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2005/10 | ||||||
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recommuni四方山話涼しかったので、久しぶりに自転車で出勤。Tシャツだと最初は肌寒いくらいだったが、少し走れば汗が出てくる。世田谷の自宅から四ノ橋のオフィスまで約45分。普段運動不足の身にはけっこう疲れるが、それだけ充実した気分になって心地よい。
昼飯が遅かったし、たっぷり食べたので、21:00ごろまで仕事をして帰途についたときもあまりおなかは減ってなかった。とは言え、寝るまでには少し食べたい感じ。若い頃なら迷わずラーメンである。「ラーメン小腹」な状態。だけど、寄る年波、そこに躊躇の天使が登場する。もうちょっとあっさりしたもののほうがよいんだよなー。ソバとかね。でも昼にソバ食ったし。家に帰って茶漬けでもやるか。あー、昨日もそれだったんだった。
のんびりペダルを踏み、涼しい風に吹かれながら、そんなことばかり考えてる。のんびり走ってても、やっぱり運動にはなってるらしく、徐々に空腹感は増してくる。
帰り道は天現寺から明治通りを恵比寿へ。恵比寿の一風堂が目に入る。ずいぶん人が並んでいる。渋谷橋を左に曲がって駒沢通り。恵比寿駅前を過ぎると、ラーメン香月。いやいや、ラーメンはダメ。
もう暫く行くと、恵比寿ラーメン。ああ、恵比寿ラーメンは久しぶりだなぁ。まったく恵比寿ってところは。でも駅から遠いから滅多に来る機会ないんだよね。せっかくだから、行ってみるか。躊躇の天使の声もついに消えうせて、わざわざ信号を渡って、道路の反対側にある恵比寿ラーメンに入ってしまった。
あーあ。また食っちまった。でも、まだこれから自転車に乗って運動だもんね。このカロリーとコレステロールを消化だ。
ペダルを踏む足に力が入る……。
2005.09.27
福岡智彦
おもちゃ箱をひっくり返したような、カラフル・ポップなサウンドはここでも絶好調。
後半は安定的に進んでいくが、そこで基調となっている、こもったような音のピアノが好き。
こういう楽しさをどう表現したらいいのだろう。
ジャンルは何にも当てはまらないし。
次々と変わっていく景色。絵画で言えば抽象画。たとえばミロの絵が時間とともにどんどん変化していくような感じ。
何が「porno」なのかも不明。
八重山の海人(うみんちゅ)安里勇。
潮にもまれた、これこそ「渋い」ノドと言うんでしょうね。
で、不思議に長〜い、唄い方。この曲4分半で、ほとんど唄部分なんだけど、詞はたったの4行です!
なんか、イメージ的に昔の近未来って感じがする。
金属製のサカナの形の噴水が出てくる映画の映像を思い出したのだが、そのタイトルを忘れた。ジャック・タチの映画だと思ってたのに、調べても、どうもそれらしきものがない。
危うさが魅力な曲です。
いきなり、ドアーズとナック(!)の合体みたいなイントロで笑っちゃうけど、トロンボーンが奏でるメロディーは、ほのぼのとしながらもせつない。
間奏の矢口さんのソプラノ・サックス・ソロもすばらしい。
ベースの中原信雄さんはあまり目立たない存在だけど、味わい深い曲をかくんだよね。
このアルバムを通してサウンドの中心となっている、低音の吹きモノは「YIDAKI(イダキ)」とクレジットされている。
アボリジニの楽器ディジリドゥみたいなものかな、と思ったら同じものだった。
なんか脳の内側に響いてくる感じ。
この曲はシタールとの競演。
渋谷駅から乗る井の頭線はいつも混んでいる。特に夏は暑いし臭いしイヤになる。そんなとき、限られたスペースに数が多すぎると魚は共食いを始めるという話を思い出す。都会の中心部は明らかに人の数が多すぎる。人間はさすがに共食いはしないだろうが、「誰でもいいから殺したかった」みたいなイライラ型の犯罪が近頃多いし、ものすごい形相で怒鳴りあったりしている光景はけっこう目にする。
満員電車や雑踏の中では、日常的に誰しもが相当イライラ来てると思う。もしたとえば、電車内でぶつかってきた人に「気をつけろよ」とでもボソッと言ったりしたら、間違いなく「なんだとぉ」となり、少なくとも殴り合い寸前まで行くことは確実そうな、そんな不穏な空気がいつも漂っている気がする。なんだか荒んでいる。
自転車を駅前の駐輪場に止め、チケットを買おうとしたら、販売機に先約のおばさんがいた。通勤時で、電車の時間が迫ってるから、心の中では舌打ちをする。ちょっとイラっとしていたら、買い終えたおばさんがボクを見て、
「お待たせして、どうもすみません」と言ってくれた。
「あ、いえ…」と返したつもりだがモソっとした声で、聞こえたかどうか。
おばさんの一言で、ボクのイラつきなんか、今ハヤりの「ちっちぇーなぁ」という気分になった。こういう言葉なんだよな、必要なのは。言葉ひとつで人の気持ちは全然変わる。
このケースで、おばさんが無言で立ち去ったら(そういう場合が多いけど)、ボクはイラっとしたまま、まあ10分後には忘れる単なる平凡なひと時だろうし、もしボクがイヤなヤツで、おばさんに「早くしろよっ」なんて罵声を浴びせたとしたら、おばさんは非常に気分を害しただろうし、怒ってわざとゆっくりしたかもだし、気の強い人なら「余計なお世話だよ」なんて言い返したかもしれず、こちらも不愉快さがエスカレートしただろう。
