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MAL Antenna - recommuni version2025/3 | ||||||
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総勢11人、全員がカズー奏者。タキシード着用。それでもってシュトラウスの「ツァラトストラかく語りき」(いわゆる「2001年宇宙の旅」で有名なアレ)を演奏しているカルトな1曲。1988年だかにRhinoから出ていた「Bizarre Music Televison」というミュージックビデオで存在を知りました。
その後90年代頭にはCDが存在するという話を聞いたのですがようやく最近入手することが出来ました(って俺も大概しつこいな(笑))。
音だけだと分かんないところもありますが、私は最初がビデオだったんで(笑)。ティンパニのパートは3人くらいがカズーを咥えてうなりながら胸を叩いてやってます。
もうすぐお正月(って今日は25日ですが)なので、来年に向けてこういう景気のいい曲もご紹介させていただきました。
「クリスマス・デイ」というタイトルで、ホワイト・ヴィニールで作られた7インチシングル。なのだが、中身はこれまたかなりひねくれたポップソング。さすが英国ひねくれパワーポップの代表選手、Squeezeの曲だなあ(笑)。
私も遅れてきたSqueezeファンなので全然大きなことは言えないのだが、その実力と作品の質にも関わらず、日本ではひどく評価されていないグループなのではないだろうか。真面目にやってるのかどうかセンスを疑うジャケットデザイン(これも一種のユーモアかな?)が裏目に出たのか、イギリス人でも「よく分かんない」という噂もあるひねくれた歌詞のせいなのか。
79年11月に発表された「Christmas Day」は、まったくチャートに登場しなかったらしい。2004年に発売された「Squeeze SONG BY SONG」Chris Difford & Glenn Tilbrook with Jim Drury という本によると、まずはクリスマスシーズンの曲としては実際のところ全く踊れるようなアレンジではなかったし、ビデオクリップは素敵だったけど跡形もなく沈没、といった具合だったそうだ。
おまけに歌詞が「冒涜的」とされて、BBCの地上波は放送拒否。どうやら聖母マリアとキリストの関係と、Morecambe and Wise(イギリスのコメディタレントらしい http://www
「70年代のあの頃、ぼくらみたいな不信仰者の大半にとってのクリスマスはこんな感じだった、っていう色々についての歌」(グレン談)とのことなのだが・・・。
この曲は調べた限りではオリジナルアルバムCDのボーナストラックとしては収録されたことがないようだ。一筋縄ではいかないポップグループSqueezeの曲中でも、結構周縁部に位置する1曲かも。2002年にリリースされた「Big Squeeze: Very Best Of Squeeze」という2枚組コンピレーションが初収録か。このベストは1枚目がひたすらキラーチューンのオンパレードで、2枚目はシングルB面曲などのレアトラックス集になっている。2枚目だけ聴くと相当奇妙。
派手な装飾とケーキとシャンパンで賑わう世間とはまるっきり隔絶したクリスマスソング。全然クリスマス気分にならないところが見事だが、曲の後半部では、鈴のついた橇が来たようにも思える何かがシャンシャンする音が(笑)。
あー、調べ物してたらクリスマスイブが終わっちゃったあ(笑)。多分こんな私のように、全然クリスマスイベントに縁の無い人向けの1曲なのでしょう。
キーボード奏者・谷川賢作さんとのコラボレーションによる即興演奏ライブを収録したアルバムから。
柚楽弥衣
http://recommuni
なんだか最近アルバム「ゆらふ」収録の「千年愛」(http://recommuni
ここでの柚楽さんの歌は、まるで聖歌のように始まります。そこに谷川さんのメロディカによるリズミックな演奏が加わり、歌は次第にトラッドのような、スキャットのような、アラビアやインドの民族音楽のような、様々な表情を見せながら展開していきます。
このアルバムを聴くと、なぜ帯のコピーに「旅をするヴォーカリーズ」と書かれているのかがなんとなく分かってきます。スタジオに籠もって、固定された音を残す作業をする歌手じゃないのかも。次にライブが行われる機会があったら、ぜひ生で見てみたい、と思わずにはいられない、自由で先鋭的なライブアルバムです。
演奏も、歌詞までも、インプロヴィゼーションをそのまま録音したものだという、柚楽弥衣ファーストソロアルバムから冒頭の「晴れた朝 つかのまの嘆き」を。
柚楽弥衣
http://recommuni
なんだか最近アルバム「ゆらふ」収録の「千年愛」(http://recommuni
緻密に構築された「ゆらふ」とはかなり異なるサウンドのアルバムです。それでも全てが即興演奏とは信じられないまとまりを感じます。
アルバムオープンニングナンバーの「晴れた朝 つかのまの嘆き」は、サイケデリックなアメリカンロック風のギターサウンドで幕を開けます。そこへ被さる国籍・言語不明のヴォーカル。そしてディープにリバーブを掛けたドラムの音。
