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霧の万年床〜楠 均のBGM日記2007/1 | ||||||
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セオ・パリッシュを初めて聴く。デトロイトといえばモータウン、テクノといえばYMOという超レトロなイメージしか浮かばない人間にデトロイトテクノとは何事か。しかし、しっくりきてびっくりした。他人がやっている音楽を鑑賞するという感じではなく、まるで自分の中からふつふつと湧き上がってくるような静かな興奮。黒いカリントーが一直線に何百本も何千本も並んでいる。カリントーアート。光ったりしないでむしろ光を吸い込むような真っ黒いカリントー。僕もセオ・パリッシュのように、背をパリッシュ伸ばして歩きたい。
この人の名前を友人から教えてもらったのはもう3年以上前のこと。胸に留めてから実際耳にするまでにフツーに3年はかかる。年が明けてある音楽ソフトを立ち上げてみたら、買ってから3年以上経過していてびっくりする。去年の出来事のつもりでキムチ鍋の話をしていて、息子にそれはおととしのことだと指摘されびっくりする。いちいちびっくりするのは、3年経ったら子どもからヒゲの生えた高校生になっていたという若い時の経験があるからだ。そんな未熟時の経験にいつまでも惑わされるものかいな。いちいちびっくりしてはいられない。
コメント
カリントーアートを
聴いてみよう。