a person powered by ototoy blog
MAL Antenna - recommuni version2007/2 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
25 | 26 | 27 | 28 | |||
2007/3 | ||||||
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
フランスやスペインのアーティストが多い、クリエイティブ・コモンズ音源配信サイト、Jamendo(http://www
Evanというアーティスト、おそらく一人で作曲から演奏までしているのだと思われるのですが、充実したオーケストレーションを伴う作曲でなかなかいいです。
ピアノとストリングスで始まるので、最初はニューエイジ系のリラックスする音楽かなと聴いていると、弦がピチカートを始めたあたりから徐々にダイナミックな展開になり、その内木管、金管、打楽器が・・・。これ、一人で、シンセで、やってる・・・んですよね?、と改めて聴き直してしまうくらい、クラシックのオーケストラサウンドです。・・・・かと思うとエレクトロニクス音がしてきたりもします(笑)。ううん、あなどり難し、只者じゃないなあ。女声スキャットも聞こえるし・・・。どうなってるんでしょう?(笑)
それにしても、これ本当に一人の若者が作ってる作品なのかな? かなり素晴らしいと思うんですが・・・。
フランスやスペインのアーティストが多い、クリエイティブ・コモンズ音源配信サイト、Jamendo(http://www
Evanというアーティスト、おそらく一人で作曲から演奏までしているのだと思われるのですが、充実したオーケストレーションを伴う作曲でなかなかいいです。
この曲は、おそらく不思議の国のアリスをモチーフとしたトータルアルバムの1曲。ヴァン・ダイク・パークスみたいでもあり、映画音楽のようでもあり。黙って聴かされたらプログレ系アーティストのソロプロジェクト作品だと思うかも知れません。
それにしても、これ本当に一人の若者が作ってる作品なのかな? かなり素晴らしいと思うんですが・・・。
そうなんですか。去年から異常なまでに安いから、大丈夫か?とは思いつつ、恩恵に与ってきましたが・・・。
英HMVの日本事業、売却・撤退を検討
http://www
今年は、一段とパッケージ離れが進むのでしょうか?
今日知りました。遂に再発されるんですねえ。
http://www
これでヤフオクの狂乱価格もなくなるでしょう。
それにしても、80年代終わりには、原マスミのLPって、安くはなかったけど普通の価格で、結構中古で売ってたんですよね・・・。
馬鹿な。何故?
昨年の秋〜冬くらいからオーダー入れてあったが入荷が遅れた品とか、数ヶ月前に予約入れてあった品とか、最近オークションで投げ売り価格で落ちてしまった品とかが、一気に今日まとめて届いた。1日でCDが80枚も届くと、これはもう鑑賞とかそういうものではないな・・・。処理、である。梱包を解き、紙ゴミプラごみを分別し、とりあえずリッピング・・・、してはいるが終わらない・・・。そりゃそうだ(笑)。
ぼくはブルースはそれほど好きじゃなく、ロバート・ジョンソンくらいしか持ってない。あ。ハウリン・ウルフはちょっとだけあるか。で、古いブルースの録音40枚組CDというのが1700円くらいで落札出来ちゃった。嬉しいのは嬉しいのだが、他のものとまとめて一緒に来ると感動も何もないな(笑)。かさばる(笑)。
こつこつと、一部を聴きながらPCに取り込んでいるのだけれど、どれもほとんど未聴の曲。ジャンル自体にそもそも詳しくないから手当たり次第、というか適当に聴き進めてみる。
20年くらい前にも、やはり「知らないから聴いてみよう」とトライしたことがあったような気もするが、その時は挫折したなあ・・・。やはりそれなりに自分が楽しめるようじゃないと続かない。なんとなく今度は続きそうな気もするがどうだろうか?
ブルース以外はヨーロッパゴシック期、中世期の音楽、現代音楽、プロコフィエフのオペラ、あとミッキー・カーティスを初めとして、なんと1300円で出た日本ロックの再発盤。すごいよなあ、この値段。この値段だったら今まで手が出なかった盤でも聴いてみようか、と思えるでしょ。
しばらく前に、SDカードを使う携帯プレーヤーを買った。2000円以下だったし(笑)。これに2Gのカードを足しても4000円ちょっと。手に入れた時は、これで新入荷アイテムの持ち歩きくらいは出来る、と思ったのだが甘かった(笑)。ま、いいか。
さっきから聴いているのはJohn Lee Hooker。名前は知っていたけどまとめて聴くのは初めて。なんかすごい。ふむ。
そういえば、しばらく前になりますけど、ハープ弾き語りのJoanna Newsomが2度目の来日ツアーに来たのですよね。私は色々と予定が重なって、アコースティックセットにしか行けませんでした。去年(だったよね?)来たときは結構子供っぽい印象があったと思うのですが、そこは大人になったなあ、という感じ。ニューアルバム「Ys」(イース)の1曲10分以上あるような大曲を連続して演奏していくすごいものでした。
で、今日たまたま見つけたのですが、昨年秋のライブビデオがSage6にアップされていました。かなり高画質なDivX形式で1時間半! 音もかなりいいです。
The First Unitarian Church Sanctuary - Philadelphia, PA
November 16th, 2006
http://stage6
これはびっくり!
