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recommuni四方山話夕べは、腰国のS氏と空完全のY氏とボク、おじさん3人で恵比寿の音楽Barをはしごした。
まず「BAR TRACK」。ここはS氏の行きつけでボクは初めて。全体的にウッディな内装で、とても落ち着く。広さがこういう店にしては広めで、テーブルも大きいのがナイス。壁にはアナログレコードがびっしり。そしてタンノイのでかいスピーカーがでーんと正面に鎮座する。その間に真空管アンプがある。マッキントッシュだった。マッキントッシュに真空管アンプがあるのを知らなんだ。さらにメーカーは判らんが高級そうな分厚いアナログプレーヤが見える。
主にアメリカ西海岸のシンガーソングライター系、ジェームス・テイラーとかがかかった。さすがは真空管とタンノイだけあって柔らかい気持ちのよい音だ。
店を出る間際に壁に直接映写していたキャロル・キングのライブDVDがすごくよかった。
さて、次にボクが好きな「Sailin' Shoes」へ行く。山手線の線路を挟んで2軒はごく近くだった。
「Sailin' Shoes」では得意の日本の名ポップスカバー系。達郎カバーで最終電車も忘れて盛り上がってしまった。
気持ち高め、そうだな、全体的に平均より200円くらい値段が高い感じかと、メニューを見て思う。自転車通勤の帰りに初めて立ち寄った定食屋。980円也のサバ塩焼き定食を注文する。
店内は和定食屋という感じじゃない。チロル風?ヨーロッパの農家のような白い漆喰と石と黒く太い木でできた、前は喫茶店だったんだろうな、といった内装だ。安っぽくはない。10人ほどでいっぱいな「コ」の字型カウンターと別室がひとつの小さな店。なぜかBGMは60年代アメリカンポップス。
早くもなく遅くもない感じで注文の定食が差し出された。なんとなくまず白菜のつけものを一口。これが……うまい!こんなうまいつけものは何年ぶり、いやひょっとしたら生まれて初めて?と目をパチクリさせてしまうほどうまかった。ふくよかな旨味。これだけでご飯がもりもり進む感じ。
そのつけものの感動ほどではなかったがサバもうまいし味噌汁もうまかった。若干高めだけどこれははるかにそれ以上の価値あり。言っちゃあ悪いけどこんな何でもない店でいい仕事している人いるんだなぁ。これはちゃんと人に伝えてあげなくちゃ、と思ってここに書いている。
豪徳寺の駅前商店街の端っこのほう、「いなだ」というお店である。
TARUMI先生とかものはしさんと、恵比寿の田吾作で焼き鳥を食べ、帰ろうとしたら、かものはしさんが「この近くにいいロックのかかる店があるから」行こうという「Sailin' Shoes」という名前に惹かれて行ってみると、なんと元パイドパイパーハウスの名バイヤー・波岡さんがカウンターの中にいた。
カウンター数席とテーブル+ソファーが2組の店内は、置けるところにはともかくぎっしりとCDが並んでいる。
特製ボックスセット的なパッケージもいろいろある。こういう景色を見ているだけで安心感が湧き、楽しい気分になってくる。
選曲はさすがだ。音量は個人的にはもう少し欲しいんだけど、流れる曲はどれも心地よい。そんな中に南佳孝の「摩天楼のヒロイン」なんかもすっと入ってきて違和感がない。
女性ボーカルの、控えめなキーボードと、やはり控えめなのにめちゃかっこいいベースの、これは何だと尋ねたら「Everything but the girl」だった。「ebtg」とでかく書かれたジャケットだったが、今日調べたらベストらしき。
恵比寿で飲んだらきっと寄りたくなるだろうなぁ。混むとイヤなのではっきり場所は書きません、あしからず。
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