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MAL Antenna - recommuni version2006/10 | ||||||
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前回はAllOfMP3の近況などを書きましたが、今日はレコード屋さんの話題を。
公取委「音楽用CD等の流通に関する懇談会(第3回)の議事録等の公表について」
zyfl
http://nirvana
公正取引委員会主催の懇談会3回目。
と言っても、何しろ年に1回の懇談会なので、もう3年目。なんだかねえ(笑)。しかも今回はピーター・バラカン氏が残念ながら欠席。
議事録読んでいただくと、やっと本質に辿り着いた!、と思った途端に時間切れで終わっています(笑)。これで続きは来年ですか? マズイなあ。来年までレコード業界や小売店は存続してますかね? 本気で心配になってきます。
英EMIのCEOが「CDは死んだ」と宣言
what's my scene? ver.7.0
http://blog
こちらは発言内容がフルには紹介されていませんが、CEOはやはり今が晩期だという認識があるのでしょうかね。
CD時代と配信時代は(もしくは別の何か?)はシームレスに繋がるのでしょうか? それともどこかに断絶期が生まれるのでしょうか?
仮にレコード会社が青息吐息になって、新譜がほとんど出なくなるような時代が来ても、レコミュニはきっと安泰でしょう(笑)。聴ききれないくらい在庫抱えた会員がバックカタログ紹介していくだけで多分10年は遊べるでしょう。
あ、ついでに前回の日記に書いたロシアを代表するロックグループ、アクアリウムに関するフォローを。
その後音源や映像を公開しているサイト(オフィシャル?)を見つけました。驚くほどコンテンツがあります。AllOfMP3より多くあるかも知れません(笑)。
http://aquarium
http://aquarium
向こうの回線が細いので、全部ダウンロードしようとすると最低数日は掛かるかも・・・(笑)。というくらいあります。トップページやドメイン名を見る限り、オフィシャルサイトだと思うのですが(笑)。
ランダム・ピックアップに表示されたのを試聴して、初めて購入まで進んだ記念すべき1曲(笑)。
60年代ポップスの弾け方にボサノバ風味が加わり、ニューロックなオルガンサウンドが鳴り響く。70年代ポップスを思い出させる、さわやかなのに怪しいボーカルが格好良く歌い上げれば、バックのサウンドプロダクションはこれまた21世紀テクノロジーでノスタルジックな古くささを装うような味わい。いや、この歌いいなあ(笑)。
それまで全然知らなくても、声とサウンドが聞こえてきた一瞬で何か感じることはやはりあるのだなあと再認識した次第。そもそもレコミュニにおける名曲密度は世間標準を遥かに上回っていると思われるので、ランダム・ピックアップの闇雲再生は絶対オススメ。
無料ダウンロード最後の日になってレコメンド書くなんて、我ながらタイミングの悪さに辟易しますが(笑)、これ中々にスゴイ演奏です。
ニューエイジ系かな?、と一瞬思うイントロからインド風パーカッションが加わったと思うと、続いて怒濤のピアノフレーズが。ジョン・マクローリンがやってたインド音楽超絶フュージョン、シャクティをちょっと思い出しました。
所々に挿入されるサウンド・エフェクト、時々現れるだけのチョッパーベースもなんだか不思議。なんとなく全体としてはクールでファンタジックな空気を保ちつつテンションの高い演奏だという、かなり不思議な1曲。ぜひお試しあれ。
再生すると、最初はブートライブみたいな音の悪さにびっくりしますが、これ好きだなあ。
アーティストサイトに行くと1曲ビデオが見られますが、かなりイっちゃってる歌と演奏が実に好ましいです(笑)。こんな感じの、旬なぶちきれ方を知ると、ぜひライブを見てみたくなります。
日記どころか月記以下になってます・・・。すみません。例によっていろいろあるんですが、構わず、思いつくまま断片的に。
●AllOfMP3 Free Download その他
http://allofmp3
AllOfMP3ガンバレ派の私は、Google Newsで海外関連情報クリップしてます。最近はVisaとMasterがいきなりAllOfMP3の決済拒否したりとか、随分と理不尽な目に遭わされております。AllOfMP3のサービスが違法であるなどという判決は、世界中のどこの国でも出ておりません。なのに民間企業レベルではいじめまくっております。
