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2007年12月25日

Funk その続き [つれづれ]

しばらく前の日記の続きです。

ファンク? 納豆?ピータン?芋焼酎?

http://recommuni.jp/home/news.php?C=1946&CN=61657

うわー、もう5週間も経ちましたか(笑)。

未だにFunk探求中です。延々とこのジャンルばかり聴いてます(笑)。

「ファンク—人物、歴史そしてワンネス」は凄い! 無茶苦茶面白いです。もう4回くらい繰り返し読んだかな? さすがに登場人物名(アーティスト名)も有名どころは覚えて来ました。名前は知っててもほとんど聴いたことがなかったのを集中的に消化中です。

James Brown

イメージと違って、聴いてみると恐ろしく端正な音楽ですね。写真等からは叫びまくってるイメージがありますが・・・。

Funkadelic

昔友人が聴かせてくれた時のイメージが強かったのですが・・・。あれは1stか2ndだな〜。中期になるとサイケ〜ハードロック風味が大分抜けてファンクそのものになっていくのですね。

EW&F

ヒット曲のイメージ、そして私のキライな笑顔の黒人ジャケのイメージしかなかったけれど・・・ライブ盤の「Gratitude」を聴いたら気が変わりました。これはいい。

Brides Of Funkenstein

これが一番よく聴いたかも(笑)。上手な女性ボーカル、しかも2人とか3人がフロントというのがまずぐっと来ますが、バックもP-Funk関係者ばかりで凄い。

Isley Brothers

名前だけ知ってましたが、初期のアルバムがこんなにカッコいいとは知らなかったです。

Ohio Players

名前すら知りませんでした。凄いとは感じなかったけど悪くないかな、という感想。

Kool & The Gang

なんか軽いバンドだと思いこんでましたが(80年代以降のイメージ?)、実は重量級ファンクバンドだと最近知った次第。

「ファンク—人物、歴史そしてワンネス」を読みつつ、自分でもなるほどと感じたのは、ファンクを単純化・白人化したディスコが市場を席巻すると共に、ディスコ路線に乗らないとレコードやラジオから閉め出されてしまうため、多くのアーティストがディスコシングルを出し、ブームが去ると同時にディスコとファンクを一緒くたにしてゴミ扱いするようになった、という経緯。

ポピュラー音楽の歴史を、元ネタとして剽窃・搾取された側である黒人音楽家の立場から見てみる、という視点が得られたことが一番の収穫かも知れません。つまり市場=レコード・ラジオ・TVと考えると、人気も評価もメディアに相当左右される訳で、メディアを握っているのが白人資本であることから、当然バイアスが掛かる訳ですね。

Jimi Hendlixをロックスターと見るか、黒人音楽の伝統に根ざしたブラック・ミュージシャンと見るか? 日本での受容は英米欧のロック・ジャーナリズム経由でしょうから、そういう意味ではやはりバイアスが掛かっているのかな? バンド・オブ・ジプシーズ以降を少し探求してみなくてはいかんなあと思うこの頃です。

そんなこんなでFunkばっかり聴いていて、それ以外に買ったCDはほぼ全部山積み(笑)。

| Posted By MAL 投稿日: 2007年12月25日 0時59分 更新日: 2007年12月25日 1時1分

コメント

Tower Of Powerは出てこないのですか?黒人じゃなくてプエルトリカンですが。
ファンク方面で私がもっとも好きなバンドです。
by 福 - 2007年12月29日 23時36分
Tower Of Power、丁度今聴いてました(笑)。昔はレコードもごろごろ中古屋にあった気がするのですが、今は滅多に見なくなりましたね〜。まだ聴き始めで、好きもキライもよく分かってません。ただ、これをロックばかり聴いてた時期に聴いても、多分楽しめなかったろうという気はします。
by MAL - 2007年12月30日 12時56分
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