2025/2 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | |
2025/3 | ||||||
1 | ||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
a person powered by ototoy blog
recommuni四方山話あんまり人のブログ読むの得意じゃないんだけど、そんなボクも最近は必ずチェックしているブログが3つあるんで、ご紹介。みんなにも読んでもらいたい。
(1) はもちろん、このrecommuniで読めるXNOXこと楠均君の日記
http://recommuni
ともかくこの人の文章の軽妙さには脱帽。あまたの小説家、エッセイストを含めても、ボクはこの人の文章がいちばん好きかもしれない。
(2) ウクレレ兄さん・角森隆浩の日記「オゲレツ365日」
思えば、ここ(recommuni)の常連?さんのドラさんやイケさんに薦められてライブを観た角森君だが、それ以来すっかり気に入ってしまい、気がついたら今レコーディングのお手伝いなんかしている。
この人の文章もぶっとんでて最高におもろい。
これで実物は、ネコの群れの中から特におとなしそうなのを選んで借りてきたくらい、腰の低いやさしい人なんだからさらにおもろい。
でも、なんで「借りてきたネコのようにおとなしい」なんて言うんだろ?借りてきたネコってそんなにおとなしいか?
(3) 友人の「おやじ小説家」のサスペンス小説
http://blog
こないだ恵比寿の音楽バーで偶然、久しぶりに会ったこの友人に「ブログで小説書いてるから読んで!」と言われて、後で送られてきたURLにアクセスして読み始めたら、これが面白いのなんの。
こちらは文章と言うよりは、テーマとストーリーと構成がすばらしい。
本になっても売れるんじゃないかと思う。
携帯でも読めるよ。今まだ全然途中なので、これからどうなるのか、ハラハラドキドキ。
じゃあね。
今流通している「dictionary」の、天野祐吉さんと茂木健一郎さんの対談がおもしろい。
「批評」ということについて主に天野さんが語ってるんだけど、「作り手を育てる意識でやってる」「作り手は批評する人の10倍も20倍も考えて作ってるんだから、そういう作り手の苦労も想像もくぐりぬけないで、遠目で「くだらないや」なんて言ってる批評は、本当に何の役にも立たない」などなど、考えさせられた。
近頃、階段を上るのが好きになった。自分でも不思議、だって極力エスカレータを選び、エスカレータの右側を上るのもイヤ、ここまでエスカレータがあるのになんで最後のここはないのか、麻布十番みたいに地上に出るまで作っとけよ、なんて心の中でボヤいていた男が、今は永田町のあの長い階段もさして苦にならず、心地よく上ってるんだから。エスカレータがあっても人が多いようだとすぐ階段を選ぶ。鍛えようなんて思ってるワケじゃない。そういうのは気分的に重くなって続かない。
「打撃の神髄 榎本喜八伝」を読んでからだ、この劇的な変化は。榎本喜八は昭和30年代を代表するプロ野球選手。長嶋、王、張本なんかと同時期に活躍し、なんとイチローよりも早く1,000本安打を達成した打撃王なんだけど、あまり有名じゃないよね。ボクも物知り楠ちゃんから聞くまで知らなかった。そんな大打者なのになぜかと言うと、バッティングに人生を捧げるあまりちょっとおかしくなっちゃったんだな。それでなんか球界追放的な感じになってしまったらしい。
だけどこの本で記憶に残ったのは、榎本選手のすさまじい野球人生のことよりも、「足裏で地面を引き上げるような気持ちで『丹田』に気を集中して立つ」という、榎本さんが合気道から学んだ精神集中法、「太ももの前の筋肉ではなく、後ろの筋肉で進むようなイメージ」で走ったり歩いたりすると疲れないとか、「猫は高いところへ上るとき、腰からぐーっと持ち上がっていくようですばらしくムダのない動きをしている」とか、そんなような記述なんだ。
ということで、階段を上るときに「腰からぐーっと身体を持ち上げていくような」気持ちでやってみたら、これがすごく楽チンで、そればかりかなんか身体への刺激が気持ちいいー、と実感し、それ以来階段が好きになったというワケ。単純?
「打撃の神髄 榎本喜八伝」/松井浩:著/講談社/1,800円(税別)
2006.0303
コメント
結局レコメンド書かなくてごめんなさいでした。
同じくここの常連のやっきさんとカフェミモに角森さんでたらどうする?って話していました。
楠さんのブログは私もダイスキです。
やっと7月までたどりついてヨカッタ。