言葉は気持ちを表す、と考えるのが普通だが、言葉が気持ちを動かすのは確かだから、まず言葉、「すみません」とか「ありがとう」、たとえ本気で思っていなくても、それを言うことで相手の気持ちがなごみ、それがこちらにも返ってくる。逆もまた真。イヤな言葉は人間関係を簡単に破壊する。
アメリカとかへ行くと、ちょっとぶつかったり、ぶつかりそうになったりするだけでも、「Excuse me」を連発し、何かちょっとでもやってもらうと「Thank you」を連発する。おそらく「握手」と同様、多民族国家の人間関係をスムーズにするための習慣だと思うが、多民族ではない日本も、これだけ人が密集している以上、潤滑油としての「すみません」と「ありがとう」がすごく必要になってきていると思う。
やはり通勤時のこと、バスで、小学生の男の子が降りるとき、大きな声で「ありがとうございましたっ」と言うのを見た。運転手さんもマイクで「どうもありがとう」。これでイヤな気分になる人なんていない。他の乗客もみんな、少し晴れやかな気持ちになったんじゃないかな。
なんだか道徳の時間みたいなこと言ってるようだけど、でもいつもこういう言葉をかけあっていたら、きっと「誰でもいいから殺したい」ような人はいなくなると思うよ。
2005.09.11
福岡智彦
“eEYO(イーヨ)”のギタリストだった山口順の、何年かぶりの(本人は100年ぶりって言ってたけど)ライブの後、晩ゴハンがまだだったので、吉祥寺の「一風堂」というラーメン屋に一人で入った。そこで、近頃には珍しい、いい感じの女性店員さんに出会って、ちょっと感動したという話。
「一風堂」はいろんなところにある有名人気店だから、ここもまあ混んでて少し待たなくてはいけなかったが、20歳前後と思しき若い女店員さんから、まずは相席でもよいかと訊かれ、よいと答えたが、そのときちょうど2人掛けのテーブルが空き、すぐ片付けますからそちらへどうぞ、と言う。
混んでるラーメン屋は一人客がテーブル席に座るのを普通嫌がる。まして客が相席をOKしているのに、あえてゆったりした席のほうを勧めるなんて見上げた心がけだ。早くも好感度が上がったが、この時点ではこれは店の方針で、こういうところもこの店の人気の秘訣なのだろう、などと思っていた。
で、座って注文。ビールと「赤丸」(赤丸はここのラーメンの2大種別のひとつで、もちろんもう一種は「白丸」。赤のほうがこってりで辛い)。そしたら彼女が「ビールを飲みながら少しゆっくりなさいますか?それともすぐにラーメンもお持ちしましょうか?」と訊くではないか。
これには驚いた。だってここは次々と客が来る人気ラーメン店だ。薄利多売は言い過ぎかもしれないが、客の回転を上げて少しでも数を稼ごうとするのが普通である。客だってうまいラーメンが食えればよいんであって、サービスになんか期待してはいないだろう。プラス、彼女自身も忙しく立ち動いてけっこう疲れているはずだ。それなのにこんな丁寧な接客をしてくれるとは!
しかしおなかが減っていたボクは、そのせっかくの気遣いも無にして「すぐ持ってきてください」と即答してしまったけど。
彼女のすばらしいところは、それがまったくマニュアルっぽくなかったところだ。「ポテトもご一緒にいかがですか?」というのとは次元が違う。ごく自然に自分の言葉で語っていた(ように思えただけ?…いや、ぜったいそうだ!)。必要以上に愛想よいわけじゃないし、かと言ってもちろん無表情ではない。丁寧でありながら、気が置けない態度と口調。
考えてみると今の時代、接客でも商談でも近所づきあいでも、こういう態度で相手に接することができる人は、きわめて少ないんじゃないか。マニュアルだったり、打算的だったり、慇懃無礼だったり、単に失礼だったり。
彼女との会話はそれと、あと食べ終わった後のレジでの「ごちそうさま」「ありがとうございました」だけである。でもこのたった数語の会話のおかげで、ボクの心はすごく和やかになった。
こういう若い子がいるなら日本もまだだいじょぶだ。
でもあんまりいないよなー……。
もうちょっといてほしいなー。
2005.09.03
福岡智彦
コメント
お茶漬けならすぐできそうです。
やや、こんな時間、我慢です。
自転車通勤楽しいですよねー。
危ないのですが、MDで音楽聴きながら自転車通勤していた時期があって、その時に聴いていた曲を今聴くと、自転車でカーブを曲がった瞬間な気持ちになります。あの感覚は不思議です。
今の時期なら、日々鮮やかに変わっていく景色を楽しめそうですね。
レコロケ2、終えて安堵感の今日も秋晴れ。自転車も考えたけど、ちと疲れてるのでパス。
こういういい気候の日々は少ないんだけどねぇ…
スタジオには僕も自転車で通っています。
私の活動拠点は都内ではないので、いい大人が平日の真昼間に自転車でうろうろしているのは、若干怪しいみたいです。
コンビニとかに寄ると「お休みですか?」なんて言われて、
「はい!」といってしまいます。
都内で仕事していたときは、
仮ミックスを車で聞きながら帰るのが、定番でした。
でも今は、家に帰って聞いてます。
ラーメンはむしろ都内に車で行ったときに食いたくなります。
帰宅路線が、僕の住んでいた祐天寺近郊なので、よくわかります。。。。
最近は都内のうまい店に行ってません。
今度飲みましょう!
相変わらずいい感じなので、
うれしくなります!
追加です。
うちもプリウスにしてしまいました。
ハイブリッド!
コガネムシみたいな色・・・
ちなみにまだぶつけてません。
9月中旬に納車されて、
現在リッター27、1kmで頑張ってます。
都内ではいかがですか?
コガネムシみたいな色ってありましたっけ?見たことないなぁ。
うちのはくすんだ青、灰青って言うんですかね、です。