
この映画にまつわる書きたいネタがあるのですが、今は余力が無くて無理です。いつか、とは思うのですがいつになることやら。
12月17日 埋火「ジオラマ」Release Tour スティーブジャクソン カタリカタリ KDハポン
「ジオラマ」、超名盤ですネ!
見汐さんと、志賀さんの髪型が、GWに四日市で見たときとまったく逆になってて、一瞬あれっ?って思っちゃいました
志賀さんが髪切ってボブになって、ボブだった見汐さんの髪は伸びてロングになっていたのです。
12月23日 ゆーきゃん 3rd「ロータリー・ソングス」KDハポン
〔ゆーきゃん+田代貴之(ベース)+森ゆに+足田メロウ〕 シラオカ タテタカコ
足田メロウさんの絵、本当にすてきですね。
ハポンに入場するときにポストカードをプレゼントしてもらったのですが、すごーく可愛いでしょう!
ライブペインティングは、次々と繰り広げられていく足田メロウワールドと、ゆーきゃんさんの温かな音楽が見事に融合して、幸せな時間が過ぎていきました。
もう、スクリーンに目が釘付け。「次は何?何?わぁー!」ってもうワクワクしっぱなし。楽しかったです。ありがとうございました。
そして、HADAくんが私の住む瀬戸市周辺でロケを打って撮りあげた衝撃作、「セールス・クライシス・スーパースター」が公開上映された25日、わたしはちゃんとハポンに予約もしてあって、めっちゃ楽しみ、何が何でも見に行く!的なつぶやきも大々的にしたっていうのに、前日に飲みすぎて、何をどうしたかまったく思い出せませんが、目が覚めたら床の上に転がっていました。
二日酔いなのか風邪なのか、恐らくは両方だと思うのですが、25日はまったく人間として機能せず、行けませんでした。嗚呼。
しかしそのあとすぐ、ようつべで全編アップしてくれたのはありがたかったです。
全画面にして見ましたけど、ああやっぱりこれは、スクリーンで見たかったなぁとつくづく後悔しました。
HADAくんが名古屋で活動を始めたばかりの頃、もう4、5年前(!)だと思うのですが、その頃は彼のサイトには彼のそれまでに撮った映画作品が全部見られるようになっていて、私は全部見たのですが、その時の正直な気持ちと言うのが、
「なぜHADAくんは、こんなに映画の才能があるのに音楽に固執するのだろう」
と言うことでした。
あれは確か、初めてHADAくんが得三で演った日だと思いますが、「映画はもう撮らないの?」と聞いてみたのです。
勿体ない、と思ったので。
そしたら確かHADAくんは、「ま、映画は50になってからでも撮れるし」というようなことを言っていたんですよね。
だけどね、やっぱり、「いつか」は危険。
「いつか」は、永遠にやってこないと私は思うのです、最近とみに。
思い立ったらすぐやってしまうべきです。
ま、HADAくんは、見る前に跳ぶ男ですから、やっぱり、やってくれますね。
さて、年末、映画を2本見ました。
「私だけのハッピーエンディング」
ガエル・ガルシア・ベルナルって、実は凄いプロの役者だなぁ、と思うのです。アクが強そうに見えて、実は万能調味料みたいな人ですね。
どんな料理にもちゃんと馴染むというか、つまりどんな役でもきっちりこなせてしまうなぁ、と。
それに、どうしたって、キュートですよね。
末期ガンの若い女子とイケメン医師、と言う取り合わせは、「病院へ行こう」のキョンキョンと三上博史を思い出しました。
「家族の庭」
マイク・リーは好きな監督のひとりです。
特に好きなのは「秘密と嘘」ですが、今回の家族の庭、秘密と嘘を超えるかと言うとちょっと私的には超えませんでしたが、でも、とてもいい映画。
私の思う、「ザ・マイクリー」な映画で、大満喫しました。
2011年11月17日 TAPE TENNISCOATS KDハポン
みたいライブが、私用や公用とぶつかるのは本当に悔しいですが、それよりももっとやりきれないのは、みたいライブどうしが同じ日にかぶることですよね。
しかし、そうは言っても世の中何もかも自分に都合がいいようにばかりはなってくれませんから、その辺はやはり、優先順位をつけるしか致し方ないわけです。
今の私は、やっぱり、テニスコーツ、ということになるようです。
テニスコーツは、何をおいても行きたい、というのが今の私の正直な気持ちです。
この日のライブ、私にとっては間違いなく、2011年に観たライブの中で、3本の指に入ります。
・・・いや多分、ベストワンです。
いいかげんもう、今年のこと書きたい!
