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毎日毎日よく降ります。もう3日も降り続けてる。
3日前の5月5日も雨でした。この日はつぶろっくで、鶴舞駅から鶴舞公園の奏楽堂に向かって歩いていると、だんだん音が近づいてきて、ああ、HADAくんだとすぐにわかりました。
私は鶴ロックは最後の2回しか見たことがなくて、2回とも奏楽堂前の広場でしたので、本当に奏楽堂の中で観るのは初めてでした。
HADAくんの時は、それまで私が観たHADAくんのライブとはまったく別物で、ギターの弾き語りのみ。雨音とHADAくんのギターと唄が交じり合って、奏楽堂に響いていました。いつもの出で立ちであるにもかかわらずまったく別人に見えました。脅威のアウトサイダーとか、名古屋の最終兵器と評された彼のコミカルでパンキッシュな演出は影を潜め、楽しみにしていた人も居たであろう(ってそれ私か)サービストークもありませんでした。でもそんなステージングによって、今まで彼のサービス精神によってぼやけていた彼の職人的センスあふれるコード進行とか、何気に上手いギタープレイがくっきりと浮き彫りになっていました。
演奏が終わったHADAくんは燃え尽きて抜け殻のようになっていました。出し切って空っぽになったHADAくんの中には、また新しいインスピレーションが必ず入ってくると私は思います。
以前も書きましたが、HADAくんはやると決めたらやり遂げる人です。去年の5月3日、彼は鶴舞公園で鶴ロック終了後にライブのビラを配っていました。私はすでに2度ほど彼のライブを観ていたので、ビラを受け取る時に観たことありますよ、と声を掛けました。次の日のハポンの時はビデオ撮影をしていて、「来年は必ず出てやる」と思っていたそうです。そしてちゃんと実現させる、やっぱり凄い人です。
・・・なんだか彼の担任教師がお祝いのスピーチでもしているような文面になってしまいました。ラブレターのつもりで書き始めたのですが・・・
ちなみにつぶろっく終了後、友人が迎えに来てくれるのを駅構内のドトールでコーヒーを飲みながら待っていて、着いたと電話があったのでドトールを出たところで、キップを買おうとしてるHADAくんに会いました。ビールでもどうかと誘いましたがあっさり断られました。燃え尽きたHADAくんにはチャージが必要かなと思ったのですが、そのときの彼に必要なエネルギーは、ビールではなかったようです。
毎回、GWになると筆が止まってしまいます。
連日ライブやイベントに出かけ、そのひとつひとつがかなり濃いものだったりするのでどうしても筆が重くなり、ずるっずると日にちが経ってしまいます。
昨年はGWの1か月後に何とかGW前半分を書いたのですがそこで頓挫して後半を書き損ねました。
今さらですが、昨年のGW後半は鶴ロック野外とハポン両方と、ウズマキマズウに行き、特にウズマキマズウの時は新作CDを購入し美潮さんにサインをして頂き少しお話もさせていただいたというのにそのことも書かずじまいでありました。そしてあっというまに一年が過ぎ去ってしまいました。
早すぎる。
話を今年のGWに戻しまして5月2日は得三にて厚海義朗氏主催のライブへ。ツクモク、カタリカタリ、そして厚海氏のバンドが出演しました。
角田さんが戻ってからのツクモクは私は今回が初めてでしたが久しぶりに角田氏の趣のあるボーカルを聴いて、やっぱり彼あってのツクモクだなぁと思ったのでありました。
ツクモクのノビちゃんと言うと昨年コンピレーションCD「AT HOME」のレコ発の時にトリだったのですが、あの時の彼女のソロは本当に沁みました。響きました。泣きました。ノビちゃんのソロももっとたくさん聴きたい。
去年は鍵盤のりよこちゃんのソロも聴いたなぁ。お庭で生ったキウイをカゴに満タンに入れて演奏中に客席に回すと言う粋なことをしたり、まるちゃんと一緒にやったりしてあれもとても素敵だったです。そういえばあの日は母親を得三に連れて行って一緒に聴いたんだった。
カタリカタリは今回も当然三人カタリだと思っていましたがふたりカタリでした。というのも、小倉氏がお父さんになられた日だったからです。カタリの出番の直前に誕生したそうです。なんかドラマチック。
三人カタリと言えば、4月5日の青山陽一氏のハポンの時のオープニングアクトで、復活三人カタリの2回めだったのですが、青山氏にいたく気に入られて最後にはセッションして、なんだか感無量でありました。カタリがあの青山氏とセッションするなんて!
出順は前後しましたが二番目に登場した厚海義朗unitはスリーピースで、かなりロックしていました。厚海氏には無限大の可能性を感じます。とても楽しみです。
得三10周年として、鈴木慶一氏が7月にやってくるのです。
限定150名ということで慌ててチケット買いました。7月9日、楽しみです。
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