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この6ヶ月やった仕事の表舞台デビューは散々な始まりをでした.
もっと穏やかに船出できるかと思いましたが,それ以来久しぶりに緊張の日々を過ごしています.
きっと血圧も上がっているんでしょうね,頭の中が四六時中緊張しているのがよく分かります.ものが食べられず,お酒しか喉を通らす,それでも頭はえらくキーッンと冷えています.
今はそんな状態です.
昨晩はこの緊張の中で神田駅北口飲み屋街の「むらじ屋」という店で知りあいの会社の今回手伝ってくれたK君と一緒に日本酒を頂きました.
「旅:19の春」という名前の日本酒は結構美味しかったですよ.
このお店はその昔取引所の友人と”Mothers”という名前の市場になるエマージングマーケットの基本概念を創った場所でもあるんですが,昨晩飲んでいたら乃木坂の旧「ゑびすや」の常連の一人Oさんが偶然にも店に入ってくるではないですか.満員で断られていたので我々の席に同席してもらいました.のんべはどこに行っても同じような店の匂いをかぎ分け見付けるものなのですね.
今週末同じ常連さんのKさん主導で落語DVDをみる飲み会がありますが,この連中と飲む酒は美味しいですね.VFMのワインを持ち込むことにしましょう.
この緊張感漂う中で福岡さんのレコメンドでススムヨコタという方の
Song Of The Sleeping Forest
http://recommuni
を今DLして聴いています.
何かケチャックダンスミュージックみたいな中で「死せる王女のためのパヴァーヌ」なんかが出てきたり,聴いていると意外と落ち着きますね.
サラリーマン生活に別れを告げて7年になる.この間大きく変わったのが仕事の仕方・生活の仕方.一人で暮らすと身に降りかかるリスクをどのように処理するかが生活の基本にあるのかもしれない.会社が守ってくれるわけではないし.
今は知り合いの紹介案件以外やらないことにしている.信頼できる知り合いからの紹介をリスク軽減の手だてとするという点ではこのrecommuniも同じかもしれない.それと高額なリテイナーフィーを取らないこと.
これは確率論とも関係があるかもしれないけれど,関わる案件の数が多いほど仕事がなくなったときの生活に与えるショックは小さく,案件が多いほど高額の仕事とやるリスクが少なくなるという計算になるものの,この場合人間の時間が24時間に限定されているところから1人でやる仕事の量は有限であり,リスクを冒さざるえないかまたは低額でリスクの少ない仕事を沢山やるかのどちらかのスタイルを採らざるえなくなるという矛盾にぶち当たり,自ずとこの矛盾の中であるライフスタイルを作り上げるしかなくなる.そうでない生き方はそれをカネで解決するやり方,すなわち事業に必要なヒト・モノ・カネのうち実稼働が少なくて効果の大きいカネに焦点を与えているのが「金持ち父さん貧乏父さん」なんでしょうけど,知恵を提供するという第4の道があるのではと最近思っている.
自分がどういうスタイルを好むかといわれれば,ほどよい複合ということになる.
大きな会社に勤めるということは上記からすると仕事がなくなるリスクを軽減するためには有効となるのですが,この大きな会社の存在可能性が以前ほどではないのと,雇用スタイルが大きく変わってきているためそう簡単にはいかなくなっている.
この数年観る映画は何故か,アーティストの評伝みたいなものが非常に多い.彼らを観ながら生き方のヒントを得ようという姑息な考え方が根本にあるのかも.マリアカラスしかりポラックしかりレイチャールズしかり.
生き方を学ぶというのには著作権も産業財産権もあまり関係ないもののその人を自分の目で腹で理解するというのは自分のアンテナ以上でも以下でもないこと,こう考えると先人を含めて私以外みな先生という気がしてくる.
昨日お彼岸の連休最後の日,映画を見に渋谷へ.観たのは”Ray”.
レイ・チャールズの伝記映画.エピソードと伴に出現する彼の曲の数々,結構楽しめました.弟の死を彼のトラウマとして組立てる構成にはちょっと違和感がありましたが.
映画の中での原盤権の保有を巡るレコード会社との交渉のエピソードはビジネスとしての音楽をちょっとかいま見せてくれて興味深かったですね.
