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Lamblashのメルボルン改めTokyo公開語録

2007年06月20日

ないになる/なにもしないをする 

迷ったときや困った時には「無」になればいい、

と、「グラン・ブルー」で有名になったJacques Mayolに

日本の禅僧の方が語ったそうだ。

Blankに相当するフランス語で言ったのだろうか、

それともNothing、いやemptyと言ったのだろうか。

無…難しいな。

何も考えないのは結構得意なんだけど、

それは「無」ではなく「虚」とか「呆」だと思う…。

『頭からっぽのほうが夢つめこめる』。

「小学生の時、あの歌聴いて俺、すごい励まされた!」

と、我ら鳥山チルドレン世代の友達がこないだ言った。

皆うなづいてた。

オトナになるにつれ、頭がどうでもいいことで埋まってくるのだと思う。

脳の容量は埋める(使う)ほうが良いこととされてるけど(この場合、知識的なことも、体験的なことも含め)

実はパソコンのHDと一緒で、ある程度残り容量がないと動きがおかしくなってしまうのではないだろうか。

からっぽとは言わないけど、夢を入れる位の隙間は作っておかないといけない。

前にも書いたが母は元・保健の先生だ。

最近、教職員評価制度というものがあるらしいのだけど、それは「何かした」ことについてだけ、評価項目があるらしい。

「「しない」ことにも意味があるんだと思うんだけどね。警察と医者と、それと養護教諭は、ヒマなほうが平和だってことなんだから…それに、世の中には何かをすることが求められる仕事だけじゃなくて、そこに行けばいつでもいる、ってことが一番重要な仕事もあると思う」

宗教が人々の精神面をケアしてた時代は、「なにもしない、でもかならずそこにいて話をきく」のは宗教家の役割だったと思うけど、

たぶん、今の日本だと保健の先生くらいしか居ないんだろうな…。

どうでもいい掲示物や、毎年日付だけ書き直してるような印刷物ばっか作ってる保健の先生のほうが、あれだけ勉強熱心で、一つ一つの問題に本気で、24時間、365日が保健の先生な人より評価されるなんて馬鹿馬鹿しい。

んー、ちょっとは「無」の概念に近づけたかな?

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風にまかせとこ、と思ったら案の定、作戦大当たり。

面白いからこのまま続行します。

駆け引き、これって結構釣り感覚だね。

わかんない、だから面白い。

…それを「思うツボ」って世間では言うのかしら…。

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さて逆サイド。

ちょっと興味を持ったら、周りで一気にそれに関する出来事が立て続けに起こることがあるんだけど、今まさにそれ。恐ろしい程。

君はたぶん本当に優しすぎる、だから、寄りかかるものを探してる弱い子が来ると、優しく受け止めてあげられる力があって、それをたぶん自分のセールスポイントだと自覚してるからこそ、ターゲットになりえる、より弱い子に近づいてしまうんじゃないだろうか。

でも、優しすぎて支えきれなくなって、そのまま自分まで後ろに倒れこんじゃうんだよ。

そういう意味で似てる、私の古い恋愛に。

つい甘えそうになるけど、その痛手はお互い、負うまい。

| Posted By lamblash 投稿日: 2007年6月20日 0時22分 更新日: 2007年6月20日 0時22分

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