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MAL Antenna - recommuni version2025/3 | ||||||
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あな恐ろしや。いよいよレコミュニが獲得した配信許諾レーベルが本格的に増えてきた。
Showboat音源がほぼ大丈夫となると、久保田真琴もだけど外道もいける、ってことですよね? 友達が全部持っているのでぼくは1枚も持っていないという(笑)。
あとアブザードミュージックも契約が結べたらしいので、ジャズや映画音楽のカタログがかなり参入。う〜ん、持ってないのばっかりだな(笑)。自分ではアップできない・・・・。
渡辺音楽出版との契約直後には、メジャー第一弾&歌謡曲第一弾としてアグネス・チャンが許諾されている。こういうレベルで有名な懐かしどころが揃ってくると、ある年齢以上の人には衝動ダウンロードを促すかも(笑)。
配信許諾は上半期だけでも結構増えそうな予感がするので、100曲目指して急がないと(笑)。
キンクスはとっても好きなバンドです。もう4半世紀聴いています。3回来日していますが3回とも行ってます。そういうバンドについて冷静に書ける訳がないのです。
何しろキャリアは長いですし、名曲が山ほどあるので1曲レコメンドを選ぶというのは至難の業です。そこで、比較的最近また聴き直した中から「Do It Again」を取り上げてみます。
曲調はいかにも後期キンクスらしい、ちょっとリラックスしたハードなリフが特徴のロックナンバー。そして、まずは歌詞が素晴らしい!
Standing in the middle of nowhere,
Wondering how to begin.
Lost between tomorrow and yesterday,
Between now and then.
これが出だし。
そして、
And now we're back where we started,
Here we go round again.
Day after day I get up and I say
I better do it again.
と続きます。
レイ・デイヴィス先生の作る歌って、どれもこうシンプルな言葉なのに妙に突き刺さってくるものが多いのですが、この「Do It Again」は冒頭の8行だけでなんかぐっと来ちゃうんですよね〜。なんとなく自分が停滞しているような気がしたときの応援歌です。
そしてこれが、お馴染みレイ先生のちょっと鼻に掛かった、なんとなくへろっとした歌声に乗ってきて、さらにヴァースの展開に挟まれる短いけれど魅惑的なリフと相まって、元気づけてくれるのに不思議に哀愁を一緒に感じさせる、キンクス特有な世界が出来上がるのですね〜。
ちなみにジャケット写真はアメリカ盤の7インチシングルのものです。
自分のblogにも記事を書いたのですが、ちょっと気になる情報が。
http://mal
趣味の問題2さん(http://park5
韓国、邦楽CD事情
http://park5
もちろん、これをもって日本のレコード会社が何か法律違反をしているとかいう訳ではありませんが、どうも「ずるいことを試してみて、成功すれば儲けもの」とでも思っているようなイヤらしさを感じます。
誰か韓国や台湾、中国、香港あたりに知り合いがいらっしゃったり、または近々旅行予定があるなんて方はいませんか?
時々チェックしないと、あっという間にニューアルバムを入手し損なってしまうアーティストの一人がBill Nelson。今日もふとサイトをチェックしてみたら、なんと!、billnelson.co.ukがいきなりクローズしている!
あれれ、確か予約入れたままのCDがなかったっけ、と焦って検索すると、新しいサイトに移っていました。
やれやれ。
で覗いてみると、あー、またも新譜が出ている。それもどうやら3枚出ている(笑)。出るときはごぼごぼ出すあたりが恐ろしい人である。でもここで売ってますというサイトにも1種類はないんですよね・・・。もう無くなったのか、それともまだ入荷していないのか・・・。
そしてすでに今年の夏発売予定のアルバムのジャケット写真がDiscographyページにあります。心底創作意欲に満ちあふれているのですね、この人は・・・。
ちょっとの差で買い損ねた2002年のアルバムは、eBayでも最近は$150とかになってしまって、なかなか入手できません。
よ〜し、次はBill Nelsonのレコメンドを書いて、レコミュニで聴けるようにしてもらおうっと(笑)。
しばらく前からいつかレコメンドを書こうと思っていたのだが、つい最近ローラン・トポールの詩を歌った2枚目のアルバムを入手することが出来たので、この機に薩めぐみのアルバムを紹介してみたい。
「則天去私」と題されたこのアルバムを入手したきっかけは、確かマーキー誌のレコードレビューではなかったかと記憶する。ずっとフランスで活躍している女性シャンソン歌手、それもかなり現代的なスタイルらしい。そして何より、極めて趣のあるジャケットが印象に残っていた。
大沢類氏のライナーノーツによれば「則天去私」は薩めぐみ3枚目のアルバムらしい。70年代半ばから、当時フランスでも見捨てられようとしていた「シャンソン・リテレール(文学シャンソン)」に挑んでいたという。それは例えばプレヴェール、コクトー、ブレヒトといった1920〜30年代の歌だったりしたようだ。
アルバム「則天去私」はジャン・ボードリヤールの詩による「自殺モーテル」で幕を開ける。静かに、やや陰鬱に流れる電子楽器音に乗せて、控えめながら線の太い歌が流れてくる。
「自殺させて 自殺したいの
決してないはずだもの
死ぬには遅すぎるなんて」
この静かな孤独感はなんだろう?