水の中から青空を見上げているところを夢に見ているような、不思議なさわやかさを持った曲です。
いや〜、このフレーズ読んだ時には「ヤラレタ!」って思いましたよ。どこに書いてあるかというと・・・。
フリー・マガジン『ramblin'』
ramblin' Vol.4 P.10
今野英明 in 風呂ロック
という記事の中に。
さっき配信されたばかりの「ゆらりろの唄」にレコメンド書いてからramblin'を見に行ったんです。そうしたら「個性的な音源ひしめくネット配信界のノンサッチ(?)、"recommuni"(レコミュニ)で」というフレーズが書いてありました。
なるほどねえ。ノンサッチレーベルに例えますか。私がノンサッチで持ってるのって、John Cageとかの現代音楽とか、あとは民族音楽現地録音物とかくらいかなあ。あ、でもデビッド・バーンの最新アルバムはノンサッチからだったか。
本当はレコードレーベルに例えられている間はまだまだでしょうね。今までのレコード産業とはパラダイムが違うから。でもまあ、そんな不思議な代名詞が付くところは今のところ他にないだろうから、それはそれでいいのかも知れません。
“風呂ロック”なんて言われてもなかなかダウンロードする気にはなれない人がほとんどじゃないの?、とか思っちゃいますが・・・。ところがどっこい、今回配信された5曲はどれもとってもいいテイクばかりですよ。もうびっくり。
いきなり5曲ダウンロードするのもなあ、という方には、この「ゆらりろの唄」をお勧めしたい! ウクレレの弾き語りという形がとてもマッチしている大変いい演奏です。
私は今野英明さんという歌い手を全然知りませんけど、この演奏を聴いたらすっかり好感を持ってしまいました。「ぼくの大好きな鶏郎さんの歌です」と言って始まるんですが、こんな曲を知っててそれが好きだなんて、素敵な人だなあと思いました。
こんな妙な、でも素敵な曲を配信して、それがトップニュースになるなんて、レコミュニって相変わらずマイペースで、ヘンで楽しいなあ(笑)。いや、音楽として良ければそれでいいんだ、というかそれが全てなんだ、というメッセージが伝わって来ます(笑)。
D-DAYというバンドのことは、ここレコミュニで知りました。予備知識も何にもなくて、ただレコメンドに書かれた内容と、レコメンドを書かれた人のことだけが頼り。それでも試しに「失くした遊園地」(http://recommuni
さまざまな経緯を経て追加配信開始! 「失くした遊園地」とはかなり異なる印象の2曲が追加されました。
この「ピーチェス」はかなり吹っ切れた曲ですね。内容の無さは保証付(笑)。すなわち純粋音楽です。ただ快い音の響きがあるだけ。あ、もちろん歌詞のあるポップスですけど、歌詞にメッセージが込められているわけではないし、もちろん演奏や歌唱の技術を聴かせるものでもありません。何かの情景を描写しているわけでもないでしょうから、ただ選ばれた音と言葉が曲を構成しているだけ、というか。
さんざんpoliさんが「フニャフニャヘロヘロ」って脅すもんだから(笑)ドキドキしましたが、この「ピーチェス」は予備知識なしで聴いても十分楽しめるいい曲だと思います。カワイイ女の子のフワフワしたボーカルでラ・デュッセルドルフ(クラウス・ディンガー)ノリのポップスやってます、みたいな感じでしょうか(笑)。
やっぱりCD出たら買っちゃいそうです。
今年発売予定のアナウンスが出ていながらもリリースが延びていたロイ・ハーパーのDVDですが、予約受付が開始されました。
Beyond The Door - DVD
http://www
アーティストサイトでのアナウンスですし(とはいえ発売元)、PALだし、と一般的なハードルはちょっと高いのですが・・・。まあどのくらい出回るものだかも非常に怪しいので、私はさっそく予約入れました。
いや、今更「きよしこの夜」聴いてどうするよ、と思い、ずっとダウンロードしなかったのですが・・・。ふと魔が差して(笑)、というか、なんとなく引き寄せられて聴いてみたら・・・・。
ああ、これは確かにいい演奏、いい歌です。
もちろん、曲はおなじみの例のヤツですが、歌声が、もうまったくキリスト教文化を感じさせない潔さなんです。いわゆる、「J-Popという言葉でくくれる歌手たち」とは遠く離れたところにいる歌声。でも沖縄民謡ではありえない調子。
天使の歌声ではなく、沖縄の女神の歌声。
ゾクゾクするような深みがありますね。
オススメ!
しまった! ダウンロードしてから忙しくて、さっきまでちゃんと聴いてなかった!
この曲はイイです! CLOVER RECORDらしい(と言い切れるほど私は同レーベルの音源を網羅していませんが・・・)カラーというか、なんというか。
ふにゃふにゃと言えばふにゃふにゃな歌と演奏ですが、これが実にキマッてます。ヴァセリンズよりもっとふにゃふにゃ(笑)。でもそれが絶妙なバランス。以前同じレーベルの、800 cherriesの曲で同じようなふわふわ感に一発でやられたことがありますが、あの時に近いです。
たまたま、あと24時間は無料ダウンロード期間です。
だまされたと思ってまずはダウンロード!
気がついたらもう無料じゃなかったよ、という方は・・・、多分裏切られないと思いますので聴いてみて下さい。