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おそらく、レコミュニに参加しているような方だったら必ずや何か感じるところがあるだろうと思える本が出た。
おたくの本懐—「集める」ことの叡智と冒険
ちくま文庫 長山 靖生 (著)
http://www
1992年に「コレクターシップ」という書名で出た本の文庫化で。改題され一部加筆されている。
読了後即座に思ったのは、内容から書名を考えてみれば、元々のタイトルである「コレクターシップ」が最適であるということだった。文庫化に当たりマーケティングの観点から改題されたのだと推測されるが、「おたくの本懐」では少々内容とのずれがあり、誤解されるのではないだろうか。
様々な分野のコレクターを紹介しながら、「ものを集めるとはどういうことか?」「コレクターとしてどうあるべきか?」という考察が進めていく。古書、美術品、博物標本などのコレクターが主に取り上げられているが、残念ながらレコードコレクターは登場しない。著者自身が古書コレクターであることも、対象分野が限られている理由だろうか。ただしどのジャンルにおいても、全ては「コレクションすることの意義」をアピールする内容へと繋がっていく。
直接の記述は書中にはないが、「集める」「自分なりに分類する」「セレクションを作る」という行動は、手持ちの音源でオリジナルテープを作る作業そのものだということに気づいた。またはレコミュニで「誰のどの曲をレコメンドするか?」と考えることも同じ活動だと言える。
狭い意味でのおたく擁護論だが、実際には本書の内容はもっとずっと普遍的である。どんなものであっても、何かしら捨てられずに集めているものがあったり、入手出来ずにいるものを探していたりする人ならきっと多くの示唆を得られる本だと思う。出たばかりの文庫なので、もし見かけたら是非ご一読をお勧めしたい。
一日約1レコメンドを目標としているが、なかなか数が伸びない。今日数えてみると、自分で曲を登録して書いたレコメンドがやっと46になったくらいだった。10月22日から書き始めている訳だが、その間77日ある。割り算してみると0.5974025974025974025974025974026になるので(笑)、まあ大体一日0.6レコメンドという結果になっている。
ところでこの間に購入したレコードの数はおおそよだが1日あたり2枚弱になる(笑)。まあ1枚の収録曲平均を10曲としても1500曲くらいになるのだろうか・・・。このペースで行くと、どこまで行ってもレコメンドを書き終わらない・・・ように一見思えるが、実際には必ずしもそうはならないだろう。入手した音源の内、他人様に自信を持ってお勧めできるほど惚れ込むものは決して多くないからだ。
もちろん、相手が特定のアーティストやジャンルのファンである時は別。その場合は、「是非とも買って聴いてみよ」か「買っておいてもいいでしょう」か「安ければ買ってみれば」か「聴きたけりゃ、これやる」のどれかになる。ただ実際には私が一旦入手した音源を手放すことはかなりまれである。
聴いたその場での自分の評価をそれほど信じていないせいもある。また今までの経験から、聴く回数、聴く機会、知ってからの年月などで評価はかなり動くことが分かっているからでもある。入手して3年くらいしてから初めて気に入ることも多い。反対に、最初からすごく良いと感じたものでも、10回も聴いている内に飽きてしまったり、鼻につくようになってしまう曲もある。
他にも、正体を全然知らずにジャケット買いしたレコードなどは、5年10年経ってから正体が分かる時がある。50円とか100円で買ったアルバムやシングルが、10年経ってみたら実は今のお気に入りバンドの初期盤だったりしたこともあるし、再発CD情報を見て「あれ、これ持ってるなあ」と初めてどういうレコードだったのかが分かる時もある。
まあそういうさまざまがレコード集めていると楽しみな訳である。
しかし、音楽配信コミュニティなのに、パッケージ買う話ばっかりですねえ(笑)。
とにかく、手持ちのレコードが増えていっても、お勧めしたい曲が増えるペースはそれよりずっ〜と遅いから、まあ結局バランスは取れている、ということなのかなあ・・・(笑)。
しばらく前から無性にこの曲が聴きたくなっていたのだが、レコードが発掘出来ないでいました。年末年始に若干片付けが進んだことで、ようやく引っ張り出せたのでした・・・。
フランコ・バッティアートの経歴等について何か言えるほどには私は彼についても、イタリアのポップスについても詳しくありません。バッティアートはレコードを数枚持っているだけです。70年代には現代アート・現代音楽を作っており、70年代末くらいからポップスレコードも出すようになったというアーティストです。
