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2008年 04月 12日

貧乏人はクラシック聴いてろ [音楽ネタNEWS]

いや〜、本当に体調がすぐれなくて、ほとんど何もしてません(笑)。

辛うじてインド映画関係だけはぼちぼち情報収集しているのですが、他は・・・。新譜が届いても聴く元気がないという(笑)。

なので、HMVチェックしたのもかなり久しぶりなのですが、こんなのがありました。

Deutsche Harmonia Mundi 50th Anniversary Edition

50枚組 ¥5,348

http://www.hmv.co.jp/product/detail/2700394/

(あれ? 今日になったら予約受付中止になってますね・・・。またグールドの時みたいに価格が間違いでしたとかいってやり直しになるのかなあ?)

グールド/オリジナル・ジャケット・コレクション(80CD)

http://www.hmv.co.jp/product/detail/2647254

去年出たグールドのオリジナルデザイン紙ジャケ80枚組。完全限定だったはずなのにまだ売ってますね・・・。値段も下がったかな。

ポピュラー音楽界ではここまでの価格破壊盤は存在していないと思います。それどころか、リマスター、ボートラ、おまけDVDなどで価格を上げている方向にも感じることがあります。The Whoの1stオリジナルモノミックス限定ボックスなんて、かなり狂った企画だと感じます。

The Who

http://recommuni.jp/group/board.php?C=745&T=11&PAGE=l

いや〜、洋楽ロック界もこんなことしてるようじゃ先はなさそうですね。一部の、すでに狂った(=極めて熱心な)リスナーだけを相手に客単価を上げることを考えているとしか思えません。

反対に、もともとポピュラーよりずっと市場が小さく、先に死に絶えそうに思えた西洋古典音楽系は、のだめカンタービレ効果もあってか(しかしあのTVドラマは実にいい出来!)、ライトリスナーの開拓にある程度成功したのではないでしょうか。

大手レーベルの名演奏ボックスが、1枚あたり100円でしょ?

贈答用として飛び交ってもおかしくない品物だと思います。

あとこれなんかも、以前では考えられなかった値段だと思えます。

バイロイト名演集(33CD) ¥8,104

http://www.hmv.co.jp/product/detail/2714566

ワーグナーの代表作をぎっしり詰め込んでこの価格。

1980年代初頭、プログレファンの間で評価が高かったシンセ奏者クラウス・シュルツなんかが好きな人は、そのルーツとしてワーグナーあたり聴いてみたかったりしたのですが、何しろ作品が長いし、結果LPだと凄い値段で・・・。FM放送とかを心待ちにしていたものでした。

さて、手に入りやすい現在は、どのくらいの人がワーグナー聴こうという気になるのやら・・・。

プッチーニ:オペラ全集(20CD) ¥5,348

http://www.hmv.co.jp/product/detail/2716623

これも凄いなあ(笑)。オペラ10作品で5000円。

通常感覚の1/10ですね。

こうしたいわゆるクラシックではないもので、ちょっと目を引かれたものが。

Mike Oldfield:Tubular Bells ¥661

 4台のピアノによるヴァージョン

 2台のピアノ&2台のシンセサイザーによるヴァージョン

http://www.hmv.co.jp/product/detail/2705656

激安クラシックのBrilliant Classicsからの新譜です。

おお!これは即オーダーだ!(笑)

今年は1ドル=80円くらいまで行くだろうと言われています。景気が悪いとかそういうレベルの話じゃないところまで行き着くのもあと数年か・・・。1枚3000円のCDなんてとてもじゃないけど買っていられなくなるような気がします。こうしたクラシック激安盤は、業界最後のあがきなのか?、はたまたリスナー開拓に向けての布石なのか?

願わくば、日本のレコード会社が死蔵している旧音源なんかも、こうした激安ボックスでどか〜んと出して欲しいものですね。そうして無理やり手に入れて聴いてしまわないと、未知の音楽との出会いなんてなかなか生まれないでしょうから。

私は昨年からファンク、今年になってインド映画音楽、とそればっかり聴いていて、ちょっとだけ西洋音楽から離れた方向へ嗜好が向きつつあります。というより、フォーク、エスニック、トラッドの要素が強いものに向かっているというべきでしょうか? まあインド映画の劇中歌って、インド楽器でジャズやポップスをアレンジしたようなものが多くて、実際は相当商業主義なのでしょう(笑)。アメリカンポップス風だったり日本の歌謡曲風だったりもしますが、タブラをはじめとするインドパーカッションが鳴りまくっていると、一種ファンクとも通ずるものを感じます。

って、ファンク+インド楽器=マイルス・デイビスの「オン・ザ・コーナー」ですね。う〜ん、結局みんな繋がるのか・・・。

| Posted By MAL 投稿日: 2008年4月12日 21時48分 更新日: 2008年4月12日 21時48分

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