ブリジット・フォンテーヌのような性急さはないし、ダミアの陰とも違う。古い歌が新しい容れ物に入れられていて、新しいのにすでに年老いている。枯れていると呼ぶには力強く、それでいて控えめだ。
夜中に一人じっと聴き入るのにとても適した音楽。
えー、今回は音楽ネタではなく、コンピュータネタです。
前回書いた日記「一気にDL」(http://recommuni
最初はランキングをブラウザで表示して、表をコピペでエディタに貼ってそれを整形、としてみたのですが、面倒なのでまずは整形するperlスクリプトを書いてみました。書いてはみたものの、これでは定期的に自分がアクセスしてファイルを保存しなくてはなりませんし、あまり頻繁にスナップショットを取ることが出来ません。それで、どうせなら自動化したいなあ、ということで週末にちょっと試してみました。
心当たりはあって、perlにはモジュールと呼ばれる再利用可能なライブラリが沢山あります。きっと何かあるだろうなと思いつつ、まずはrecommuniにアクセスするには必須のcookie利用から調べ始めました。で見つけたのがここ。
Perlモジュール/LWP
http://digit
おお、やっぱりcookieは扱えるのね、と安心して、サンプルを改造してまずはログイン可能なことを確認。
指定のページにアクセスするのはそれほど難しくはありません。POSTする先のURLと、その時渡すパラメータが分かればOKです。これはHTMLソースを見ればすぐ分かります。
でランキングページのHTMLが入手できたら、次は投稿したいフォーマットに整形。こういうのはperlが最も得意とするところです。実はActivePerlの5.8でやっちゃったらどうも日本語正規表現マッチが上手くいかなくて、結構無理矢理片付けてしまいました。
でこれを一時間おきに実行したい、と。UNIX環境ならcronに登録して終わりですが、今回は手抜きでWindowsのタスクを使いました。「60分置きに繰り返す」指定をすると、登録するタスクは一つで済みます。
引っかかったのは、ここで得られたランキング情報をグループのトピックに投稿するところ。POSTする時に何かが悪いのでしょうけれど、行毎の改行が消えてしまうのです。う〜ん、分からん。パケットダンプしてみても、ブラウザからは普通にCR+LFを付けているだけに見えるし・・・。
とりあえず、投稿用データは手元に残るのでまあいいか・・・、と一度は投げ出したのですが、毎日まとめて投稿するのも面倒だし、それに何より自分がさぼるとランキング情報を公開できないというのがイヤだなあ、と。
でちょっと方式を切り替えて、IEをperlから制御して、IE経由で投稿させてみることにしました。で検索して見つけたのがこれ。
Win32-IE-Mechanize
http://search
Win32::OLE経由でいじるよりちょっとラクが出来ます。というか、やりたいのはフォームを通しての投稿なので、「ここのテキストボックスにデータを入れて、投稿ボタンを押す」ということをしたいのですから、IEで表示したウェブページ内の要素が指定できる必要がありました。IE-Mechanizeを使うとこのあたりがラクに出来ます。
あとはネットワークが重いときなどにデータ取得や投稿に失敗することがあるので、そのあたりの調整を・・・ある程度してあきらめました。
この程度のことでも、
・定刻になったら、レコミュニの任意のページにアクセスし、表示内容をHTMLとテキストで保存しておく
・得られた情報を、任意の場所に投稿する
という作業を自動化出来ました。まあでもグループの投稿では確認画面が無いのでその分簡単でした。
これが出来るということは、まあその気になれば・・・
・今登録されている楽曲情報を全て手元のデータベースに取り込む
・ついでにその時、レコメンドも全部データベースに取り込む
・新しく配信された曲を全て自動的にダウンロードする
・あらかじめ書きためておいたレコメンドを、指定時刻になったら投稿する
なんてことも・・・きっと出来るでしょう。
やって役立つかは別として・・・(笑)。
いや、でも実際こんなものは存在するのですよ。
Perlモジュール/WWW::Mixi
http://digit
mixiにアクセスすることに特化したperlモジュール。
まあこういう第三者ライブラリが出来てくるあたりが人気の証拠でしょうね。これを使えば、あちこち巡回して情報を集めてくることも出来るでしょう。昔パソコン通信の時代に、メール送受信からフォーラム巡回をするマクロをみんなで書いてたようなことがきっとできるでしょう。
う〜ん、レコミュニだったら、どんな使い方をすると楽しく遊べるでしょうか?
