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recommuni四方山話マリア・シャラポワ。マスコミがやたら騒いで、写真やら映像ではずいぶん目に
しているから、その端麗な容姿を知ってはいるが、まったく興味はなかった。そ
れが、先日来でのウィンブルドン大会で、おしくも準決勝で敗れたしまったが、
テニスをプレーしているところを初めて見て、なんという美しさだろう、と思わ
ず見とれてしまった。
そのことをある席でしゃべったら、「またこのスケベおやじがぁ」と内心言って
るような失笑をかっただけだった。
うーん、言いたいことはシャラポワのにわかファンになってしまったとかそうい
うことではなくて。こんな美人がなんで、こんなにテニスもうまくて、しかも炎
天下の紫外線も気にせず、ピアスはしているものの当然化粧っ気はなく、サーブ
を打つ前に敵意丸出しで相手を睨みつけたり、ボールを打つたびにキェーッとい
う野獣のような叫び声を上げてるんだろう?という、数々の違和感、なんと言う
か、アヴァンギャルドなおもしろさを感じてしまったんだ。
そしたら今度は女子バレーボールで、菅山カオルという人が、これも美人で色白
なのに突然すごい活躍をしていて注目を浴びている。169cmしかないのに、とい
うのも「売り」で(ボクは168cmしかないが…)、そういう、従来の価値観をく
つがえすような存在に、やはり人々は惹きつけられるのだろう。
そうなのだ。従来の価値観はスポーツに秀でた女の子はルックスは「それなり」
だったのだ。わずか40年前東京オリンピックで、鬼の大松監督に率いられて大活
躍をした日本女子バレーボールチーム。彼女たちは「東洋の魔女」と呼ばれたが、
やはり「東洋の美女」ではなかった…。
ところが近年、日本の女子スポーツ界にはずいぶん美女が増えた。なぜだろう
か?
1. 昔は、美人=おしとやかという図式があり、身体を鍛えることなど無縁だっ
たし、短パン姿などで肌を見せることもとんでもないと敬遠される社会通念が強
かったから(これはオリンピックの陸上800mで日本女性で初めて銀メダルをとっ
た人見絹江さんが経験談として語っている)。
2. 芸能界や音楽業界には美人がけっこうひしめいているので競争率が高いが、
スポーツ界ならそんなことはないので、スポーツ好きな美女はスポーツ界で花開
くべく、必死でがんばるから。
3. とにかく女が強くなったから。
4. とにかく可愛い子が増えたから。
というのがボクの無責任考察である。4はあまりにいい加減だろう、と自分でも
思うが、でも実感としてはたしかにある。食べ物のせいか、生活習慣のせいか、
はたまた「美人は何かと得である」という潜在意識がもたらす自然淘汰か、これ
はこれで考察に値することだろう。
さらに最近そこはかと思うのは、スポーツや音楽で活躍する女性に関西出身者が
多いのではないかということ。これについては調査した後にあらためてご報告し
たい。
2005.07.03
福岡智彦
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