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霧の万年床〜楠 均のBGM日記2007/1 | ||||||
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BGM日記といっても音楽のことじゃなくて暮しの背景に聞こえる音のことを書くのかと思ったとW(ワイフの略)。私もそのつもりでおって、今にそのようになるであろう(か)。この日記の発端となった「ごはん日記」の作者いしいしんじさんの「麦踏みクーツェ」という小説の中に盲学校の一風変わった音楽の授業の様子が出てくる。原っぱに仰向けになってしばらくじっと耳を澄まし、各々が聞こえたものを発表する。中には流星が天空をよぎる音を聞いたなんてことを言い出す奴も出てくる。これは大ボラだったのだが。注意深く見たり聞いたりする状況に身を置くことは大切と思ふ。まだデジタルのビット数が粗いうちにその隙間の感覚をせいぜい磨いておくべし。楽聖ベートーベン、なんてことを覚えるのが教養だと思われていた時代のしっぽに僕は育ったが今でも学校の授業は五十歩百歩みたい。美しい国なんて唱えてみてもねえ。寺子屋みたいに読み書き計算に集中した方が子供も先生も楽だし、単純なことはそう長い時間はできないからあとは好きなことをすればいい。
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