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モヘンジョだろ!!

2005年07月09日

the gap between an action and the reaction 

土曜日なのに会議があって、気が付いたら最終日の終りかけだったdotimpactさんの個展(http://realtimemachine.dotimpac.to/)に焦って行って来た。写真はスーパーマリオブラザーズが6個並んでる作品(作品名全然憶えてないや...)で、どういうものかというと、ゲーム6個に対してコントローラが1個で、手前のゲームほど、操作に対する反応が遅くなるというものです。実際やってみると、信じられないくらいもどかしい。たくさんのギャラリーの前でやるのと、一人で黙々と対策を考えるのではやり方が異なるはずで、僕的には一人で一面クリアを目指したかった!とか強く思った作品でした。

XEVIOUS2個に対して、コントローラ1個(ディレイ無し)っていうのもあった。左右のXEVIOUSの操作が、進むにつれて微妙にずれていって、両方見ないと死ぬぜ!というか、どっちかが死んだら全くずれてしまうので本当に大忙しになってしまう。これで思い出したのはパックマンの操作を正確無比に憶えていたおさななじみの松下くん(の兄)で、駄菓子屋の片隅に置いてあったパックマンを延々とプレイしつづけてたっけ。スクリーンの右下に鍵だかなんだか忘れたけど、すごいエンブレムが並んでたなぁ。パックマンの操作というは極めて限定された上下左右とタイミングだけなので、この作品みたいに二つ並べて一つのコントローラで操作した場合、どこまでずれずにいけるのか見てみたい気がした。

会場と東京のどこかとアメリカのどこかに置いたサーバを使ってボールの軌跡の計算をさせてるRuby製のPONGもあった。やはり各地で計算させた3つのボールが徐々にズレてくるので、それをうまく全部返していかないと相手にポイントを取られる6点制の対戦ゲームで、ボールとバーの衝突判定が厳しくてことごとくポイントロストして負けた...orz

作用と反作用の時間のズレをテーマにした初の個展だったわけですが、六年前に僕がやったLIFEのことを思うと時間のズレの表現にしても、こんなに違うことができるんだなぁなんて思って、感慨深かったですよ。

dotimpactさんとは次はガンダムをテーマにしたブツを一緒に作りましょうとか提案してみました。本当に出来たら20年来の夢が叶うから本気で考えてみようかなと。金かかりそうだけど。

| Posted By nt 投稿日: 2005年7月9日 17時14分 更新日: 2005年7月10日 20時52分

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