同じイタリアの女性歌手にアリーチェ(Alice)という人がいます。この人も結構日本ではユーロロックファンに人気がありますが、彼女は85年にバッティアート作品だけを取り上げたアルバムを出しています。「Summer On A Solitary Beach」もそこでカバーされています。今回レコメンドを書くに当たって両者を聞き比べてみたのですが、やはり決定的に違うのは歌の質感です。バッティアートの歌の方がソフトなのですね。
曲自体はまあエレクトロポップと言えなくもないサウンドです。タイトルは英語ですが歌詞はイタリア語。聞こえてくる波の音、そしてベースとシンセドラムが軽快にうねるようなリズムをステディに刻むのに被さってふわぁっとしたキーボードの音が鳴り響きます。シンセの質感は、ドイツのアシュ・ラをちょっと思い出させます。そしてふわりと軽いのに哀愁に満ちた歌が始まるのです。
シンプルで美しく、軽快に哀しげなこの曲、イタリアのポップスなんて聴いたことが無いという方でもきっと楽しめると思いますよ。
Franco Battiato Official Site
フランコ・バッティアートのレコードリスト
年が明けて正月もようやく3日になってからやっと大掃除に手が着き始めたという状況ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?(笑) 2005年最初のレコメンドは、年頭の抱負を込めつつ、モンティ・パイソンのこの曲からいってみたいと思います。
モンティ・パイソンとは、60年代末から80年代に掛けて、イギリスBBC放送を皮切りに過激なコメディ番組や映画を作っていたチームです。パイソン自体について説明を始めると、書籍数冊を要する騒ぎになってしまうので、例えば以下のようなまとめをご覧下さい。
ファンサイト:Python Airways
http://python
UTOさんによるまとめサイト。資料関連も充実。
http://www002
「Always Look On The Bright Side Of Life...」は79年の映画「ライフ・オブ・ブライアン」の中で歌われた曲で、パイソンの曲中でもトップクラスの名曲であります。
映画についてはこちらなどをご参照下さい。
ファンサイト:Python Airwaysの「ライフ・オブ・ブライアン」ページ
http://python
まだ映画を見たことがなくてこれから見てみようという方もおられるでしょうから詳しい紹介はしませんが、み〜んなで磔になりながら「人生の明るい方に目を向けようよ!」と口笛を吹きながら歌われるのがこの曲です(笑)。89年にメンバーのグレアム・チャップマンが無くなった時、参列者が皆でこの曲を歌ったとか。
レコード輸入権問題は言うに及ばず、イラク、北朝鮮、年金、増税、狂牛病と、果たして来年の新年を無事迎えることが出来るのが、ついつい不安になってしまいます。そんな年頭だからこそ、まずは口笛を吹いて、どんなことがあっても笑い飛ばして過ごしていきたいなあ、とそんな願いを込めて。
年末までいろいろ続いた年でした。自然災害のオンパレード以外にも、人災である戦争やら政治経済やらも悲惨な出来事がやたらにありました。年が変わったからと言って何かがすぐに変わるわけではないのですが、「変えよう」という気概を新たにすることは出来ますね。そういう意味ではやはりきっかけです。
著作権法改正をめぐるごたごたは事件でしたが、事件が起こったが故に新しく知り合うことが出来た方も多かった。やはり人生、悪いことだけがおこることはまずないように出来ているらしいです。
あ、で結局まだ我が家の大掃除は始まっていません(笑)。
今年も年末がやってきた。って毎年来てるんだけど。
レコメンドもあと少し書きたいが、書籍や映像関係含めて今年の収穫などをまとめたいし、それはこちらではなくて自分のblogに書くことになると思う。知人の一部はぼくのblogを見てリリース情報を得ているらしいし。
ところで、今月の月刊アフタヌーンというマンガ雑誌には、読み終えた瞬間思わず「スゲー!」と声を上げてしまった作品があった。「商人戦士(アキンドソルジャー)」という作品。四季賞受賞の新人。女性なのにゾンビモノ。カッコよくてグロくてしんみり悲しい。これはいいよ!
マンガと言えば、やはりアフタヌーンで全5回連載された「リンガ・フランカ」という作品が、目出度く単行本になる。漫才を舞台にした珍しいマンガだけど、出来はとてもいい。
単行本と言えば、遂に山内規子の単行本が、約6年ぶりに出た!!!朝日ソノラマからの「少年A」。オビの推薦文を、なんと吉野朔美が書いている! そうなんだよ、スゴイんだよ!
あー、あとは桑田乃梨子の「豪放ライラック」も2巻が出たし、遠藤淑子の「解決!浪漫倶楽部」も出たし、このあたりマイペースで嬉しいですね。
連載が終わるのも一方では多くて、12年くらい続いた清水玲子の「輝夜姫」が遂に完結。「彼氏彼女の事情」もあと少しで終わるみたい。
あれ、なんでマンガの話ばっかりになっちゃったのかな?
