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MAL Antenna - recommuni version2007/6 | ||||||
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すごいです。ポーランドのJulia Marcell嬢、あっという間にSellabandのチャートを駆け上り、週間一位に! これがサイトに登録して最初の週だというのだからスゴイです。
http://www
(1週間で変わってしまうので画像貼っておきますね)
こちらの統計ページを見ていただくと、一日あたりに得られた投資パーツ数順でもぶっちぎりの1位。
2位、3位と較べて、一日あたりの投資数が2倍以上という凄さです。まさにロケットスタート。
http://club
1週間の動きを折れ線グラフにしたもの。
http://stataband
まあ何が凄いって、プロファイルページの参照数より集まったドルが多いということですかね(笑)。曲が再生された回数は1311とかなので(3曲登録されてる合計で)、つまり1回聴かれるとそれで$3くらいみんな出資しちゃうという計算ですか? 凄いですね〜。
いつまでもこの勢いが続くとは思えないのですが、それにしてもちょうどこんな珍しい出来事が起こった週に見ていられて実に楽しかったですよ〜。
Sellaband Julia Marcell
http://www
レコミュニでも配信されてますよ。
Accordion Player
たまたまネットで知って購入した1枚。実はあちこちで話題になっているらしいのですが、その話題になっているのを見たことはないのです(笑)。
時は1976年、カナダの田舎の小学校で、当時の音楽教師が中心になって、みんなでポピュラーソングを演奏したのですね。予算もないから楽器もごくごく限られたものだけ。60人くらいの子供が合唱してて、あとはギターとベースと鉄琴、木琴(?)、シンバル、ドラム、タンバリンなど。そしてやっている曲はビーチ・ボーイズ、ポール・マッカートニー、デビッド・ボウイ、イーグルスなど。
何がどうしてそんなことに?
元ミュージシャンでギタリストのHans Fengerという人が、子供が生まれるのをきっかけに安定した職を求めて教員免許を取ったのですね。そして音楽教師となったのですが、そこで彼は、子供達が本当に楽しめる音楽活動として、ポピュラーソングをみんなで演奏する、というのが上手く行くことを発見。そのうち地域3校を担当するようになり、ある時それを録音しようと思い立つ・・・。
体育館の残響を利用して2本のマイクで録音。そして生徒と父兄中心に配れるよう300枚プレスしたLPが作られました。翌年77年にも。
今回CD化されたのは、このプライベートプレス以外の何物でもない音源です。
これがねえ、もう聴いてると涙ぐんじゃうくらいいいです。
演奏は、タイミングのずれたシンバルがなったり(笑)、コーラスの音程がなかなかに微妙だったり(「I Get Around」は私も音がちゃんと取れません(笑)難しいんだもん)しますが、そんなのはまあどうでもいいというか。
実際先生の方も、音がずれるとかタイミングがずれるなんていうのは、まあどうでもいい、と考えていたようです。それよりも、生徒達が心から音楽を楽しむこと、"musical feel"を持ってもらうことだけを望んでいたといいます。
70年代のロックが好きで、原曲も知っている方ならなおさら楽しめるでしょうけれど、音楽好きの方なら原曲を知らなくても、なぜか知らねど胸に迫るものを感じられるに違いありません。
デビッド・ボウイの「スペース・オディティ(Space Oddity)」のダイナミクスに触れた後では原曲がちょっと霞みます(笑)。イーグルスの「ならず者(Desperado)」にいたっては、当時9歳のSheila Behmanという女の子がソロで歌っているのですが、Hans Fenger曰く「多分イーグルスやリンダ・ロンシュタットのバージョンよりいいと思う」。いや、ホントに素晴らしいですよ。驚きます。
元気爆発のベイ・シティ・ローラーズ「サタデイ・ナイト」やビーチ・ボーイズの「ヘルプ・ミー・ロンダ」も素晴らしい。いやいやいや。
音楽のマジック、癒やす力(=ワケ分かんないけど感動)満載の音源。ぜひ一度騙されたと思って聴いてみて下さい。
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