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霧の万年床〜楠 均のBGM日記2007/2 | ||||||
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こう毎日熱が上下するんじゃ商売上がったり下がったりでぇい。という訳で医者へ。春は魔物だ見た目はやさしいが身も心も翻弄されてひどい目に遭う。春にはドアも窓も固く閉ざして、ももひきの紐を固く締め上げて、偏屈じじいになってぶつぶつと世間に悪態付きながら熱く湧かしたロシアンティーのジャムをけちる、犬にも煮干しをあげない、そういう人に私はなりたい。そう思って一歩外に足を踏み出した途端、やわらかい風になぶられる。奇跡的な心持ちになる。ももひきは脱ぎ捨てて、犬には鰹の頭くらいくれてやろうじゃないか。
やれやれという訳で、風邪ひきのおっさんでいっぱいの陰気な待合室。ちょっとちょっと、コホコホ言わないでくれませんか。とコホコホしながら言う。ここに来る楽しみは土屋教授という人のばかばかしいエッセイを読むこと(たぶん週刊文春)。どこで何の教授をしているのか知らないけど、偽悪的な屁理屈小理屈満載ですごく趣味が合う。というか師匠と呼んでも支障ないくらい。マスク着用のままクツクツ笑って受付の女性に軽蔑される。お医者には、インフルエンザだったかもね、などと言われ、エッ?!「今さら飲んでもしょうがないからタミフルはあげないけどさ」「こちとら2階から飛び降りて怪我するのはごめんだい」
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