・・・そうそう、大掃除しなくちゃいけない、って話でした。
つまり、我が家では音楽だけじゃなく、さまざまなモノが増えているから、とにかく一杯整理しなくちゃな、という年末なわけです。
お、そういえば復刊ドットコムでは天沢退二郎のジュブナイル「オレンジ党シリーズ」復刊がいよいよ来月で一段落。全部で5冊くらい復刊されましたね。子供の頃この本が一番好きだった、という知人に復刊のニュースを教えてあげたらとても喜んでいました。
ああ、そうか。そういう感激にいたるような思いを育てるには、時間が必要なんですね! だからぼくがレコメンド書くものはみんな古いのか(笑)。まあでも確かに、自信を持って人にお勧めするには、やっぱりせめて半年くらいは繰り返し聴いて、飽きないことを確認したいですしねえ。
全然脈略がありませんが、みなさんも大掃除、頑張って下さい(爆)。
クリスマスにちなんで一曲。楽しい愉快なクリスマスソングではなく、美しくて泣きたくなるようなクリスマスソングを。
ケイト・ブッシュの名前は、70年代後半に洋楽を聴いていた人間にとっては限りなく特別なものではないかと思っているのですがどうでしょうか。17歳でEMIと契約、リンゼイ・ケンプに師事してダンスとマイムを勉強、じっくりと曲を用意し20歳の時に「嵐が丘」で衝撃のデビュー、東京音楽祭へ出場しての銀賞受賞、とてつもない完成度のライブツアーとその映像・・・何もかもが常識を越えて素晴らしかったですね。
93年のアルバム「レッド・シューズ」以来新曲を発表していないケイト・ブッシュですが、ニューアルバムがほぼ完成とのニュースが出始めています。本人がそうおっしゃってます!(笑)
http://homepage
そんなニュースを嬉しく聞きながら、とてもリリカルな「December Will Be Magic Again」を聖夜に聴いて涙しましょう(笑)。
催眠的で夢幻的な現代音楽の傑作です。
この曲を初めて聴いたのは中学生の時です。当時NHK-FMの夜中にやっていた「クロスオーバー・イレブン」で、今泉洋さんの選曲の日に掛かったんだと思います。LPのA面全部でした。
当時プログレ開拓中だった私は、とにかく1曲が20分以上あるなんて怪しい、ということでエアチェックしたのですね。初めて聴いた当時はシンセサイザー音楽だと思いこんでいました。それが実は現代音楽作曲家によるもので、演奏は全てアコースティック楽器による生演奏だと知ったのは大学時代になってからだったかも。
しばらく前にはPhilip Glassの曲をレコメンドしました(http://recommuni
初めて聴くと、びっくりするほど退屈に聞こえるかも知れません。私も最初は安眠剤として聴いていました(笑)。ところがある時から面白さに目覚め、掛けると眠れなくなってしまいました。
こういう現代音楽もあるんだあ、ということで、普段クラシックも現代音楽も聴かない方にもお勧めです。きっと気持ちよくなれます。
しばらくレコメンドお休みしてしまいました。ノルマを課していると、ええい、今日はもうこれで行こう!、って踏ん切りを付けるしかないんですが、一度休んで考え始めてしまうと、次に何を紹介しようか迷うようになってしまいます。やっぱり1日1レコメンド、って決めてしまう方がいいみたいですね。
昨日は、渋谷のツインズよしはしでくじらのフルライブを堪能してきました。初めて見たのが12月8日吉祥寺でのオリジナル3人編成で、次がオリジナル3人プラスワンなので、かなり理想的なスタートだと言えそうです。遅れてきたファンの強みですね(笑)。会場売りのCDについて入手方法を聞くという口実で終演後キオトさんと杉林さんに話しかけて自己紹介したりして。「くじら聴き始めて37日目の新米です」って言ったら「そういう人もいるんだあ」とおっしゃってました。
くじらライブ会場ではいけさんの顔の広さにびっくり(笑)。来てた人の半分くらい顔見知りですか?(笑)
さあ、今年も残りあと1週間!
頑張ろう。
いけさんの12/16日記(http://recommuni
ちょっとは先のことも考えようよ!
・・・と自分自身に言い聞かせながら、ここ数日でオンライン発注出しまくってる私でした。
しかし、一つもいけさんと重ならないところがいいなあ、とか思ったり(笑)。
私の方は、浅川マキのDVD(出てたの知らなかった!)とか
(http://www
紙ジャケ再発のフループ、スプリガンズなどのブリティッシュフォーク5点とか
(http://www
Amazonでバーゲン半額くらいになって中川五郎、クニ河内など8点とか、
Jethro Tullのワイト島ライブ、クリスマスアルバムとか、
阿部薫&豊住芳三郎の未発表デュオ限定LPとか(http://diskunion
今頃Rhino HandmadeのTiny TimとSly&The Family Stoneとか(http://www
イタリアのシンガーFRANCO BATTIATOのDVDとか(http://www
ホント、将来のこと考えてるか?、ん?、て自問自答中です・・・・・・・。
あ。そういえばおととい中古ビデオ屋でえらくマイナーなホラーが投げ売りされてて1本250円で14本まとめ買いというのもやったな・・・。
これ以外にもオークション落札とかがあるしなあ・・・。
ま、もしかしたら年が明けたら輸入盤規制がじわじわ始まって、購入量ががっくり減るかも知れないからな・・・という言い訳を思い浮かべながらではあるのですけれどね。これでまだ年末にはあちこちでバーゲンがあるし・・・。
部屋片づけなくっちゃ!!!