是非!
ちなみに、ダウンロードすると700Mくらいあります。ウェブ上でも見られます。
昨年秋にemusicで見つけたアーティストですが、今日聴き直したら改めて良かったのでレコメンドを書いておくことにしました。
Ski Jumper
http://www
なんというか、手作り感覚溢れるサウンドで、聴き始めはいかにもチープなインディーポップだと思うのですが、可愛くも意外に味わい深い歌と、ところどころの個性的な音色や意外性のある微妙なアレンジに気がつき始めると、これがなかなかあなどりがたい曲なのですよ。
Hafdis Huldって名前、不思議なつづりだなあと思っていましたが、改めて調べてみたらアイスランドのシンガーでした。emusicではシングルしかなかったのですが、実はアルバムも出ていました。
http://icelandia
アイスランドの音楽をまとめて扱っているお店もあるのですね!
http://www
値段はHMVの方が安いようですが・・・。まあ2006年は圧倒的にHMVはAmazonより安かったです。
他にemusicで配信されてるこの曲もイイ!
Tomoko
http://www
MySpaceのページもありました。ここで4曲ほど聴けます。
Hafdis Huld
http://www
う〜ん、Tomokoって日本人の名前?、それとも何か別の意味の外国語でしょうか? こちらもなんというか、確信犯的にチープなサウンドを織り交ぜながらも、よく聴くと相当凝ったサウンドな気がします。う〜ん、只者じゃない気がします。
今度アルバムを入手してみようと思っています。
例年のごとく確定申告の季節です。
金がない・・・・。
無くなったお金はほとんど、私が"愛する"音楽やら書籍に費やされている。そのおかげで私の周囲は私が"愛する"LPとCDとDVDとVHSと文庫本と単行本とペーパーバックとコミックと漫画雑誌と音楽雑誌と文芸雑誌ばかりだ。
だんだん量がハンパじゃなくなってくると、時々私は私が"愛する"レコードやら本を"憎む"。何者だ、こいつらは?、と。
貴重なものを手に入れた後に貴重なものを手に入れ、手に入れた貴重なものの上に手に入れた貴重なものをのせ・・・という作業を3000回くらい繰り返すとあら不思議やな、貴重なものは手の届かない場所に行ってしまうのだ。
新しい行動が必要だ。
新しい物の見方が必要だ。
さて、それはなんだろう?
多分、手に入れて積み上げた貴重なものを繙き、何が貴重かを改めて決める作業が必要なのだ。
手に入れた時の貴重さというのは、多分に相対的なものである。世間に出回っていないからこそ貴重なのだ。
一方手に入れたあとの貴重さは、自分との関わりにおける絶対的なものとなる。時にクズが黄金となり、黄金は鉛と変わる。
そうか! 手に入れたブツを味わい、評価を下す作業は錬金術だったのだな。
黄金は自分で作り出せるのだった。
もしくは、黄金は自分にしか作り出せないのだ。
黄金の作り方を知ることが幸福への道だったか。
今年からそっちを歩いてみよう。
この2月から4ヶ月連続で、岩崎宏美のオリジナルアルバム22枚が紙ジャケにて再発されます。いや、凄いことが起こるもんです。
2月に出たのはデビューからの5枚です。
あおぞら+1(紙ジャケット仕様) [Limited Edition]
ファンタジー+10(紙ジャケット仕様) [Limited Edition]
飛行船+2(紙ジャケット仕様) [Limited Edition]
ウィズ・ベスト・フレンズ+2(紙ジャケット仕様) [Limited Edition]
思秋期から・・・男と女+1(紙ジャケット仕様) [Limited Edition]
そして今月発売になるのが続く5枚。
二十才前・・・+4(紙ジャケット仕様) [Limited Edition]
パンドラの小箱+4(紙ジャケット仕様) [Limited Edition]
恋人たち+7(紙ジャケット仕様) [Limited Edition]
10カラット・ダイヤモンド+6(紙ジャケット仕様) [Limited Edition]
WISH+7(紙ジャケット仕様) [Limited Edition]
