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霧の万年床〜楠 均のBGM日記2007/9 | ||||||
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コーヒーを飲みにいった。
マスターが、エグベルト・ジスモンチ凄かったですよ、とおっしゃる。何をやっているのやらさっぱり分からなかった、と。
同じジスモンチのライブをみたタカハシ・ケンタウロス氏は、どこからが楽器でどこまでが人間なのか見分けがつかなかった、とおっしゃる。ギターを弾く指先からハーもニクスが立ち上るのだそうだ。ギタリストならずとも興味をそそられる現象ではあるまいか。
ジスモンチはモンチッチの親戚だろうか。どうやら進化して肉体が楽器と化してしまったらしい。日野日出志の漫画のように恐ろしい話ではあるまいか。
精進も凄いに違いないが、体質というのもあるんじゃないかと思う。たとえば他人の意志に流されやすいとか、流動的で液状化しやすいとか、やたら人に媚びるとか、こびりついて焦げ付くとか、発情しやすいとか、蒸発しやすいとか、幽霊化するとか、意志以前に体質の所為であることが意外に多いのではないか?それといっしょで、楽器化しやすい体というものは多分ある。
ドラマーを名乗る以上、僕も太鼓達と同化するというおそらくはめくるめく経験を1度はしてみたいと希望するとする。そして目前の木魚の腹をポクポクなどと叩いてみる。しかしどうだろう、叩けば叩くほどに体がぎくしゃくしてきて、「ぎくしゃく」という砂をこすりあわせるような不快ではないが滑らかでない音響がポクポクを凌駕するほどに大きくなり、歯石とか結石みたいに体内に沈殿・堆積して、やがて体全体がかちかちに石灰質化していくような気がする。しかしこれも石化しやすい体質と自覚した上で、その方向で精進するという道はあるだろう。
話のついでですが、木化しやすい体質の「木子」という女のひとの歌を10月21日にムリウリで披露できたらと思っています。
コメント
クスノキスのエキスは
効用がちがうのでは?