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MAL Antenna - recommuni version2007/4 | ||||||
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しばらく前はネット上の音源巡りばかりしていたが、その後なんとなく音楽モードから読書モードに移行。時期を同じくして種子島、屋久島へちょっと旅行。極めて降水確率の高い地域らしいが、幸運にも全く雨に遭わず。
種子島で驚いたのは、タバコの自動販売機が成人カードオンリーになっていたこと。東京都内では2008年に導入とされているシステムがパイロット運用されていたらしい。これは知らなかった。要はSuicaのように個人登録したカードにチャージしておき、それで購入する仕組み。未成年への販売を食い止めるためというのは恐らくは表向きの理由で、いよいよ減ってきた喫煙者を個体管理するためのものなのだろう。このカードをアクティブに使っている人間に対して個別にアプローチ可能になるだろうから、もしかするとカードを使っているとタバコを止めるよう促すDMが届いたりしそうだ。筒井康隆の短編「最後の喫煙者」はいよいよ現実化する方向へと加速していることを実感する。私自身は個体管理される積もりは毛頭無いので、カードを持つ積もりはない。
今国会での審議状況は目も当てられない状況となっているらしい。むちゃくちゃな法律がどんどん出来ていく。小学生を少年院に放り込み、親としての仕事に国家が口を出す。10人しか投票しなくても6人が賛成すれば憲法が改正できてしまうなどという欠陥投票法まで成立してしまった。残りの日程で、またぞろ共謀罪が審議に入る危険も残っている。参院選を待たずに、ナチスや現在の北朝鮮以上の国家統制管理国家になってしまうかも知れない。
数ヶ月続いた音楽モードから読書モードへの揺り戻しが始まった。マイケル・ムアコックのエルリック・サーガとキャロル・オコンネルの著作を読みかけで中断していたのを再開。すると計ったようにムアコックのエレコーゼも復刊開始。創元からはブラス城年代記も復刊中なので、まもなく一通り手元に揃うだろう。ルーンの杖秘録も復刊済みだし、残るは紅衣の公子コルムの復刊か。
「白い果実」が印象的だったジェフリー・フォードの新刊「記憶の書」が出たのをきっかけに、既刊「シャルビューク夫人の肖像」と「ガラスの中の少女」も揃える。「シャルビューク夫人の肖像」は大傑作とまでは言わないが相当面白い1冊だった。
10年ほど前にアフタヌーンに連載され、中断されたまま単行本にもなっていなかった荒巻圭子の「ジェノムス」がオンデマンド出版で刊行された。
割高なオンデマンド出版だが、この作品については知ってすぐに注文した。1巻は所持しており、雑誌掲載分の切り抜きも持ってはいるが、それでもこの作品は本の形で手元に置いておきたかった。オンデマンド本を購入したのはちなみにこれが初めて。しかし原稿所在不明とのことで雑誌からの復刻。かつ、おそらくは話の中間を過ぎたあたりでの中断・未完作品という点が誠に惜しい。荒巻氏は既に商業漫画家廃業を宣言されているので、完結しない可能性が高いかも知れない。誠に惜しい。
新刊の「違法コピー職人たち〜誰も語れなかったパソコンの黒歴史」が大変面白い。これはPCユーザーの生態に関する重要な史料と言ってよいと思う。コンピュータの歴史に興味がある方なら必読。
新書「アグネス・ラムのいた時代」が届く。リアルタイムではまったく追っていなかった分野だが、最近レコミュニにもアグネス・ラムのグループが出来たことだし(笑)、この機会にちょっと勉強しておこうかと(笑)。
遠藤淑子の新刊「ピーチツアー」。桃太郎の孫娘(笑)を主人公にした物語。題名だけで笑える。
河あきらの「Wonder」、やっと6巻が出た。でもこれ2005年掲載分なんだよね。なぜか単行本あと2冊分くらい遅れてる。5巻のあと妙に間が空いてしまった。以前の作品「お姉さんといっしょ」という作品は完結部の3巻目が単行本出ずじまいという事態もあったため、用心して雑誌掲載分は切り抜き保存してあるのだが・・・。面倒だから、ちゃんとコンスタントに本にして欲しいです・・・・。
大矢ちきの作品が文庫で出ているのだが、これ置いている書店が少ない。「キャンディとチョコボンボン」は買えたのだが、「おじゃまさんリュリュ」はあきらめてAmazonで注文することにした。
ロレンス・ダレルの小説、アレクサンドリア四重奏の第二部「バルタザール」、もう出ているらしい。これも小さな本屋だと見かけないなあ。合わせて注文しておくか。
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