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(2004年12月09日の日記)
今年三月で会社を辞め、のんびり悠悠自適な生活を送ってきた。そのまま一年ぐらいは仕事をせずにお気楽生活を続けようと思っていたのだが、なかなかそううまくはいかないもの。ちょこちょことお手伝い程度にやっていたシステムコンサルの仕事の依頼が夏ごろから急に増え、元々そういった仕事が嫌いで辞めたわけではないこともあり(要は仕事が好きなんかな?)、気が付けば結構な量になっていた。
そんな中、時同じくしてその仕事とはまったく別に、何人かの人たちと新しい会社を作った。「レコミュニ」という音楽配信サービスを運営する会社である。(興味のある方はレコミュニのサイト(http://recommuni
簡単に言うと、mixiやGREEのようなソーシャルネットワーク(SNS)といわゆる音楽配信を合わせたようなサービスで、サイト内会員同士で好きな曲を奨め合い、そのままその曲をダウンロード購入できるというもの。曲をおすすめする際に自分の持っているCDからmp3に落としたファイルをアップロードするようになっているため、本質的にはP2Pに近いものがある。
P2Pといえば、どうしても違法ファイル交換をイメージしてしまうが、レコミュニでは、その曲の権利者が許可したものしかダウンロードできないようになっている。また、従来の音楽配信サービスと違って、よりP2Pに近い点として、DRM(要するにコピーガード)のないmp3ファイルで交換できるということだ。これは権利者に許可をもらう際のハードルなっている(特にメジャーレーベル)が、僕たちがかなりこだわったことでもある。DRMってものすごく使いにくいことが多いからだ。お金を払ってダウンロードしても、ダウンロードしたPCでしか聴けなかったり、iPodなどの携帯プレーヤーにも入れられなかったり、CD-Rに焼いたりしてカーステレオで聴いたりなんもできないとか、結局音楽を楽しむ機会を奪うこと甚だしいのだ。mp3ならそういうことが自由にできる。
自由にできるということは、責任も伴う。つまり違法にばらまかないという責任だ。やろうと思えばいくらでもコピーして人に配れるし、いわゆる違法ファイル交換に乗っけることも可能だが、DRMはそういったことを仕組みでガードするに対し、レコミュニでは参加者の良心にゆだねるという考え。守る者と破る者の対立という構図に陥ってしまった音楽を、もっと気軽に楽しめるものという本来の姿に戻したいというのが僕たちの基本思想なんだ。
。。。とまぁ熱い想いで語ってしまったが、始めてみると何かと理想と現実のギャップに苦しむことも多々あるけど、僕としてはそういったことも楽しみながら、ぼちぼち形にしていければなと思いつつ、ついつい没頭してしまって自ら忙しくしてしまう毎日だったりする。
で、要は、こんなことしていてここしばらく日記サボっていたという言い訳でした。チャンチャン。
P.S. レコミュニについてはこのblogでも追々語っていくことになるだろうな。
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