ですが、例年ですと、記憶が曖昧なのもあって後半のことはすっとばして新しい年のこと書くのですが、今回はせっかく何を観たか(誰を見たか)全部メモしてあるので、せめて日にちとタイトルだけでも羅列したいと思います。
9月15日 得三にて吉田美奈子&河合大介DUO
今年はすごい、4月の初ナマ美奈子さんのあと、半年も経たないうちにもう一回ナマ美奈子さん聴けるなんて。
美奈子さんは、ゴージャス。
9月19日 空色曲玉 ジョバンニ・デ・ドメニコ 高岡大祐+渓
忘れもしないこの日は台風15号が名古屋上陸のなか、千種駅から歩いて空色曲玉さんへ。ついたらもう、半端ない濡れ鼠でありました。
9月23日 「親愛なるきみへ」
ラッセ・ハルストレム、と言えば私はマイライフアズアドッグ、ギルバートグレイプ、サイダーハウスルール、あたりですが、この話もやはり、ちょっと苦いのです。苦いけど、見終わった後に、不思議と光を感じるような、そのパターンは同じです。
しかしこの映画、ラブストーリーを前面に押し出しているけれど、私は、父と息子の話だなぁ、と思ったのです。
名優リチャードジェンキンス演じるお父さんに私、嗚咽が漏れそうになって大変だったんですよ。
10月15日 「グッド・ハーヴ」
これも本当に、観てよかったと心から思える素晴らしい映画でありました。メキシコ映画、そして、女性監督。
レバノンの「キャラメル」もそうなのだけど、(アメリカやイギリスや韓国などと比べると)馴染みの少ない国の女性監督の作品に、まるで宝石のような秀逸な作品があったりするので、嬉しくなります。
馴染みが無いとは言っても、見ててのめりこみすぎてしまうほど共感できる、普遍的な内容だからなのでしょうか。
ただ、このグッド・ハーヴのラストですが、ラストだけは、ちょっと、個人的にはうーん、と思ってしまいました。
やっぱりあの点については、メキシコ的なのかなぁ、ってちょっと思ってしまいました。
10月11日「奇跡」星が丘三越劇場
10月16日「百合子、ダスヴィダーニャ」シネマスコーレ
10月25日「エッセンシャルキリング」シネマテーク
久々に見たギャロ。
10月29日 夕食 たちなみえみ Dai七楽部
つぶろっくで初めて夕食を聴いて、ああーいいなぁ、と思いました。
CD買って繰り返し聴いて、どの曲も、全部大好きですけど特に、「土を握る」がイチバン好きです。
あんなに静かなのに、なんとドラマチックなのでしょう。
ああいう曲を作り奏でる人たちが、すぐお隣の県に居るって、なんか、誇らしいです。
10月は確か、ハポンでもライブがあったのに用事があって行けなかったので、はるばる一宮まで行きました!
たちなみえみさんも、ステキでした。また聴きたいです。
2011年も、9月にあいち国際女性映画祭が開催されました。
私は、残念ながら、1作品しか観に行けませんでした。
“百合ダス”(百合子、ダスヴィダーニヤ)は水曜日の朝10時から、たった1回こっきりの上映だったので行けなかったし、逆に「春との旅」で仲代達也がウィルあいちに舞台挨拶に来たのは日曜日だったわけですが、この頃はちょうど「木金休み・土日出勤」だったので、これまた行けなかったのです。
あいち女性映画祭で観たのは、「ヘア・ドレッサー」と言う映画です。
ドイツ人女性、ドリス・デリエ監督。
今までまったく知らなかった監督さんですが、この「ヘア・ドレッサー」、実に、実にイイ作品でありました!!
でも、どうもこの作品、埋もれてるみたいです。
日本語の公式サイトもないし、いわゆる劇場公開はされてないみたいですね。
日本では、あいち国際女性映画祭が初上映。
つまり、日本人で最初にこの映画を観たわけですよ、私ひとりがってわけじゃないですけどね。
この映画大好きだー、ってスクリーン眺めながらずっと思っていました。
なんかもう、いろいろ愛おしいシーンが多すぎでした。
ここではスジとは関係ない部分で印象に残ったシーンのこと書きます。
主人公のこのカラダの大きな女性カティが、やはり少しカラダの大きな男性と楽しそうにダンスをしているわけですが(写真参照)、この男性、ハッキリ言ってまったくと言っていいほどストーリーに絡んでないのです。どうも、ここのクラブ?ダンスホール?でたまたま居合わせて一緒に踊っただけみたい。そして、男性の方はカティが気に入ったみたいなのだけど、カティはダンスが終わればすげない態度。そして女友達に、「私デブの男って嫌いなの」と耳打ちしたわけです。
デブの女が、デブの男を嫌いでももちろんいいわけです。自由です。勝手です。
でもどうですか。なにか、ちょっと、もやっとしませんか。
ちょっと言いたくなりませんか、「どの口が言うんだ!」って。
でも、それは言わないお約束です。
私にも、カティに負けず劣らず、カラダの大きな女性の友人がいます。
彼女もやっぱり言ったのですよかつて。「私太った男って大嫌いだから」って。
かくいう私も最近はすっかりデブ返りしているわけですが、何を隠そう私も、やっぱり痩せている男性が好きです。ただし、痩せの大食い限定です。痩せてるのに、モリモリとよく食べる男ってセクシーですよね。食が細くて痩せている男性は、そりゃ食べないんだから痩せてて当然です。
そんな私にも、太っている男性ですごく好きな人がいます。その人の名は伊集院光。大好き。
あと、岡田斗司夫氏も、BSマンガ夜話の頃から好きで、でも、やっぱりレコーディングダイエット後の方が好きかな。
なんかどんどん話が脱線してしまうのでこの辺でやめておきますが、ヘアドレッサー、いい映画です。