musicscapeとは、 油井誠志・真弓の2人によるユニットであるらしい。楽曲は今年になってから登録されていたようだけれど、私が意識したのは2005年4月の無料ダウンロードキャンペーンでこの「うたかた・・・」が配信されたのがきっかけでした。
ピアノをバックに歌われる、ややか細い女性のウィスパーヴォイス。ええと、正直好みのパターンではあります(笑)。けれどそれ以上の魅力がこの曲にはあって、う〜ん、なんだろう?、と繰り返し聴きながら考えてしまいました。
どうもそれは、歌詞に出てくる一つ一つの言葉、言葉が囁かれる時の音自体、言葉が載せられた旋律、そして言葉の持つイメージ、そんなものが微妙なバランスで組み合わさったことによるようです。つまり、狙って作れるものではない何かが、この曲には潜んでいるように感じられるのです。
「また会えるかな」
登場人物も情景も曖昧なのに、この言葉はリアリティを持って響いてきます。不思議。
musicscapeとしての活動はこれから本番、というところらしいので、これからが楽しみです。
朝になって、あ、今日からか、無料DL,と気づきました。もう3月からずっと忙しくて・・・。昨日はもう4月のこととか意識してないくらい。
取り急ぎ、上から順番に無料DLキャンペーンの曲をDL。何しろ、ほとんど聴いたことないアーティストだし。convex levelと朝日美穂くらいかな、DLしたことがあったのは。でそのままCDに焼いて外出。移動中にずっと聴いて、家に帰ってから曲目を確認しながらもう一度聴いて。
「オススメ」以下の感想については取りあえず無視、ということで(笑)。ヘタだな、とか、好きじゃないな、と思ったのは数曲でした。そういう意味ではラジオの30倍くらい選曲が濃密なんだな、というのを実感できました。特に、普段日本の若手ポピュラー音楽家の作品をほとんど買ってない私が素直に「悪くない・・・」と思えたのですもの。
それでも、「超オススメ」を付けたい曲も何曲かありました。本当は「歴史的名曲」とまでは言いたくないのだけれど、それでも「超オススメ」よりももうちょっと、というものには星三つ付けました。このあたりにくると、同じ人の別の曲も聴いて確認したくなるのですよね。
結局、そのまま他の曲も購入したのは2アーティストでした。
しかし、曲の訪問者を見ると、おなじみの顔ぶれが多いなあ(笑)。
初日から飛ばしまくっている人は、日頃から飛ばしまくってる、ってことなんでしょうか?(笑)。 週末を越えて、どういう動きを見せてくれれるか楽しみです。なんとなく、料理マンガで「誰の屋台が最初に100食さばくか?」なんて勝負をしていて、最初は事前の知名度が高い料理人のところに群がるんだけど、ちょっと落ち着いた後で流れが変わるという・・・。そんな事が起きると面白いなあなんて期待したりして。
せっかくだから、毎日のランキングを保存しておいてみようかな?
新譜のニュースとか入手音源のニュースとか、政治経済ニュースとかいろいろ有りすぎて追いつきません・・・・。
とりあえず本日読了の1冊「音楽未来形」。私自身としては十数年前から「ポピュラー音楽における『作品』ってなんだろう?」というテーマを気にしているんですが、それに関連した最近作、ということで買いました。
音楽未来形—デジタル時代の音楽文化のゆくえ
増田 聡 (著), 谷口 文和 (著)
http://www
私に取っては大半がすんなりとうなづける内容だったのですが、そのあたり、普通の「音楽ファン」に取ってはどうなんでしょうね・・・。楽譜を中心とした平均律による西洋古典音楽(いわゆるクラシック)、即興演奏に意義を見出すジャズ、一般的なジャズ演奏すらも慣習に囚われたものとしてさらに逸脱を目指すフリーミュージック、「音楽とは何か?」の領域を広げることに執念を燃やす現代音楽、そうした流れとは隔絶した世界各地の伝承音楽・・・。
などなどを参考にして、パクったりアレンジしたりオマージュを捧げたりと好き勝手に組替えながら生み出されてきたポピュラー音楽。さらにそのポピュラーの楽曲音源をサンプリングし、ミックスし、つぎはぎし、変調し・・・として生み出される音たち。
それらが90年代ですら大型レコード店の店舗では同時にアクセス可能な状態にあったわけですが、さらにネット経由、音楽配信、ファイル共有、ファイルアーカイブと、蓄積とアクセスの方法は広がるばかりです。
「レコミュニを考察する」というグループもありますが、そんな内容に関心のある方にはお勧めの一冊です。研究書としてはとても柔らかい内容・書き方になっていると思います。
