a person powered by ototoy blog
蜩音楽帖2009/4 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | ||
2009/5 | ||||||
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
毎日毎日よく降ります。もう3日も降り続けてる。
3日前の5月5日も雨でした。この日はつぶろっくで、鶴舞駅から鶴舞公園の奏楽堂に向かって歩いていると、だんだん音が近づいてきて、ああ、HADAくんだとすぐにわかりました。
私は鶴ロックは最後の2回しか見たことがなくて、2回とも奏楽堂前の広場でしたので、本当に奏楽堂の中で観るのは初めてでした。
HADAくんの時は、それまで私が観たHADAくんのライブとはまったく別物で、ギターの弾き語りのみ。雨音とHADAくんのギターと唄が交じり合って、奏楽堂に響いていました。いつもの出で立ちであるにもかかわらずまったく別人に見えました。脅威のアウトサイダーとか、名古屋の最終兵器と評された彼のコミカルでパンキッシュな演出は影を潜め、楽しみにしていた人も居たであろう(ってそれ私か)サービストークもありませんでした。でもそんなステージングによって、今まで彼のサービス精神によってぼやけていた彼の職人的センスあふれるコード進行とか、何気に上手いギタープレイがくっきりと浮き彫りになっていました。
演奏が終わったHADAくんは燃え尽きて抜け殻のようになっていました。出し切って空っぽになったHADAくんの中には、また新しいインスピレーションが必ず入ってくると私は思います。
以前も書きましたが、HADAくんはやると決めたらやり遂げる人です。去年の5月3日、彼は鶴舞公園で鶴ロック終了後にライブのビラを配っていました。私はすでに2度ほど彼のライブを観ていたので、ビラを受け取る時に観たことありますよ、と声を掛けました。次の日のハポンの時はビデオ撮影をしていて、「来年は必ず出てやる」と思っていたそうです。そしてちゃんと実現させる、やっぱり凄い人です。
・・・なんだか彼の担任教師がお祝いのスピーチでもしているような文面になってしまいました。ラブレターのつもりで書き始めたのですが・・・
ちなみにつぶろっく終了後、友人が迎えに来てくれるのを駅構内のドトールでコーヒーを飲みながら待っていて、着いたと電話があったのでドトールを出たところで、キップを買おうとしてるHADAくんに会いました。ビールでもどうかと誘いましたがあっさり断られました。燃え尽きたHADAくんにはチャージが必要かなと思ったのですが、そのときの彼に必要なエネルギーは、ビールではなかったようです。
コメント