シアトルの最初の場面での若かりしクインシージョーンズの登場とその後の再会,シアトルを出てロスで聞くアート・テイタムのピアノ演奏の場面等筋とはあまり関係ないエピソードを堪能しました.でもいつから音楽聞かなくなったんだろう.
映画を観終わって弁天町の「ちくま」でおそば.お休みなのに明けてくれました.
そこでのいろんな映画の話からなんとはなしに映画”ライトスタッフ”の話に.そういえば映画の中でサムシェパード演じる初めて音の壁を破った男チャック・イェーガーの伝記が家にあったことを思いだし,帰宅後読んでます.日本語版は昭和61年12月10日初版第1刷サンケイ出版刊.
彼の出身はウェストバージニア.数年前にビデオを借りて観た”October_Sky”というロケットに熱中する高校生も同じ州だったと思いますが,この州には空への憧憬をかき立てる何かがあるのかしら.
ところでこの日本語版どうせなら12月17日に発行すればよかったのにね.
いわずとしれたライト兄弟が初めて空を飛んだ聖なる日(1903年)=「航空記念日」
円ドル交換レート改訂,その後の完全変動相場制の嚆矢となるスミソニアン合意の日(1971年)でもあるんですが.
2年前の夏,乃木坂にある「ゑびすや」という飲み屋が店を閉じました.まだ,赤坂に住んでいる頃のことで,家の近所に適当な飲み屋がないかと飛び込みで入ったのがきっかけで通うようになったお店です.
ここの主人がいさおちゃんという結構喧嘩っ早いヤツで,最初にお酒を頼んだときに,「辛いやつ」といったら「うちにはそんな酒はおいてないよ」というつれない返事.料理と合ったふくよかな酒が多く,店が終わった後も二人で上山の武田ワイナリーの一升瓶ワインをマグカップで飲み,夜明かししたことも幾度か.よく彼のおかみさんから「あなた達何時まで飲んでるの!!」と,お怒りの電話でお開きにして酔ってふらふらと家に帰るという毎日.同じ常連さんのKさん(レコード会社ディレクター)からは「ここで毎日食事してると栄養偏っちゃうよ」といわれる始末.
ワールドカップの時は携帯に「いつまで働いてるんだ!始まっちゃうよ!」などといさおちゃんのお怒りの電話が頻々とかかり,結局この期間中ほとんど仕事はせずお昼から乃木坂で酒を飲みながらテレビにかじりつく毎日.
試合が終わった深夜は二人で,先行しているはずの同じ常連さんのOさんをおって六本木ロアビル前で騒ぎ,翌日もお昼から乃木坂にいる日々.
そんな彼が2度目のガンを宣告されたのが翌年の夏.その夏は雨が多く神宮の花火を一緒に見ようという約束は花火大会の中止で果たせず,そのまま夏の終わりに彼はこの世から去っていきました.
彼と飲み始めた当時仕事上のトラブルから数年間精神的に非常に落ち込んでいたのですが,彼と飲みながら徐々にリハビリをやっていたような気がします.彼との別れの頃から何だか「もう一度動いたら!!」と示唆するように,運命の歯車がギシギシと今に通じるいろんなことが一斉に動き始めたような気がします.彼の病気発覚の頃,急に決まったロシアでの巡回講師の仕事等々.私の大事なリハビリ仲間だったんですね.
今でも彼との関わりから知り合ったその当時の飲み仲間とは数ヶ月に1度は飲んでいます.昨晩もそんな飲み会.
飲み仲間のOさんになんと40数歳にして初めて子供が生まれその祝賀の意味での飲み会だったのですが,Oさんは親分さんの舞台があるため来られず,次の4月の飲み会でみんなで祝うことに.
そういえばこの連休はお彼岸.そんなこんなで彼のことを思い出したのかもしれませんし,あるいはDLしたmama!milkという方の”sones”という曲を聴いたからかも.まだ昨晩の酒が残っているのかしら.
http://recommuni
いさおに献杯!!!
アメリカにOpenIPOというやり方をとっているWilliam Hambrecht+Co.なる投資銀行があります.Hambrechtさんは以前Hambrecht&Quiste(今はH&Q)なるIPO専門の投資銀行をやっていた方です.確かシリコンバレーの会社はH&QでIPOをやったところも多いはず.
1990年代末頃にH&Qをお売りになり上記の会社を設立されました.
