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recommuni四方山話くすちゃんもいつかの日記に書いてたけど、「男はつらいよ」でまだ観てなかったものを全部DVDで観た。
終わりのころはだいたい甥の満男の恋がメインになって、さすがの恋多き寅さんも歳も歳だけに落ち着きを見せてきて、なんだかとってもいいおじさんになってる。寅さん映画と言えば「笑いの中にほろりと涙」が基本だが、その年老いぶりだけでもう泣ける。
で、第47作(最後から2作目)を観ているときに、お店の名前が「くるまや」になっていることに気づいた。
え?確か「とらや」だよな。確かも確か、
「何か困ったことがあったらな、東京は葛飾柴又の帝釈天の参道にある"とらや"ってだんご屋を訪ねな」というのが寅さんの決まり台詞のひとつじゃないか。
それがなぜ「くるまや」?しかもいつから?
ネットがなかったらこんな問題、国会図書館へでも通わないと解けないかも知れない……けど、「くるまや とらや」と入れて検索する…といっぱい出てきた。
第40作「サラダ記念日」から「くるまや」に変わったらしい。なんだ、そのあたりも観たばかりなのに全然気づかなかったよ。
で、理由はと言うと、赤坂「虎屋」の許諾が切れた、なんて説もあったが、最初のほうでロケをした「柴又屋」というだんご屋が「とらや」という屋号に変えて、松竹からは逆にそれは困るのでやめてくれ、とお願いし続けていたらしいが、店のほうが変えようとしないので、しかたなく映画のほうで変えた、ということらしい。
ついでに知ったことは「高木屋」というだんご屋が実際あって、映画のロケ隊はここをよく利用させてもらっており、だんごの包み紙とかはここのとよく似ているとか。
48作目の「紅の花」にはこの高木屋も写っていた。
ここの草団子はほんとにおいしいらしい。
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