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2006年03月21日

Go/To Hell With Burgundy 

ほんの少しの期待と共に音を聴いて本当に驚きました。こりゃいわば80年代のTudor Lodgeではないのか! 独特なメロディのフォーク調サウンドに男女のボーカル、時折エスニックだったりポップだったりネオアコだったり幽玄だったり。これはいい!

例によってブックオフの250円棚から掘り出してきた1枚でしたが、これは数年に一度の発掘ものでした。いや、別に珍しい物だとかそういうことではなく、全く知らないアーティストのレコードを聴いて、一発でガーンとやられてしまう経験はそうは起こらないのです。

ネットで調べてみても情報はあまりありませんでした。オフィシャルサイトはあったのですが、いわゆるファンサイトにあたるものがほとんど見つかりませんでした。ひっそり埋もれちゃったグループなんでしょうか?

オフィシャルサイトに行って感動したのは、廃盤になっている過去のアルバムを、レコード会社との調整をすませた上でアートワークなし・半額・CD-Rで販売していること! そうですよ! あらゆるアーティストにはそうした手段が解放されるべきでしょ!、とかつい熱くなってしまいました。自主制作した4枚目のアルバムは普通に販売しています。

イギリスのベテランバンドでバークレー・ジェームス・ハーヴェストというグループがいますけれど、To Hell With Burgundyは結構このBJHのツアーに同行することが多かったようで、現在も協力関係が続いているようです。通販はBJHのSHOP経由になっているんです。

オフィシャルサイトのバイオグラフィー

http://www.thwb.btinternet.co.uk/thwbbiog.htm

CD通販ページ

http://www.thwb.btinternet.co.uk/thwbnews.htm

上記で4枚目のアルバムから数曲試聴できます。1stアルバム(だったのです、私が聴いた「Earthbound」は)の音は、ここで聴かれるコーラスやサウンドを、ある意味プログレ風というか、耽美的な音響に仕上げた感じです。

海外の通販サイトとオフィシャルサイトと海外のAmazon駆け巡って、最初のEP以外はもう全部オーダー出しちゃいました。

10曲で28分しかない「Earthbound」ですが、曲はバラエティに富んでおりどれかを選び出すのは難しかったのですが、光が降ってくるようなさわやかさとコーラスの掛け合いが印象的な「Go」(LPではB麺1曲目。後に別アレンジの12インチシングルも出ている)を選んでみました。

日本で中古見つけたらきっと投げ売り状態だと思われますので、出会った方はだまされたと思って聴いてみて下さい。

Go/To Hell With Burgundy
Posted By MAL 投稿日: 2006年3月21日 22時49分 更新日: 2006年3月21日 23時7分