詳細な内容検討および個人的コメントは後日、きっと。
スパークスの遊び心、おしゃれ心にぞっこん惚れて15年ほどになります。彼らが活動を開始したのは60年代末で、私がようやく聴き始めた80年代後半までにはもう14枚のアルバムを発表していました。私は遅れてきたスパークスファンだったのです。音楽を意識的に聴き始めてから10年くらいは経っていました。
けれども私の場合にはそのタイミングが適当だったのでしょう。それまでにハードロック、プログレ、ジャズ、現代音楽、民族音楽といろいろ聴き漁って来て、結構自分も詳しくなってきたよな、なんて思っていた頃でしたが、スパークスの曲はとてつもなく新鮮でした。サウンドは結構ハードなロックなのに、曲は全然ロックじゃない。ロックどころか、メロディなんかはバーンスタインの「ウエストサイド物語」に通じるものがあります。
スパークスは作曲・キーボード担当のロン・メイル(兄)とボーカル担当のラッセル・メイル(弟)を中心としたユニットで、それ以外のメンバーは時代と共に替わっています。ラッセルが男性なのにずっと裏声で高音域を歌うのは、兄のロンが実際に歌えるかどうかを考えずに作曲した歌を歌うためにそうせざるを得なかったのだとか・・・。
その上、どうしてこんな題材が3分間ポップスになるんだぁ!、と呻いてしまうほど独特な歌詞のオンパレード。アルバート・アインシュタインの少年時代のことを歌った「Talent Is An Asset」をライブでやった時に、観客がみんなそれで踊っていたのは不思議だったね、なんて本人が言ってます(笑)。
さて、そのスパークスというバンドをご紹介する1曲目として、1981年に発表されたアルバム「Whomp That Sucker」(邦題:「弱い者いじめ」)からの12インチシングル、「Tips For Teens」です。と言ってもテイクはアルバムと一緒。ただこのジャケットが無性に好きでして(笑)、それを見ていただきたかったので。
今では「Tips」という言葉も結構聞かれるようになりましたね。なんというか、ワンポイントな秘訣というかコツというか。すなわち、「十代の君たちに、ちょっとした秘訣を教えてあげよう」という曲なのですが・・・けっこう馬鹿馬鹿しい内容だったりして(笑)。オフィシャルサイトでは歌詞も見られます。
実はこの曲の中間部で聴けるキーボードソロの音色がスゴイ、と個人的には思っています。キレイなんだけど歪んでいるし、伸びやかだけどうねっているし、すごく絶妙な音色なんですよね。音色の設定や録音など全ての積み重ねによる音色だとは思いますが、今でもこの曲を聴く度に、「どうして日本のバンドのシンセはこんなにちゃちい音なんだろ・・・」とがっくりするくらい。
ところで「Whomp That Sucker」に収められた曲はどれも内容がぶっとんでいてお気に入りの一枚です。
・Funny Face
あまりの美貌にみんな顔しか見てくれない!と絶望して飛び降り自殺を図るが一命をとりとめる。でも顔をひどいことに・・・。ああ、でもファニー・フェイスになれてよかったなあ、という歌。
・I Married A Martian
タイトル通り(笑)。「奥様は魔女」ならぬ「奥様は火星人」。
・Don't Shoot Me
犀とかカバが、愛妻の待つお家に帰ってくると、あ!、危ない!、ハンターだ!、撃たないで、僕を撃たないで、という歌。
これらの歌が、カッコ良くて突拍子もないメロディと、"音の壁"を思わせる重厚なサウンドと、素っ頓狂なコーラスに乗せて次々と登場します。大推薦の大名盤です。
Spraks Official Site
このサイトでは、過去のプロモーションビデオの抜粋を見ることも出来ます(Video Jukebox)。彼らのセンスがいやでも分かる絶妙なものばかり。DVD化の話が出てからもう5年くらいになりますが、未だにプロモーションビデオ集が出ません・・・・。
見られる映像の中では「This Town Ain't Big Enough For Both Of Us」がたっぷり見られていいです。1974年に出た3枚目のアルバム「キモノ・マイ・ハウス」の1曲目です。
一通り眺めていただくと、彼らの遊びっ振りがおわかりいただけることでしょう。
あと左上の○印にMusic Playerが仕掛けられています。
こちらは回線速度がLow/High選べます。Lowだとかなり音が悪いです。「Tips For Teens」も試聴出来ます。