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MAL Antenna - recommuni version2025/3 | ||||||
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今年、CD Baby(http://cdbaby
最初は別のインディーズ音源配信サイトで見つけたアーティストのCDを買うために訪問したのですが、他のアーティストも試聴しているうちに結構な数を買ってしまいました。しばらくはその中から良かったものを少しずつご紹介していきたいと思います。
CD Baby : Mullen Rising Ep
Mullenという女性アーティストの5曲入りEPのオープニングナンバーです。ジャケットはなんとなく暗そうな雰囲気ですが、音は結構明るいです。でも脳天気な明るさじゃないんですよね。イギリスらしい、ひっそりとした陰を残しつつもポップで、元気なのにウィスパーっぽい空気を残している感じです。
もともとこのCDを購入したのは、2曲目でキンクスの「Tired Of Wating For You」をやってたからです。もちろん、$5という値段も後押ししてくれましたけど(笑)。
このキンクスのカバーを試聴してみて、これはイケる!、と判断したのですが結果は当たり。1曲目の「THE LAST SLEEP」は、一聴ドリーミーなポップソングですけど、微妙な哀愁があるんです。適度に力の抜けたボーカルがふわりとした感触。キンクスのあの曲を選ぶという時点で、ちょっと一筋縄ではいかない人らしいことは予想出来ましたね・・・。
CD Babyで扱ってるアルバムだと簡単に試聴してもらえるので、ラクなようでもあり、ついレコメンド怠けそうでもあり(笑)。まあこのタイミングで試聴していただければ、私がこういうの好きでお勧めしたくなる奴なんだ、と分かっていただけることでしょう(笑)。
・・・というタイトルで、表blogにエントリ書きました。まだ文章がかなりとっちらかってますが、とりあえず・・・。
改めて、レコミュニのこと
http://mal
まあいろいろ書きましたけど、「大切にしたい曲の発掘率が一番高かった場所」ということになりますか。
ニューウェイブバンド、Pop Groupからの分裂グループの一つ、Rip Rig + Panicのアルバムが待望の再発。しかもシングル曲などのボーナストラック付き。これは待ってた人も多いのではないでしょうか。
来日時のライブをFMで聴いて、実はスゲーイイ!、というのが分かり、LPがまだ結構あった頃にアルバムは集めました。でも12インチシングルも買おうか、と思った頃にはかなり品薄で値上がり気味でしたね。
さて、めでたい再発なのですが、どうも気に入らない点が・・・。
・なぜかAmazonには入荷してないみたい
・HMVでも「God」しかない
・1枚もののCDなのに、値段が3000円を超えてる
でもDisk Unionでは扱ってます。
う〜ん、しかしなんだろう、この値段?
待ってるとその内値下がりするのでしょうか?
それとも売り切れで入手不可?
久々に悩みますね。
Rip Rig + Panic (Disk Union)
http://diskunion
どうやって自分が好きになれる音楽を見つけるか?
これは多くの音楽好き人間に取っては一生のテーマのようなものではないでしょうか?
