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蜩音楽帖2009/5 | ||||||
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今年に入って2回目のBLUE TAPES、黙々と、静かに着実に進化する大人のバンド。上手いだけのバンドならいくらでもあるだろうけど、ぶるてーは、爪を隠す鷹のよう。去年のレコ発の時もかなり震えたけど、今回はもしかして、超えたかも知れない。
鈴木義人氏、名前だけはこのrecommuniに来た頃から存じ上げていたのだけど、初めてなんだから、私もいろいろ見ているようで、まだまだだなぁ。回転木馬、と言うフレーズから私が勝手にイメージしてた、カフェ風?なんかでは全然無くて、いい加減聴く前から勝手なイメージを抱くのはやめなければと思う。鈴木義人さん、いいですねぇ。上手くいえないけど、「漲る音楽」、というカンジ。自然に漲ってくる音楽をそのまま発せられる、そして見ている聴いている人たちまでなんだか楽しくなる、タイプは違えど石垣島のコウちゃんのようで、素晴らしい。
小鳥美術館は何回目かな。
前回、おおはたくんを初めて見た日の日記を載せたけれど、あのあと私は名古屋に帰っておおはたくんが名古屋に来る日を調べた。2004年の11月だったか、WEST DARTS CLUBにミサシンさんと来ることがわかって私は藤が丘へ行った。お客さんは少なくて、10人とかホントにそのくらいだった。おおはたくんとミサシンさんだけかと思ったら、イチバン最初にギターの男の子とボーカルの女の子の若いユニットが3曲くらい歌った。ちょっと、何この子達、すごいじゃない!と思った。女の子のMCからこの子達はどうやら名古屋の子達らしいと言う事はわかったのだけど、なんというユニット名なのかはわからなかった。
それから2年くらい過ぎて、カタリカタリの河合氏にその話をしたら、「それ、小鳥だよ」と言った。その時はもう小鳥美術館と言う存在は知っていたけど、初めてあの時の二人と小鳥美術館が結びついたのだった。ちなみに、そのライブのオファーは最初、河合くんのところに来たらしい。「けど電話来たのが前日で、無理だったので断った」そうだ。それで小鳥が出ることになったというわけだ。
話を戻して、今回の小鳥美術館のライブ終了後、アンコールの拍手が鳴り止まなかった。2番目に出た彼らはアンコール用の曲など準備していなかったようで、なぎさちゃんは慌てて譜面のファイルをめくりながら館長と二人でいそいそと相談し、「出来る曲が無いです」と言ったのだがそれでも拍手は鳴り止まない。それで彼女は「マイフェイバリットシングス」を歌い上げたのだが本当に素晴らしかった。私はジュリーアンドリュースよりも、ビョークを思い出してしまったのだけど、でも私の中ではなぎさちゃんはビョークを超えている。
しかし、アンコールに焦る二人の光景、デジャブだなーと思った。leteの時も、やっぱりアンコールが何回も来て彼らはネタ切れとなり、なぎさちゃんは床にファイルを置いてしゃがみこみ、焦ったようにファイルをめくっていたのだった。
これからこんなことは毎回起こるかもしれないのだから、どんどんレパートリー、増やしていかなくちゃね。
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