この考え方はIPOにおけるBookBuildingの過程を表に晒そうというものです.
IPOにおける投資銀行の機能の一つに「価格探索機能」というものがあります.彼らの試みは公開株式の配分透明性を高める一方でこの価格探索機能を市場に委ねようという試みでもあります.
昨年のGoogleのIPO はこのシステムを採用し様々な批判はあったものの,Googleのような大きな資金調達にも機能したようです.
こういう機能を持ったシステムが日本でアクティベイトしないかなとこの7〜8年考えています.
今研究者のために資金調達機能を研究成果の上に打ち立て研究を活性化を促すプロジェクトに関わっていますが,意外に出口でのこういう機能がありません.元々知的成果物で収益を獲得し,新たな研究に取り組もうというものは判断が分かれ,評価の偏差の幅が広い(すなわちボラティリティが高い)はずです.それをリードマネージャー(主幹事)の考え方ではたして妥当な評価を市場に提示できるとは思えません.実際にこういう市場に委ねようとすることを試みようという方は投資銀行にはいらっしゃらないのでしょうかね.
知的成果物で収益を獲得し,新たな探索をするという点で音楽関係とも共通の課題かもしれません.
http://japan
本日は朝からボーッとしていて何もする気にならず.
昨年も似たようなものでしたが,ボーッとした中で大学院の追加募集を見つけ,運試しに急遽受験することにしました.
今年はそういうことにはなりそうもなく,今の仕事の契約の詰めをするために相手側に想定されるビジネスプロセスを描くために久しぶりにVISIOなるものを渋谷のBicカメラで購入.一応大学院生であるためアカデミックパックが購入できるという特典がありました.学生になり映画館が安くなったのとソフトウェアを安く買えるという点がいいですね.
本日は夜21:00から価格交渉.うまくいきますかどうか.
昨日夜,漸く確定申告を完了.毎年何故かギリギリまでやる気が起きなくて,気がつけば最終日=誕生日.
本日もお昼に確定申告資料が入っているはずの引越用段ボールを空けたら何故か源泉徴収票がみあたらない.やはり2月の引越は無謀だったかとほぼ観念し,友人の会計士に相談.
お昼ご飯を食べるもまったく仕事をする気にならず,再度探すとなんと出てきました.
それから,費用系の計算をし始め,終わったらすでに夕方.
友人の会計士に申告用紙記入をお願いすることにし,彼からの電話で記入確認した段階でやおら彼の九段下の事務所に出かけ,最終チェックの後夜もやっている麹町郵便局から書留で発送.
郵便局では同じような郵便物が一杯並んでました.
友人の会計士が申告終了と誕生日を祝ってくれることになり,近くのビストロで最初にスプマンテを空け,次ボルドーを一本.
毎年恒例の確定申告のドタバタを毎年終わったという安堵感と伴にお酒で人心地をつけるという,毎年進歩のない生活です.
安堵感の中でのトリッパは美味しかった.
朝からよいお天気.本日が誕生日しかも確定申告の最終日で例年の如くまったく手が着いていません.
昨日は若い仕事仲間と彼の大学院入学を祝って食事をすることになり、「どこにいきたい」と聞くと,よく聞かされている上原三丁目の「おかめ」に行きたいとのことで,振り出すばかりで決済することのなかった約束手形を漸く決済することになりました.
8時くらいにいったら月曜日にもかかわらず一杯.30分くらい待って食事の開始.しらたき,大根,じゃがいも,モチ等々良い塩梅のスープで頂きました.こういうものには安めの日本酒が合いますね.
彼は今年からはじまる理科大の知財大学院行くとのこと.
今回一緒にやった仕事で感化されたようですが,また一人若い男の子の人生を変えてしまったかもしれません.
本当に久しぶりで駒場の事務所に腰を据えて,徹夜してレポートを書き上げました.
内容は某社の財務諸表を解析し,経営意図を推定するという作業.
2時間くらいで済むかなと思ったら気がついたら明け方.
それから構成,誤字等チェックして結局終わったのがお昼頃.
久しぶりにチェアを組み合わせて仮眠をとったのですが,眠りが浅いですね.15:00頃遅いブランチをとったのですが,ワイン1杯で頭がクラクラしてしまいました.
