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霧の万年床〜楠 均のBGM日記2008/5 | ||||||
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地球に生まれてよかったとつくづく思わされるお天気です。たぶん今日が今年最高の天気でしょう。断言してもいい。登校する息子の背中めがけて、「この地球の奇跡を全身に吸収してこい!そうするまでは帰ってくるな!」と石つぶての如く檄を飛ばした。これを伝えずに死ねるものかという気迫をこめて。振り返った息子は不可解な程の嫌悪をあらわにした。なに今に分かってくれる。日光の強さ、気温、湿度、風の感触、何から何まで素晴らしい。しかしそう思うのは今年既に10回目くらいになるだろうか。ロックアルバム100選みたいな本が沢山出ているらしいが、あなたにとってのベストお天気は何かと聞かれると返答に困る。ありがたいことだ。1年のうちつまらないという天気はそうはない。その意見には私も賛同したい。それでも5月のありがたさはまた格別のものがあると思う。私の生まれ故郷では、中学生になると手をつないでモーッアルト作曲「楽しや5月」を大合唱しながら村ぢゅうを練り歩いたもので、幼い私は早く大きくなって自分もあの輪に加わりたい、楽しや〜5〜月〜と歌いたいと熱望したものだった。いざ中学生になってみるとそんなことは忘れて違うことに熱中してしまった。惜しいことだ。
5月の最高の1日は、内でもなく外でもないような場所でじっとしていたい。心地よさのすべてを味わい尽くすべく。勿論ハイキングもいい。野山の草を摘んであの娘の髪に飾ろう。手をつないでスキップしよう。歌を歌えば鳥が応えるだろう。
そんな風に過ごしたいのはやまやまだが、今日はライブがありますのでそうもしていられない。レテで8時か8時半から。出演はキオト&クスノキスによる新ユニット、ウキクサ。数曲を除いて何がどう行われることになるのか僕にもさっぱり分かっていないので、どうぞあなたも心配せずにいらして下さい。キオトさんからは、黙って聴いててもらってもいい、と言われている。なるべく入り込むな、当事者意識を持つな、ということである。電話ではいつも異様に盛り上がってライブからは想像もつかない白熱の会話となる。この会話の中に2人のゲイジツ的野望はすべて達成されていると言ってよいだろう。このセッションは決まって数時間にも及ぶので、電話にはあまり出ないようにしている。
コメント
・・・正直正直・・・
(私も身に覚えあるし)