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霧の万年床〜楠 均のBGM日記2006/12 | ||||||
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新年第一弾がいきなり3週間も前の話というのもなんですが、正月には正月らしいことをというワイフのWさんの主張で寄席に行く。すごい混雑で入ろうかどうしようか迷っていたら春風亭昇太とケーシー高峰とテツ&トモがやってきてTV中継が始まった。
モニター越しに爆笑問題と話しているらしい。久々に見たテツ&トモの寒そうなジャージ姿、末長く続けて欲しいと胸中合掌。
せっかく来たのだからやっぱり見てこうということになり、木戸銭大人一人3500円也。(ガラスのブース内の銭番のおじさんの前には一万円札がわさわさ舞っていてめでたいことこの上ない。万札をたたむ暇もない程忙しいちゅうことか、景気よさを強調する作戦か。)
中は意外に狭く、立ち見でいっぱい。人垣に隙間を見つけてそこからのぞくように見る。PAがしょぼくて、ていうか肉声が聞こえるようにとの寄席的な粋な配慮からわざと音量を押さえてあるのか、芸人の声が聞き取りにくい。芸人はあちこち年始に駆けずり回っているようだし、客も初詣の延長のつもりでじっくり噺を聞こうという構えでもない。落ち着かない。でも、次第に場に馴染んでくるにつれ、こちらの聴覚が調整されてなんとか聞こえるようになる。顔も名前も知らない年配の落語家が独特の間合いでじっくり語り始める.そのテンポ感に客戸惑うが、ほどなく語り口と声音に引き込まれる。(このじいさんジョアン・ジルベルトか。)胸中喝采。TVに出なくてもすごい人はいるものだ。
新年に寄席のざわめきと芸人の声。初耳づくしでめでたさひとしお。
放置され続けている当ブログのことが気になって仕方がなく、
ナントカできないものかと1年間考えたあげく,やっぱりブログは日記だろう,という結論に達した。
ワイフのWさんが作家のいしいしんじさんにぞっこんで、いしいさんのブログ「ごはん日記」を毎朝声に出して読んでくれて,おかげでいしいさんの住むご町内の様子から住民の性格から家族構成から奥様らしき方の趣味にいたるまで,僕は30年来の友人のように把握してしまっている。習慣とは恐ろしいものでいつしか僕もいしいさんに仄かな好意を抱くようになり、そうなってみるっていうと、「ごはん日記」は目のつけどころがいいな。書くことがなくてもその日食べたもののことを書けばいいのだし、書くことがある日はごはんのことを書かなくてもそれで誰かを怒らせる訳でもないし、あまりあれやこれや書かれるより後腐れがないし。そうだひとつ真似をしてやろう、ただ、そのまんま「ごはん日記」ではまんま過ぎるので、いっそ「おまんま日記」にしようか。でも「ごはん」を「おまんま」に変えたところで意味はまんまだし、おまけに「おまんま日記」の語感にはちょっとひるむ。しごくマットウに「音楽日記」というのを考えたのですが、これだと内容のあることを書かなくてはいけないような気になってしまって結局また「1年間のご無沙汰でした」ということになりかねません。そこで「BGM日記」を始めんとするなりひら。
コメント
私の新年ライブ観戦一発目は名古屋までカタリカタリをみに日帰り遠征しました。東京の一発目はleteでさかな。
2月の初XNOXまで何個ライブみてるんだろう?で順調なすべりだしです。
対バンがすごくよいですよねー。前売りもゲットして今からめっさ楽しみです。
今年こそは去年のマニュフェストであった音源作成実現してくださいませ。
ボクはなんと言っても楠ちゃんの「筆語り」の大ファンですから。
ところでこの話、ボクは初期くじらの、ノンPAライブを思い出しましたよ。最初は「え?」と言うほど小さく感じるんだけど、しだいに耳が慣れて、けっこう充分楽しめるんだよね。あれは革命的だったんだよなー。