今回のリリース、恐ろしく気合いの入った内容になっています。
まず外見ですが、帯も発売時のままの復刻。
ライナーノーツ、封入カラー写真などもミニチュアにて再現。今回の再発には含まれていないベストアルバム初回附属のカラーピンナップまで付くという念の入れよう。
全アルバム、岩崎宏美本人書き下ろしのライナーノーツ付き。
全て2007年リマスター音源。
ボーナストラックは、同時代のアルバム未収録シングル、およびシングルB面曲、その他テイク違い音源(シングル初回発売のみのテイク違いレア音源まで!)など、当時のスタジオ音源やLP付属物を軒並みカバーという凄さです。
2ndアルバム「ファンタジー」は、曲間に糸井五郎のDJが入って切れ目無しに続くという野心的な編集なのですが、このアルバムのボーナストラックは"DJなしバージョン"! うわー、これは凄い。60年代、70年代ロック名盤の再発なんかだと、モノラル&ステレオ収録!、なんてザラですが、そういうレベルですよ、これ。素晴らしい。分かってますね〜。
CDレーベル面も、最近見かけることが増えてきた、レコードレーベル+溝付きLP模様。
これほどに愛情籠もった再発プロジェクトって、歌謡曲というジャンルではなかなか無いのではないでしょうか?
ところで、この再発を企画されたのは以下の会社でした。
T2U音楽研究所のページ
つまり愛なんですよ。愛。
私も岩崎宏美をちゃんと聴き始めたのは、実は1997年(笑)。つい最近、と人には言い続けて来たのですが、いつの間にか10年も前になってしまいました。でもその頃でもデビュー22年だった訳ですし、一応デビュー直後の「ロマンス」のヒットあたりはリアルタイムに覚えてますから、キャリア後半の時期、と思ってましたよ。
でもその後の活動を追いかけている内に、「どうも今の時点でキャリア半分、この先に、ここまでと同じくらいの歴史を積み上げていくのではないか」と思うようになりました。昔のような大ヒットこそなかなか出ませんが、明らかに今でも上手くなり続けている! こりゃ凄い歌手だな、と。
ここ数年はツアーも精力的にこなし、ニューアルバムもコンスタントに出ていて嬉しい限りです。2004年にはデビュー30周年記念のボックスも出ました。
岩崎宏美 BOX
http://www
こちらはCD7枚、DVD3枚というボリュームで、これまでの30年間を濃密に収録した内容でした。ヤフオクで平然と1万円を超えてたビデオ「ピラミッド」も収録の他、スター誕生を初めとするTV出演などの映像も。また収録曲は事前にファン投票を行って決めたというこだわりようでした。
このボックスが出たときに、「オリジナルアルバムの再発を!」「ライブアルバムのCD化を!(一度もCD化されていなかったので。ボックスにはセレクションを初収録)」とファンは皆願ったのでしたが、それがまさか紙ジャケ22枚などという企画になるとは(笑)。
こういう深い愛情と共に作られたパッケージがあれば、きっと新しいリスナーにも彼女の歌声が届く機会が増えるのではないでしょうか。
・・・世の中のレコード、CD、DVDって、多分多かれ少なかれ、誰かのそうした思いと共に作られているのだとは思いますが、まあ時には明らかに愛情の欠落したパッケージも生まれているのは事実。でも今回の岩崎宏美再発には、間違いなく愛が詰まってます。
もしこれから試しに聴いてみようかという奇特な方がいらっしゃいましたら、とりあえずのオススメは3月発売の「パンドラの小箱」。アルバム全部を筒美京平が思いっきり仕切ったポップスの名盤です。
レゲエはほとんど聴いてないです。ヒップホップと一緒で。なのでまったく詳しくないです。でもこの曲は気に入りました。そうか、レゲエか、と途中で気付きましたが、メローなサウンドからは私がイメージとして持っていたレゲエの匂いがしなかったのです。そして実に心地よい。政治的メッセージはあってもポジティブだから?
何はともあれ、この曲結構オススメです。
笑っちゃうほどビートルズ・エッセンス満載な1曲。中期ビートルズの明るい曲みたいなブリティッシュポップスが好きだったらとっても楽しめると思います。