徹夜明けの頭を整理するためにプレゼントでいただいた小川洋子さんの「博士の愛した数式」という本を気付け薬代わりに読んでいるんですが,数の配列に魅せられている人っているんですね.
私も数論学者とは全く縁もゆかりもありませんが数の法則的なことを見つけると胸がキュンとするんですけど,異常な種族なのかしらね.
2月上旬に目黒から奥沢に引越たのですが,何が変わったって通信環境がBフレッツのハイパーファミリータイプに変わりました.
家の中に光ファイバーの線が入ってきたのは初めてです.
ついでにNTTの「ひかり電話」にも加入し,IP環境になってしまいました.
同じルーターからRJ11とRJ45の両方の線が出ているというのも何だか奇異な感じですが,これが今後の環境なのでしょうね.
NTTは同じ電話番号を提供することで,さっさとメタル線を棄てさせ,電話の権利もうやむやにしてしまうつもりなのでしょうね.
ところでこの数年,以前の生活ではまるで考えられなかったような変化が電話だけでなく続いています.
3年前に乃木坂の友人が亡くなってから,「そろそろちゃんと動きなよ」とでもいうメッセージであったかのように重い車が動き出すように,ギシギシと軋む音を立てながら急速にすべてが動き出しています.
3年前に始まったロシア研修講師もそうだし,さらにrecommuniに加入したのでも判るように私の生活に音楽が再び入り始めています.
サラリーマン時代は仕事に集中するため,まったく聞かなかったのにね.
まったく20年ほど聞いていなかったので,いろんなヒトのレコメンドを頼りに聞いています.ところで,福岡さんのレコメンドされるシンガーの声質って何だか共通点がありますね.
閑話休題,本日から自転車通勤を再開します.
杉花粉が飛び交うこの季節.2年連続でロシア訪日研修の講師をやりましたが,どうもストレスがたまるのかやたらとこの季節に酒を飲むようになっています.
昨年は,メドベジェーバあつ子とほぼ毎日研修後ワインを飲み狂い,あっちこっちでお財布を落としたり,携帯を落としたり.
拾ってくれた運転手さんありがとう,で今年も同じように飲み狂いやはりまるでアルコール性記憶喪失に罹ってまったくあちらこちらで約束を失念し,迷惑をかけまくっています.
だんだんと日程がタイトになり,確実にやりたいことに使える時間がなくなってきているのは残念な限り.
明日は久しぶりに本業の経営企画のお仕事=新しいプロジェクトに関する契約書の見直しに漸く取りかかれます.
昨日で研修も中間地点.絶好調なヤツとか少々疲れ始めたヤツとか,様々.そんな状況なので思い切って街をうろついてもらいマネージャーなどに突撃取材してもらい,報告会をその後でやりました.
私も同行し,時間があったので原宿のpumaショップでスピードキャットの新作とフューチャーキャットという新しいタイプのスニーカーを勢いで購入.
暖かくなったらこれで自転車に乗ろうかと思っています.
ロフトとか東急ハンズとか取材をしてきたようで,店員の対応の違いなど報告してくれました.
タワーレコードでプログレッシブ系の30枚程度のCDリストをみせて探させたようです.非常にまじめに対応して頂いたけど結局3,4枚程度しか見つからなかったようです.彼はその後行った神保町のDiscunionでも他の同行者の顰蹙を買いながらやはり探し続けたようですが,結局なかったようです.タワーレコードの方ありがとうございました,という感じです.探していた彼はロジスチックスへの変身を考えているこだわりのディストリビュータの若き社長.彼,曲だけでなくジャケットも欲しかったみたい.日本の大型店ならあると思ったみたいです.
後でみんなに店舗経営の違いみたいなことでまとめて,報告会形式で報告してもらいましたが,教科書で読むのではなく自分で実際に行って,観て,質問して,買ってというのは印象が違ったようで,ピタッと違いが腹に落ちたようです.
本日はaminoさんが講師をしてくれることになってますが,出版社のヒトはいるものの著作権ビジネスはロシアではぴんと来ないかもしれずコミュニケーションが取れず結構苦しいかもしれません.
とりあえず,aminoさんにはありがとうございます.
明日はKlabに訪問研修と何となく知りあいの会社ばかり.
携帯電話関係者が若干いるからですが,双方にとって興味深いことを願っています.
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