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蜩音楽帖

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    2009年06月11日

    後半、2003年12月へタイムスリップします。 

    入梅のさなか、TOKUZOへおおはた雄一くんを聴きに行ってきました。

    ここの日記にも書いているけど、2006年4月末の「ふたつの朝」のレコ発以来だから、3年ぶりです。

    もうあれから、3年も経っている!!

    前回は確かバンド編成だったのだけど、今回は完全に弾き語りでした。TOKUZOは満席で立ち見も出るくらい、おおはた信者であふれ返っていました。

    久々のナマおおはたくんの弾き語りは、素晴らしすぎました、後光がさしてました。

    隣に座った親子連れ、ギター少年とそのお父さん(だと思う、お祖父さんに見えなくも無かったけど、多分お父さん)。

    息子の方はもう、おおはたくんを神と崇めているカンジで、ずっと興奮していたし、お父さん(かお祖父さん)は、「ギターもさることながら声にツヤがあって素晴らしい」。

    今日のライブレポートは、きっとたくさんの人がブログなどに書くでしょう、TOKUZOの入り口で黒板(今日の演目が書かれてるアレね)の写真撮ってる人とかいましたから。

    私は今日のライブレポを書けといわれてもちゃんと書けません。何故なら私は、おおはたくんのCDは「ふたつの朝」までの3枚しか持っていないから、今日のライブも彼のオリジナルは知らない曲の方が多かったのです。もちろん知らない曲でも本当によい演奏で、ココロから楽しめました。でも「サカナ」の時はホッとしちゃいまいしたが・・・。あとカバーも数曲あって、そっちの方が私が頻繁に彼のライブに行ってたころからよく演っていた曲が多くて、やっぱり聴き慣れた曲だと安心しますね。

    おおはた雄一くんは、私が先物買いしたなかで、一番高騰した人と言っていいでしょう。

    私の悪いクセは、先物買いして「こりゃ値が上がるな」とわかった時点でさっさと手放してしまうことです。

    ちゃんと保有しないから、せっかく高騰したときに「ワタシ、前はこの株持ってたもん、キーッ!!」と負け犬の遠吠え状態になるわけです。

    でももう諦めてます。このクセは多分、一生治りません。

    だって、次から次からいい先物が出てきちゃうんだもの。

    ところで、おおはたくんを先物買いするきっかけになった日のことを、過去にお世話になっていた某日記サイトに書いていたので、コピペしてみます。

    「2003年12月13日(土)

    さとがえるの終演はたしか、午後8時20分頃だった。アンケートを書いてNHKホールを出て、ネスカフェのネットカフェでちょっとだけネット検索をした。その後エクセルシオールに入りしばしのんべんだらりとコーヒーを飲み、タクシーで西麻布まで行く。タクシーの運ちゃんの「多分そっち方向歩いていけばいいよ」と言う言葉を鵜呑みにして歩くと全然行こうとする店が見つからない。

    私は東京都民だった頃からずっと広尾とか西麻布とかまったく縁が無かったし、ドがつく方向音痴なので、方向感覚のあるみーさんが頼り。ぐるぐる回ってガーデンヒルズまで来ちゃったりもしたが、なんとか目的地、HAPPY GO LUCKY BAR "L"と言う店に辿り着くことが出来た。

    私とみーさんが高校時代からずっと愛してやまない「永遠のギター小僧」窪田晴男氏が、「サロン東京的」と言うライブイベントをやっているのだ。

    店に着いたら10時とっくにまわっておりすっかり出遅れてしまった。演奏は始まっていて、店は狭く座る場所が無くて突っ立っていたら、ボーイさんが席を作ってくれてやっと座れた。2ドリンク付なのでまず、ビールを頂く。

    エミ エレオノーラさん!

    私はお初でしたが、もう一発で参ってしまいました。

    カッコいすぎっ。

    キレイすぎっ。

    歌もピアノも上手すぎっ。

    ボンテージルックも全然下品じゃないっ。

    三宅純さんはクールダンディ。

    ベースは横山“キース”英規さん。

    そしてギターは我らがハルヲちゃん。

    この人は永遠に年を取らないと信じていたが、うーん・・・。44歳かぁ、10年前は高校生に見える三十路男だった彼も、外見が実年齢に追いつきつつあるか・・・?しかし私たちだって33歳なのだ。自分たちも年を取っているんだいうことを棚に上げてはイケナイ。

    でも彼はやっぱり、永遠のギター小僧だ。

    ホケーっとテーブルに肘ついて演奏に聴き惚れていたら、トントン、と肩を叩かれた。

    振り返ると見たことのない、ひょろんとした可愛い男の子が立っていた。

    誰?ハルヲちゃんのボーヤ?

    ・・・もしかしてナンパ?

    「こんばんは。僕、ギターで弾き語りやってるんですけど、このあと演奏しますんで、是非聴いてくださいね。」

    演奏中でハッキリは聞こえなかったが、大体そんなようなことを言っていた。

    へぇ、ミュージシャンなんだ。ふーん。位にしか思わなかった。

    ハルヲちゃんが呼んだ人なのだから何か光るものがあるはずなのだけど、この男の子はスナフキンみたいで可愛いけどあんまりオーラがあるように見えなかった。

    はいわかりました、と返事したものの、あまり期待してなかった。(聴いてあげるから、ま、がんばって)って気持ちが顔に出ていたかもしれない。

    そしてその男の子はステージに上った。

    そして椅子に座るといきなりギターをお琴みたいにして膝の上に置いて、スライドさせながら弾き、歌いだした。

    なんということ!!

    鳥肌が立つほど素晴らしい演奏だった。

    ・・・ちょっと恋してしまったかな。

    彼の名前はおおはた雄一くんと言います。

    皆さんも是非、応援して下さい。彼は素晴らしいです。(以下省略)」

    | Posted By カナカナ 投稿日: 2009年6月11日 3時25分 更新日: 2009年6月11日 4時48分

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