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MAL Antenna - recommuni version2007/5 | ||||||
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うわー、今日レコード屋さんで見るまで知りませんでした!あのMETABOLISTがCD化されてるぅ!
1980年リリースの自主制作LP「HANSTEN KLORK」を、私は割合リアルタイムで聴いていました。最初に「METABOLISTカッコいいっ!!」って言ってたのはジャーマンプログレ好きの友人でしたが、程なく中古で(800円くらいだったかな)私も入手し、1曲目のカッコ良さにやはり痺れたのでした。
軽快でクールでちょっとポップでノイジーで、落ち着いていながらひっそり狂ってるような怪しげな曲・・・。ニューウェイブと呼ぶにはアヴァンギャルドな感じだし、無機質な肉体派ロックとでもいうか・・・。同時代のパンク・NWバンドと較べても結構異質でした。
すっかり忘れられたバンドになっていると思ったら、いきなり再発されていました。2007年5月20日頃の発売だったみたいです。シングル曲7曲をボーナストラックに収録! 結局シングル曲が聴きたいのもあって買ってきてしまいました。
今改めて聴いてみると、ドイツのCANとかフランスのMAGMAの曲を、ノイズ指向のパンクバンドが演奏しているような感じにも聞こえます。よくThis Heatが比較対象としてひっぱり出されるみたいですが、ドラムスがステディなビートを刻んでいる分、This Heatよりはロックバンドっぽい気がします。だから一種CANぽくも聞こえるのでしょうか。
ちょい暗めですが暗黒ではなく、ちょっとポップとは言っても一般的なリスナーにすればノイズ、普通のロックファンには前衛的過ぎるという微妙なバランスですが、それがこのバンドの音の魅力でもあります。27年振りに再発されたこの機会に、是非聴いてみて下さい。