レコミュニという仕組みもこのテーマに対する解答の一つでしょう。またリニューアルして使いやすくなったというコメントを最近よく見かけるLastFM(http://www
それと今日知ったのがこちら。
Pandoraは「Music Genome Project」という研究プロジェクトの成果を元にしているようです。これは楽曲の特徴を400くらいのパラメータにして、複数のアナリストが採点した結果を元に、「似ているもの」を見つけようというものみたいです。
操作方法としてはLastFMと似ていて、まずは何か好きなアーティストなり曲なりを検索して、そこから数珠繋ぎに掛かる曲に対して「いい」とか「違う」とかの評価を入れていく、というものです。
なるほどねえ。果たして楽曲の魅力が400のパラメータで表現出来るのかどうかは分かりませんが、そもそも普通のリスナーだったらそんなに多数の要素を意識的に分析してることはないですよね(笑)。
試して見ると、割と悪くない分析結果のような気がします。気分だったのでSqueezeの「Goodbye Girl」から始めてみたのですが、いい感じのポップチューンが続きます。Kinksの「In A Foriegn Land」が出てきたのには意表を突かれましたが、これ好きな曲だったのですよね。ああ、そういえば・・・、って感じでなかなか絶妙な選曲かも。
最初に検索したアーティスト名が付いた「Squeeze Radio」とか「Kate Bush Radio」なんてステーション名が出来るのもちょっと楽しいですね(笑)。
ああ、そういえば20世紀の終わりにMP3ブームとか、RealJukeboxが出てきたときに、「そうは言っても、コンピュータで検索できるのは結局テキストで打ち込んだ情報だけだなあ。鼻歌歌ってあげると『ああ、それ誰それのなんとかだよね!』って言ってくれるような、音楽に詳しい友人になれるまでにはまだまだ掛かりそうだなあ」などと思ったのでしたが、ようやく音楽の内容に基づいた検索が現実的になってきたのだろうか、などとも思うのでした。せっかく機械で情報処理するんなら、やっぱりそこまでやって欲しいですよね。
そんなことを想像すると、iTMSなんていうのがまだまだ恐ろしく原始的な仕組みであることに気づきます。音楽がデジタル情報になったことの価値をまだまだ利用しつくしてない、というか。
あ、ところで、私自身は、こうした分析型アプローチにも興味はありますが、もっと理不尽な「レコード屋での見知らぬものとの出会い」もかなり好きなオールドタイプであることを認めるのにはやぶさかではありません。でもまあ、出会いの確率が高まるのはいいことでもあるかなあ、と。最も、必死に出会いを求める必要はないくらい、すでにいろんなモノを追いかけている状態にありますけど(笑)。いや、反対にいい加減止めろよ、減らせよという心の声も(笑)。例によって、年末大掃除が近づくと、必ず反省することなのでした・・・。
5年くらい前に熱海へ行ったとき、土産物屋さんで売っていたCD。あたみ街道祭りなるイベントのテーマソング。まあご当地ソングみたいなものだろうと思いつつもつい買ってしまったものです。
ところがこれ、なかなかバカに出来ない出来映えの曲なんですよ(笑)。歌詞も良く読めば観光キャンペーンソングなのは分かるのですが、流して聴いていれば山下達郎か大滝詠一かといった感じのシティ・ポップスですもん。都会の香りのサウンドに乗って「金色夜叉」のフレーズが出てくるのは結構シュールで楽しいです。
しかもトロピカルな感じのAメロ、なんか特撮主題歌っぽいBメロ、マンボっぽい間奏とキッチュな要素を詰め込んでいるのにも関わらず、全体としてはよくまとまってます。
自主制作っぽいし、地元の誰かが演奏していたのかなあと、このレコメンドを書くために調べてみたら、実は東京バナナボーイズって他にも色んな曲をやってたのですね。こんなCDが出てました。なるほど、職人芸な音な訳です。
救助完了〜CM SONGS A
http://www
東京バナナボーイズについて
http://sound
CDパッケージには問い合わせ先としてこんな会社が。
プランシップ・プランニング
なるほどね〜。地方のイベント用音楽も、実際の企画・制作は東京だったんですね〜。
しかし、この曲がいつ作られたのか、いつから街道祭りのテーマソングとして使われるようになったのか、特定できませんでした。今はとりあえず2005年発売として登録してありますがウソです(笑)。