さて、一体何がFreeなんだろうと調べてみると、要はネット経由で認証しないと再生できないMP3X形式のファイルというのを作って、専用プレーヤーを提供しています、というもの。なんでいきなりこういうのを始めたのかは分かりませんが、まあNapsterとかのサブスクリプション状態に近いですね。違うのは、毎月の定額料金というものがないこと(笑)。
購入時にファイルフォーマットが選べるのがAllOfMP3の特徴ですが、その際にFree Modeというのが増えました。これを選ぶとMP3X形式を無料ダウンロードできます。128K固定。
この夏、AllOfMP3、結構値上がりしたんですよ。それまでは50M=1$と決まっていたのが、平均して2〜3倍の値段になりました。いやまあそれでもeMusicよりはちょっと安いかと思いますが、以前ほど激安ではなくなってしまいました。
ところで、ロシアと言えば、私はBoris Grebenshikovというミュージシャンが好きで、彼が中心になって活動しているAquariumというバンドもちょっとだけ集めていました。でもロシア盤のロックって、日本では決して買いやすくありません。
それがeBayにて、ふっとAquariumのCDがまとめて出品されたのですね。それを入手してから、今更ながらAllOfMP3で探してみました。これがロシア語のページにしかないんで、今まで見つけられずにいたのです。それがCDをいくつか入手できたおかげで、ジャケット写真を手がかりにようやくAquariumとBoris Grebenshikovを発見。
ぐわ。山のようにある・・・・・。
Аквариум
http://music
Гребенщиков Борис
http://music
そうですよね。やっぱり国境を越えて配信で入手したいのはこういう音源ですよね。
逆に考えれば、日本から世界に発信するなら、ここはやはり国内でしか今まで紹介されていなかったような音源だよなあ、などと思ったり・・・。
●読書傾向
きっかけはよく覚えていないのですが、ふと書店でメルヴィルの「白鯨」を見かけたとき、読んでみたくなって買いました。読んでびっくり、驚くほどいびつで異常な小説だと思いました(笑)。恐ろしく密度の高い脱線の連続。連想、連想、そして脱線。連想の先はギリシャ古代から現代におよび、ありとあらゆる内容を詰め込んだような・・・。こんなヘンな本だったのか!(笑)。
「エラントリス」 ブランドン サンダースン ハヤカワFT文庫
これは面白かった! 滅多にファンタジー作品って読まないんですがこれはいい!
「Harbingers 」 F.Paul Wilson
http://www
日本では"始末屋ジャック"シリーズとして翻訳が進んでいるお話の最新作。最近の数作の中でも最もスリリングで面白かったです。
この辺が面白かったので、なんとなく今なら楽しめそう、と思ってドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」を読み始めてみました。
●音盤
例によっていろいろ(笑)。
Glenn Tilbrookのコンサートに行った前後に、初期6作のリマスターボックス"Six Of One"の再発盤(ブックレットなかった・・・)とか、"Some Fantastic Place"のアナログ盤とか、1stソロからのシングルなどを入手。
Peter Hammill、Sparksなどのリマスター盤。
なんとびっくり、おとぼけCatsの発掘ライブ!
しかも2種類!
ダディ竹千代&東京おとぼけCats
Live at LIVE INN
おとぼけ LIVE at 屋根裏
あー、The Beach Boysの「Pet Sounds」30周年記念エディションなんてのもありましたね。
今後新譜としては、まずジョアンナ・ニューサム!
Ys
http://www
Contraband 再発!
http://www
遠藤賢司
エンケン実況録音大全集 1968 - 1977
http://www
なんと未発表音源CD9枚+DVDのボックスとな。
多分他にも色々あるはずなんですが、一旦これにて。
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