この歌、昭和30年代とか40年代だったら、きっと地元の歌手が演歌か音頭に仕上げてたんでしょうね。ポップスとして聴く分には楽しめますけど、どんどん日本の伝統的な音が減っているような気もして寂しい気もします。
熱海市観光協会
この日記のタイトルに目を止めていらっしゃった方なら、おそらくは「The Lord Of The Ring」よりは「Braindead」からPeter Jackson監督に興味を持たれた方なのではないかと勝手に想像します。
「Meet The Feebles」はデビュー作「Bad Taste」に続くピーター・ジャクソン監督の第2作(だったはず)。人形劇なんですけどね(笑)。ただしゲロゲログログロの(笑)。芸能界の裏側を舞台にした悲惨な物語。ただし登場人物はみんな動物の人形です(笑)。
映画自体結構カルトな作品ですが、日本ではビデオもDVDも発売されました。今はどちらも廃盤かも知れませんが・・・・。
実は、以前にも話題にしたことがあるロシアの音楽配信サイト、All Of MP3で、この映画のサントラ盤が追加されました。
Meet The Feebles
http://catalog
マイッタなあ・・・。サントラ盤が存在することすら知りませんでした。誰が買うんだ?(笑)。
といいながら、ピーター・ジャクソン監督作品は全部VHSかLDかDVDで持っている私としては速攻ダウンロードしました(笑)。こんな手に入るあてのない音源はとりあえず確保です。しかも$1.2くらいだし・・・。
これも音楽配信の一つの姿ですよね。
私が愛用しているのはこのAll Of MP3とレコミュニだけです。iTMSでは無料ダウンロード以外、ほとんど欲しいものがないのです。我ながら、「なんだかなあ」です(笑)。
私、この演奏は会場で聴いていました。だからこそ思うのですが、この配信音源、物凄く音がいいです! 会場で聴いた、比較的ナチュラルな響きとはちょっと印象が違いますが、もうイントロのギターとかが瑞々しくてゾクゾクします!
当日の演奏を聴いたときも、「このテイクはいい!!!!」と思いましたが、出来上がったこのミックスも素晴らしい。村上由香さんの曲を初めてこれから聴く、という方にもお勧めです。アルバムテイクとはかなり肌合いの違う出来です。必聴!!!
レコミュニ生活1年と少しにして初めて音源ファイルのアップロードをしました。昨日、2005年11月5日発売の福岡史朗&boxcox「SUN TIGER」から3曲をセレクション。
サン・タイガー / 福岡史朗&boxcox(http://recommuni
固いパン / 福岡史朗&boxcox(http://recommuni
チクロ / 福岡史朗&boxcox(http://recommuni
これまでの1年、自分で楽曲データを登録してレコメンドを書いた曲は、見事に一つも配信されていません(笑)。許諾の当てがないような音源ばっかり登録していたからなんですけどね(笑)。
そうやってレア音源中心に、レコミュニ内のアーカイブを膨らませる方向を狙っていたのですが、2年目の今年は、もうちょっと柔軟にやっていこうかな、と。レコミュニが縁で知ったアーティストさんとかだったら、リアルタイムで応援するようなこともやってみようかと。
もちろん、自分が発掘したお勧め音源の紹介はこれからも続けますが、昨年自分に課していた制約を、今年はちょっと緩めます。
昨年の制約
・原則1アーティスト1曲
・アーティスト紹介をレコメンドに含める
・レコミュニからの交渉先が増えるよう、レコード会社もあまり重複させない
要は自分なりに最優先レコメンド曲をまずは並べようと考えていたのでしたが、そもそも自分がレコメンド書くのが途中で追いつかなくなっちゃったじゃん(笑)。今年はもうちょっと制約緩めて、書けるだけ書くか、と。
また途中で気が変わるかもしれませんが、とりあえず。
炸裂するハードエッジなギターサウンドが印象的な1曲。とはいえピアノ、アコーディオン、リコーダーも登場するこの曲の中ではハードな音はごく一瞬なのだが。
ボーカルも、アルバム中の他曲に比べるとやはり尖った響きが強い。けれどもシャウトするような場面はない。抑制された嘲りのようにも聞こえる歌は、同時に自信満々我が道を行くアウトローを思わせる。暖かいのに乾いた空気。格好いい。
しかしそれぞれの楽器はシンプルな音なのに、どうしてアンサンブルになるとこれほど怪しくも豊かな音になるのやら。